Diavolo Bianco   作:Artisan

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文中で擬音を使ってみました。
嫌なら感想欄で呟いてください。良くても呟いてください。そして評価ください。(涙目)


Episode.30 よくある系クエスト

余命があと数日となってしまったアート。

しかし、彼はその余命をVRに使う事を決意した。

そして、これから話す物語達はそんな中で起きた話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アート「暇だなぁ.....」

 

 

ユウキ「だなー.....」

 

現在、アートは暇を持て余して居た。

因みに場所はいつも通り、ギルドホームだ。

 

 

ラン「アートさん.....そんな事してるから、ユウキが真似するんですよ?」

 

 

アート「そう言ってもなぁ.....」

 

 

ユウキ「言ってもにゃー.....」

 

 

アート「このー.....!可愛い奴ー.....!」

 

 

ユウキ「うにゃー.....!」

 

全くもって不.....ゲフンゲフン、いつも通りである。

アートがユウキで遊んで彼女は目を竦める。最も、普通ならこんな状況にならない筈なのだが。

そんな事を言っている内に、ユウキが思い出したように言った。

 

 

ユウキ「そう言えば、前にクエストが出てたよ?」

 

 

アート「え、マジで?どんな奴だ?」

 

 

ユウキ「なーんか、誰もクリアしてないらしいね。それも序盤でゲームオーバーしてるっぽい。」

 

 

アート「.....いいねぇ。うし、行ってくる!!」

 

 

ユウキ「あ、ちょっと.....」

 

そう言って、ぴゅー、という効果音が似合うように駆けていった。

一回止めようとしたユウキの声も聞かず。

 

 

ラン「どうしたの、ユウキ?」

 

 

ユウキ「いやー.....そのクエストって.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中で止められないんだよね.....」

 

 

ラン「.....えっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、アート視点では。

 

 

アート「此処か.....」

 

もう着いていた。

.....ユウキさん、ご愁傷様です。

 

 

アート「.....にしても、デカいなぁ。意外と長いクエストなのか?」

 

派手な飾りが施されている扉の前に立つ。

色々呟きながらもアートはその扉に手を触れる。

 

 

 

その瞬間。

 

 

 

ズズズ.....!

 

 

アート「へ!?す、吸い込まれる!?」

 

何と、扉に吸い込まれていくではないか。

一瞬驚き、すぐさま手を引くがびくともせず、逆に引き込まれる力が増していく。

.....そして。

 

 

 

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アート「え、重力が.....のわぁぁぁぁぁぁ.....!!!」

 

突如、下から前へと変わった重力を感じながら叫び、落ちていく。

その時、クエスト発生の音が鳴った事に、アートは気付かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アート「.....あー、調子狂うなぁ.....」

 

強く打ったのに痛まない違和感を感じながら、立ち上がった俺。

周りを見渡すと、何処も彼処も闇、闇、闇。つまり、真っ暗だ。

 

 

アート「何だ此処。何か不気味だな.....」

 

その言葉を発した瞬間。

 

 

 

突然、存在していたらしい蝋燭に火が点いていく。

 

 

アート「!!」

 

何か起こると確信した俺は、素早く両手剣を手に持つ。

並べられていた蝋燭に次々と火が灯っていく。

そして、最後の火が点いたと同時に.....

 

 

ドォォォン!!

 

何かが落ちてきた。

それを見た俺は驚くしかなかった。

何故なら.....

 

 

“Heracules”

 

Heracules.....ヘラクレス.....へらくれす?

.....エェェェェェ!!?

 

 

アート「ヘラクレスってギリシャ神話のヤバい奴じゃん!?

.....って、待て待て待て、笑いながらこっちくんn...ウワァァァァァ!!?」

 

流石にあんな厳つい見た目で笑ってたら引くわ。

そして、俺はふと思ったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何処かで、「やっちゃえ、バーサーカー!」と聞こえたのは、気のせいなのか、と。

 




『第二章後半ちょっとだけfate要素』というタグを加えました。
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