出来るだけ、頑張ります.....
「.....は?何で.....無傷なんだよ?」
命令を下したサラマンダーの男は動揺を隠せなかった。
無理もない。高威力の魔法をぶつけたにも関わらず、傷一つ無かったのだから。
それでは、何故無傷だったのか。リプレイという形でお見せしよう。
「よし、行けぇぇぇぇ!!」
色鮮やかな魔法が撃ち放たれる。
その数、およそ15。
キリト「まずは俺からだな。.....行ってくる。」
アート「おう、行ってら~。」
その言葉と共に突き刺していた剣を抜く。
そして、回転させながら肩に乗せ、ソードスキルを開始する。
“片手剣7連撃SS デッドリー・シンズ”
そのまま青く光る剣で━━━
キリト「.....シッ!!」
━━━
しかも、一度だけではなく、次々と斬っていく。
そして、ソードスキルが終了する時に彼はこう叫んだ。
キリト「スイッチ!!」
アート「任せろ!」
すると、彼を通り越してアートが出る。
その手に持つ刀の刀身は赤く染まっていた。
“刀8連撃OSS 鎌鼬”
そのまま、キリトと同じように魔法へと接近していき━━━
アート「でやぁぁぁ!!」
━━━
.....魔法って斬れたり跳ね返せたり出来るモンだっけ、と思った作者である。
とまぁ、これが無傷だった理由である。
アート「.....という訳だ。解ったか?」
「.....は?何だ、それ.....」
どもども、お久し振りでござる。アートだお。
今、さっきやった事をサラマンダー野郎に説明したんだけど、嘘つけって顔された。何で?
「.....と、兎に角アンタらは敵なんだ!やれぇぇぇぇ!!」
「「「ウォォォォ!!」」」
んな、無茶苦茶な。
いきなり話題逸らしたぞコイツ。しかも言い訳が成り立ってねぇし。
.....ま、いっか。取り敢えず今は.....
アート「行くか。ちゃんとついて来いよ?」
キリト「それはこっちの台詞だ。.....最初から全力で行くからな。」
アート「了解。」
その言葉と共にアートが駆け出す。
しかし、ソードスキルを発動させていない。否、出来ない。
何故ならば、
アート「.....ええと、何処に.....あ、あった。」
しかし、それもほんの一瞬。
メニューを閉じた次の瞬間━━━
アート「うらぁぁぁ!!」
━━━
そのまま、脚に力を込め、高く跳躍。
そして、集団に向かって回転しながら突撃する。
「調子に.....乗んなぁ!!」
しかし、彼の後ろから刃が迫る。
だが彼は目を向けない。当たり前だ。
キリト「ハッ!!」
「!?...グァァ!?」
こちらにはあの黒の剣士が居るのだから。
SAOをクリアした勇者と、事情は解らないがオレンジから恐れられた英雄が組むのは何を意味するのか。
それは.....
アート「さてと、蹂躙される覚悟.....出来てるよな?」
━━━蹂躙を意味する。