あ、突然ですが、ユーザー名を『おうどんたべたい』から『artisan』に変えました。
今後ともよろしくお願いいたします!!
アート「うし、行くぞ!!」
その掛け声と共に二つの影が飛び出す。
ユウキとノリだ。
「「でやあああ!!」」
それぞれの足をソードスキルで攻撃する。
無論、二人にヘイトが向くが....
「ガァァァ.....!?」
突如として、頭に衝撃が響く。
驚きながらその方向を見るが、そこには誰もいない。
「グルルルル.....ガッ!?」
またしても後頭部にダメージ。
一体何処に居るのだ、と周りを見渡す。
姿が見えないのも無理はない。なぜなら.....
アート「ふっ!」
「ギアアア!?」
正体はアート。
素早さが活かせる短剣でひたすら速く、そして重い攻撃を当てていたのだ。
姿を見れた巨人はそのままスキルを発動。
それにより、アートは吹っ飛ばされる。
が、
「うぉぉぉぉ!!」
今度は両足に重い攻撃。
タルケンとジュンである。
どうやらアートは囮だったようだ。
即座に二人を足で蹴っ飛ばす。
そのまま連続でダメージを与えようととするが━━━━
「グッ!?」
顔面に三つの氷弾が当たる。
勿論、
巨人はそのままスタン状態になる。
これだけ見れば優勢。しかし、アスナとアートの顔は苦悶の顔だ。
アスナ「アート君.....!」
アート「ああ.....結構
彼らが言った事は実際そうだった。
あれだけの攻撃をしたにもかかわらず、巨人のHPは三分の一も減っていなかった。
アスナ「弱点は.....多分.....」
アート「十中八九、胸の宝石だろうなぁ.....だけど、あそこまで跳べる奴は居ないぞ?」
そこまで言って彼らはうーん、と悩みの種を持ってしまった。
そんな彼らの元に.....
ラン「それなら、考えがありますよ。」
アスナの隣で聞いていたランが意見を挙げた。
アートは目を丸くしながら彼女に聞いてみる。
その内容は━━━━
アート「.....よし、行くか。準備は出来てるな?」
ランの考えが一番良い通り道だったので、それで行く事にしたようだ。
アートは今一度、両手剣を握りしめる。
因みに、アートが話しかけたのは━━━━
ユウキ「うん!バッチリだよ!!」
━━━━
作戦の内容はシンプルだ。
アートがユウキを投げ飛ばすというもの。
彼が巨人の前まで近づき、そのままユウキを投げ飛ばして弱点部位を破壊するのだ。
アート「うし、じゃあ行くぜ。う...らぁぁぁぁぁ!!!」
何という馬鹿力。
流石は両手剣を片手で持てるだけある。
走るスピードも通常より少し遅いだけ。一体どれだけSTRに振り分けたのだろうか。
「グガァァァ!!」
その直後。巨人がそれを阻止しようと、道を阻めてくる。
だが、それは予想内だ。
何故なら.....
テッチ「やらせねぇ、よ!!」
彼が手に持つ大盾で攻撃を防ぐ。
そのままアートは、寧ろスピードを上げながら距離を詰めていく。
.....しかし。
「ギャァァァ!!」
巨人は強引にテッチを吹き飛ばし、またもや攻撃を仕掛ける。
しかもソードスキル発動中だ。一体どれ程壊されたくないのだろうか。
だがしかし、それも無意味に終わる。
ジュン「止めるッ!!」
“両手剣2連撃SS ブラスト”
今度はジュンがソードスキルで太刀打ちする。
そのせいで巨人はウィーク状態に陥る。
「ガ.....ァァァ!!!」
しかし、巨人は最後の足搔きの如くブレス攻撃を放つ。
それこそ、予想外だったので、アートとユウキは煙に包まれた。
アスナ「アート君!ユウキ!!」
煙が晴れ、中から出てきたのは.....
アート「ウラァァァァ!!!」
「!?」
アートだ。
彼はソードスキルを発動してそのまま突っ込む。
“両手剣単発SS アバランシュ”
「グ、ガァァァ!!」
巨人は当たる直前で受け止めた。
しか、受け止めた瞬間に疑問に思った。
『小娘は何処に行った?』と。
答えは明白だった。
ユウキ「でやあああ!!」
空から紫色の光を纏いながら降りてくる。
狙うは胸の宝石。
ユウキは自身が持つ、最高の技を発動した。
“片手剣11連撃OSS マザーズ・ロザリオ”
11の刺突が巨人の胸に殺到する。
それぞれ五つの突きでクロスを描くように。
.....そして。
最後の一撃は━━━━
ユウキ「届けぇぇぇぇぇ!!!」
━━━━見事に宝石を打ち砕いた。
彼らの画面にはこう映っているだろう。
『Congratulation!!』、と。