?「ふぁーあ.....」
オッスオッス、アートやで。
今俺は自分の家に居る。
残念ながら今日はゲームをするつもりは無い。
なぜなら.....
「.....流石に今日は行かないとな。」
今日はある用事が入っているのだ。
といっても何時来ても良いと言われているが。
流石に一週間も開けてしまったので行かないと自分的にヤバイのである。
という事で俺はさっさと朝食を済ませて愛用のバイクを動かしたのであった。
「ふぃー.....やっと着いた。」
此処は横浜港北総合病院。
何故病院に来ているのかというと.....
「えーと.....確か受付に言えば良いんだよな.....?」
ある人に会いに来たんだ。
という訳でそのまま受付に事情を話して待っていると.....
?「やぁ!久し振りだね!」
「ホントすいません.....こんなに日を空けてしまって.....」
この見るからに温厚そうな人は倉橋先生。
ある病気を持った子達の看病をしている人だ。
倉橋「別に大丈夫だよ。僕としては君みたいな
「それを言われると恥ずかしいんですが.....」
本当に恥ずかしい。
これは自分のお陰じゃなくて
っと。こんな事話してる場合じゃなかったな。
「あの.....」
倉橋「おっと、話さなくても解るよ。じゃ、行こうか。」
さて、何処まで侵食されているのか.....
「.....此処か。」
しばらく歩いているとある病室が目に見えてきた。
其処の扉を開けると窓ガラスが張られていてその先には機械に繋がられている少女達が居た。
倉橋「さて、此処がそうだけど.....呼んだ方が良いかい?」
「いえ、大丈夫です。一目見るだけで良かったので。」
そうだ。まだ話さなくて良い。話すのは了承を取ってからだ。
そうして俺と倉橋先生は病室にある椅子に座った。
さてと最初から本題に入るか。
「それで話って何ですか?」
そう、俺はこの人に話を聞きに来たのだ。
内容までは聞けなかったが。
倉橋「ええーとね.....単刀直入に言うけど良いかい?」
「?.....別に大丈夫ですけど.....」
倉橋「ありがとう。話っていうのはね。
彼女達を救ってほしいんだ。」
「彼女達.....紺野
倉橋「!!.....名前を知っているということは.....」
「ええ。AIDSですよね?彼女達。」
そうだ。彼女達━━木綿季ちゃんと藍子ちゃん━━はAIDSという病気を持っている。
AIDS。日本語表記では“後天性不全免疫症候群”と言われている。
簡単に言うと免疫力が下がってしまう病気だ。
今の科学なら治すことなど容易い。
しかし彼女達が持っているAIDSは薬に対して耐性があるものだった。
そこで倉橋先生は彼女達にある相談を持ち掛けた。
『VR被験者になってみないかい?』
倉橋先生が持ち掛けた事。
それは医療用VR機器━━メディキュボイド━━を使って延命するというものだった。
メディキュボイドはVR機器の中でも医療用の機械だ。
それを使用するというのが倉橋先生の考え。
木綿季ちゃんと藍子ちゃんはこの持ち掛けに首を縦に振った。
だが、それでも彼女達は治らなかった。
そこで、俺を最後の希望として話を持ち掛けたということだ。
倉橋「そこまで知っていたとは.....なら、尚更頼めるかい?」
「.....何故俺みたいな奴に?」
倉橋「なんでってこの
先生がここまで言うなんて.....
俺が出す答えは一つだけだ。
「安心して下さい、先生。
俺は
倉橋「なっ.....本当かい!?」
「ええ。そうじゃないと
ああ。こいつ等だけ助かっても友達が居ないんじゃ悲しむだけだからな。
問題は何時切り出すかだけど。
倉橋「ありがとう.....!これでまたこの子達に希望を見せる事が出来る.....!」
「希望だなんて大げさですよ。さ、それじゃ早速家に帰って方法を探してきます。」
倉橋「ああ!これから宜しく頼むよ!!」
「ええ。こちらこそ。」
彼女達は絶対に助ける。
たとえ.....
自分を犠牲にしても。
今回はアート君のリアルでの決意回でした。
え?名前が出ていないって?
流石に出すのは早いと思いました。
別にまだ思いついていないとかじゃないからね!!