生存ルート:7票
死亡ルート:1票
両方:1票
となっています。
締切は、今日の20:00までです!
アスナ「ユウキ、ランちゃん.....!!しっかりして.....!」
ALO内にある大樹にて。
一人の涙声が発せられる。
それもその筈。二人の少女がその生涯を終えようとしているのだから。
ユウキ「アスナ.....」
ラン「ごめん、なさい.....」
笑顔で謝るも、それには余裕が含まれていなかった。
当然だ。激痛は走っていないものの、動く程の余裕は既に存在していなかった。
キリト「アートはまだなのか.....!!」
勿論、キリト達も居る。
彼は血が流れそうな程に手を握った。
当たり前だ。幾ら何でも早すぎる、と思ってしまうのも無理はない。
.....と、そこへ。
アート「ラン!!ユウキ!!」
アートが到着した。
それを見たジュンは彼へと突っかかる。
ジュン「テメェ!!話が違うじゃねぇか!!」
アート「こんなに早いなんて思わなかったんだよ!!.....ああ、クソが!!」
どうやら彼も相当焦っている様子みたいだ。
頭をガリガリと掻きながら、何かを呟いていく。
アート「(クソッ.....クソッ.....!幾らなんでも早すぎだろ......!?)」
今、俺はかつて無い程、焦っていた。
本当に早すぎる。一体、何で.....
アート「(考えろ、俺.....!まだだ。まだ.....)」
ラン「もう.....いいです......」
アート「.....は?」
ラン「やっぱり.....無理なんです.....だから、もう.....」
.....何やってんだ、俺は。
言ったろ。『たとえ、自分を犠牲にしても』って。
なのに、何だ?コイツらにこんな事を言わせて。
与えるんじゃ、恐らく助からない。
それに、今こそ
だから、俺は━━━━
アート「.....まだ心の準備が出来てないんだけどな.....」
ジュン「へ?何言って.....」
アート「あー、こっちの事情だ。
で、ラン、ユウキ。
その言葉に二人は疑問の色を浮かべる。
が、すぐに首を縦に振った。
それに、彼は.....
アート「.....うし。じゃあ、やるか。」
そう言って、立ち上がる。
それはまるで、
アート「.....システムログイン。ID:『
キリト「!?そのIDは━━━━」
キリトが驚愕の声をあげるが、彼はそれに構わずメニューを開く。
その色は普段と違い、管理者用のメニューだった。
何かを操作し、嘗てないスピードで打った所で口を開く。
アート「倉橋先生!!聞こえますか!!」
すると、大樹周辺で男性の声が響いた。
『え、ど、どうしたんだい!?』
アート「時間がないッ!!早く
『!?それでは君が.....』
その言葉にアートは一瞬、迷う。
が、すぐに振り切り、場を震わせる程の声を発した。
アート「ッ.....なら、アンタはコイツらを死なせたいのか!!?
それに言っただろ!?覚悟は出来てる、ってさぁ!!?」
『!!.....分かった。今すぐ始めるよ!』
そう言って、通信が切れる。
そして、アートは二人の傍に座り、語り掛けた。
アート「.....もうちょっとだけ待ってくれ.....!
これが終われば、もう
それは最早、懇願の様だった。
こんな彼の姿を誰が予想しただろうか。
.....そして、2分が経過した時。
ラン「.....? 体が軽くなって......」
なんと、先程まで苦しそうな状態だった彼女が起き上がった。
ユウキも同様に、困惑しながらもいつもの状態に戻っていた。
アート「.....間に合った、か.....」
それと同時にアートはへなへなとへたり込む。
ラン「!? アートさ.....」
その言葉は最後まで言えなかった。
理由は単純。
彼に抱き着かれたからだ。
アート「よかった.....本当によかった.....!!」
大粒の涙がこぼれ落ちる。
それに釣られて、皆も泣き始める。
『二人が死ななくて良かった』、と。
だが、彼女達は元々、死ぬ事が運命であった。
それを覆した代償はとても大きいという事を彼らは知ってしまう。
そして、それが遠くない事も。
一応、言っておきますが、このシーンでは既にユウキはアスナに『マザーズ・ロザリオ』を渡しています。描写が書けなかったんだ.....すまない.....