Diavolo Bianco   作:Artisan

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アンケートの結果が決まりました。

結果は.....


生存ルート:9票

両方:1票

死亡ルート:1票



と、なりました。
よって生存ルートを書く事にします!!
アンケートに協力してくれた方々、有難うございました!!


Episode.28 願い

ユウキ「.....。」

 

スリーピングナイツのギルドホームにて。

そこにはラン達だけでなく、キリト達も居た。

 

あれから、アートは意外にもすぐに泣き止み、そのままログアウトした。

彼女達には『取り敢えず、皆でギルドに集合していてくれ。』と言ってから。

そう、言ったのだが.....

 

 

ユウキ「.....来ないね、アート。」

 

 

ラン「.....忙しいのよ。慌てて来たみたいだったし。」

 

 

キリト「そうさ。だから、そんなに心配しなくても良いよ。」

 

 

ユウキ「.....うん。」

 

そう言われるが、ユウキは不安を隠せなかった。

そして、それは皆も同じ状態だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、その時。

 

 

アート「よ、遅くなったな。」

 

 

「「「「 アート!! 」」」」

 

やっと帰ってきた。

その顔に苦笑が塗られるが、今はそれどころじゃない、と言わんばかりに近寄る。

 

 

クライン「何やってたんだ、アートよぅ!!」

 

 

アート「イッテ.....色々手続きをしてたんだよ。

.....で、皆。ちょっと退いてくれ。」

 

そう言って、彼は歩いて行く。

その先にはランとユウキが居る。

彼女達の前まで行くと、彼は━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アート「.....すまなかった。」

 

━━━━()()()()()

一瞬、静寂が場を包み込み、そして.....

 

 

ラン「え、えぇぇぇ!?な、何で、謝ってるんですか!?」

 

 

ユウキ「何も悪い事してないよね!?」

 

二人は慌てて手を振る。

ま、そうだろう。何せ、謝られるんじゃなくて、状態を気にされるかと皆は思っていたのだから。

すると、アートは重い表情を浮かべながら、口を開いた。

 

 

アート「.....いや、悪い事をした。

お前らは絶対救うって言ったのに、あんな苦しい思いをさせてしまったんだ。

ホントはこんな物じゃ済ませられないけど.....!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラン「何言ってるんですか?」

 

 

アート「え?」

 

 

ユウキ「アートはボク達を助けてくれたんだよ?

寧ろ。ボク達が頭を下げないといけないのに。」

 

それを聞いたアートは目を丸くした。

そして.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アート「.....なんじゃそりゃ.....」

 

━━━━一気に萎んだ。

どうやら相当参っていたようだ。

 

 

ラン「ま、まぁ兎に角話を聞きたいんですが.....」

 

 

アート「あ?ああ、そうだったな。」

 

さっきの状態から一転、近くにあったソファーに座った。

そして、深々と座り、手を組む。

 

 

アート「さーてと。どっから話すかなー.....」

 

 

キリト「取り敢えず、ユウキ達がどうなったのか教えてくれないか?」

 

 

アート「おう、分かった。」

 

そして、プレイヤーの顔から医者の顔へと変わる。

皆も真剣な表情で彼の言葉を待つ。

アートが開いた言葉は.....

 

 

アート「率直に言うぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラン達の病気は治った。現実世界でも()()()()()()で動ける程な。」

 

 

ユウキ「!!」

 

 

ラン「ほ、本当.....ですか?」

 

 

アート「こんな時に噓吐く奴なんか居ねぇよ。」

 

その言葉はランとユウキを崩れさせる言葉で間違いなかった。

声こそ上げていないものの、その目には大粒の涙が浮かんでいた。

.....が。

 

 

ジュン「ちょ、ちょっと待ってくれ!?」

 

ジュンが疑問を問うように声を発する。

 

 

アート「ん?どうした?」

 

 

ジュン「リハビリ無しってどういう事だよ!?

もしかして、お前.....」

 

 

アート「あー、それ以上は言うな。ちゃんと説明してやるから。」

 

そして、もう一度、皆へ顔を向ける。

.....大きな溜息を吐いてから。

 

 

アート「ラン達をどうやって治したのか、気になる所だよな。

.....身体が少々特殊でな。俺の血にはどんな病気でも治せる細胞が流れているんだ。

俺はそれを使って、治した。」

 

その発言に皆は驚く。

無理もない。そんな身体を持っている人など、聞いた事がないからだ。

だが、一人だけ違う反応をしていた。

 

 

キリト「.....それって、病人の血を摂取したのか?」

 

 

アート「ああ。そうじゃないと、効果が薄いからな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト「なら、デメリットは何だ?」

 

 

「「「「 !? 」」」」

 

 

アート「.....別にないk「噓を吐くな!!」.....!」

 

 

キリト「強力な能力ほど、代償が大きい。

それは誰もが知ってる事だ。だからこそ、知っておくべきだ。.....頼む。話してくれ。」

 

.....今、アートの頭には二つの意見が争っていた。

“言う”か“言わない”か。.....ま、結局、言わなければいけないのだが。

アートが決めたのは.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アート「.....分かったよ。話せば良いんだろ。」

 

 

キリト「ああ「但し!」.....?」

 

 

アート「これを聞いて、()()()()()()?」

 

その言葉に皆は首を傾げる。

それを待たずにアートは言う。

.....日常を壊してしまった、最悪の言葉を。

 

 

アート「説明は後でするから、率直に言うぜ?俺.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ死ぬんだわ。」

 

現実はそう、甘くない。

 

 




生存ルートだよ?
イチャイチャはまだ出来ないかもしれませんが、取り敢えず生存ルートです。取り敢えず。
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