Diavolo Bianco   作:Artisan

4 / 60
コラボストーリー!

お相手は超大物の『SAO ~無型の剣聖~ 』を書いていらっしゃるmogami様です!


Episode.Specialー1 無型の剣聖

「ってことなんだよ。分かるかおっさん?」

「誰がおっさんだ。」

35層にある、血盟騎士団本部にて。

2人の男が雑談を交わしていた。

「兎も角、アート君が疲れているのはわかった。

...しかし、私の元へ来るのが理解不能なんだが?」

「んなもん、俺の精神治療の為に決まってンだろ?」

「こんな弟は嫌だ.....」

溜息を吐く彼━━ヒースクリフ。

...まぁ、疲れたから此処(本部)に来る彼━━アートもアートだが。

「.....っと。そろそろ時(・)間(・)だな。」

「...いつもすまない。私がすればいいものを.....」

「何言ってんだ。アンタがやったらスキャンダル間違いなしだ。

それなら、知人で裏に向いている奴がやらないといけない。そういう話だろ?」

気軽に事を話すアート。

それとは対称に、ヒースクリフは右手をグッと握りしめていた。...例えるならば、血が滲みそうな程に。

「じゃ、行ってくるぜ。アンタも頑張れよ、兄(・)さ(・)ん(・)。」

「.....ああ。」

そう言って、彼は部屋を出た。

.....ま、今日はそれだけで終わらず、なのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァッ!」

「ガッ!?」

最後の一人を難なく斬り飛ばす。

既に危険域(レッドゾーン)に入っていた為、すぐにポリゴン体に変わった。

「.....今日は5人か。最近、なーんか増えてきてんな.....何でだ?」

この頃オレンジプレイヤーとオレンジ擬き(グリーン・オレンジプレイヤー)が増えてきた事に愚痴を溢しつつ、転移門の方向へ向かう。

すると.....

「ハァァァァッ!!」

「!?うぉっ!?」

近くの森からいきなり人が出てきて、俺に斬りかかってきた。

辺りは当に夜を迎えているせいで、相手の姿がよく見えない。

「(チッ.....さっきの仲間か.....?)」

恐らくだが、先程殺した奴らの仲間なんだろう。

なら、やる事はただ一つ。

「...殺す.....!」

「!?.....グァッ!?」

改めて気持ちを切り替える。

受け止めるのに使っていた愛刀を、滑るように斬り込んだ。

突然の事で相手は反応できず、ダメージを負い、後ろへ下がった。

「クソ.....ハァ!」

しかし、それも束の間。

相手はそのまま“細剣単発SS シューティングスター”を放っ.....

.....ん?細(・)剣(・)?なんで片手剣で.....

「ヤァァァ!!」

「!!」

その事に驚いている暇はこちらに無い事を、すぐに思い知らされた。

俺は本能的に左へ避けようとするが、肩に傷を負ってしまった。

.....ごちゃごちゃ考えるのは止めるか。取り敢えず今は.....

 

「.....流殺法、起動...!」

━━コイツを殺すだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁっ!」

「シッ!」

二つの剣が色を纏いながら交差する。

“片手剣単発SS ホリゾンタル”と“流刀殺法・一の型 刹那”。

どちらも《地面と平行に放つ》という共通点を持つそれらは、それぞれ跳ね返される事になって終わった。

「ラァァァァ!」

「なにっ.....!?」

しかし、相手はただ終わっただけでは無かった。

驚異の反射力で、跳ね返された勢いを使いながら地面を蹴り、アートに突進した。

 

「クソが.....!!」

「!?」

だが、それに当たるという事象は無かった。

スレスレの所で刀を滑り込ませ、得意の【 反射(リフレクティング) 】でまたもや跳ね返す。

「消えろ.....!」

「ガッ!?」

そのまま何も持っていない右手でソードスキルを撃ち込む。

“流手殺法・一の型 餓狼”。先程と同じように、水平に撃ち出されたそれは見事に鳩尾に決まった。

そのお陰で相手は少し離れた場所まで吹き飛ばされる事になった。

「...強ェな。どんな反射神経してンだよ.....」

あの動きは只者の動きではない事を、アートは分かっていた。

まるで、攻略組のような動きを奴は.....

 

「ウラァァァァ!!」

「!?」

すると、奴が態勢を立て直して、再度突進してきた。

油断していた俺は、刃を受け止める...いわば、鍔迫り合いの状態になってしまった。

「グッ.....復讐心強すぎだろ.....」

「あぁ!?何訳分かんねェ事言ってやがるッ!?

お前は人を.....何(・)の(・)罪(・)も(・)無(・)ェ(・)人を殺しやがったッ!それだけだ!!」

.....はい?何か食い違ってない?

「...お前、もしかして勘━━」

「ハァァァァッ!!」

「ッ!?」

もしかしての事態に気づいたかもしれない俺は、相手に聞こうとするが言う事を聞かずにどんどん押されてしまう。

.....このままじゃ埒が明かない。そう思った俺は━━

「だから...話を聞けやァァァァ!!」

「いづっ!?」

━━ハイ、普通に押し返してチョップを喰らわせました。

いきなりの事に、奴は変な絶叫を上げる事になった。

.....取り敢えず、話聞くか。




この話は多話投稿でお送りします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。