「単刀直入に言います。キリト君は何処です?」
「貴方達が匿っている事は分かってるんです。白状してくださいな。」
彼女達.....明日奈と藍子が睨み付ける。
.....マジですか。これは予想外だぞ。
「.....あらま。これは、ちょっとややこしい事になったねぇ.....」
おい菊岡、お前噓下手か。殆ど棒読みじゃねぇか。阿呆なのか?阿呆なんだな。
そしてこっちをチラチラ見るんじゃない。あとニヤニヤもすんな!
「菊岡さん、どうするんスか?」
「.....説明、しようか。じゃあ、剣.....じゃなかった。ええと.....」
「響也です。全く、何で名前を忘れるんですか.....」
そう言いながら俺こと
因みに、名前は即興で考えた。意味は無い。いきなり話しかけてきた菊岡が悪いんだ。菊岡が。
「.....それじゃ、プロジェクターで映しますね。」
ブゥゥン.....!
「!キリト君!!」
画面に彼が映し出される。
それに明日奈が動くが、藍子が止める。
「.....それで、彼の状態は?」
「それについてはボクが。まず、現状としては脳細胞の一部が損傷。昏睡状態にあるっス。」
「.....彼は治るの?」
凛子さんが比嘉さん.....ではなく彼は菊岡に問う。
それに対して菊岡は誤魔化さずにちゃんと答えた。
「.....今の現代医学じゃ治せない。」
「.....嘘.....じゃ、キリト君は....」
「まだ話は終わってないよ。だからこそ此処に彼を連れてきたのさ。
此処の機械.....STLなら彼を治せる。と言っても時間はかかるけどね。」
妖しい笑みを浮かべながらも、キッパリと答える。
それに明日奈は涙を溜めながら胸を撫で下ろす。
「さて、話は変わるけど.....神代先生。此処に来てくれたって事は.....」
「分かってるわ。約束だもの。」
凛子さんは苦笑いしながら頷く。
それに菊岡は手を大きく広げて言った。
「なら、歓迎しようか。
.....ようこそ、我らが《
「.....ええ。宜しくね。」
.....なんだ。意外と乗り気じゃん。
まぁ、その方が進めやすくていいけど。
「それじゃ、改めて自己紹介をしようか。
此処の纏め役である 菊岡 誠二郎と言います。以後、宜しく。」
「比嘉 タケルっス。此処のメインコンピューター制御は俺が設計したんスよ!!」
「重村 徹大だ。主に部下達への指示を出している。度々話すだろうから、宜しくな。」
さーてと、俺の出番か。苗字は.....適当でいいか。
「えー、
担当はアンダーワールドの全体的な管理。アイデアが思いついたら僕に言ってください。」
こんな感じで充分だろう。
どーよ、俺の演技力。夜は焼肉っし(ry
「あ、あのー.....」
「.....ん?お....じゃなかった、僕ですか?」
「は、はい。」
藍子が俺に訪ねてくる。
「ど、何処かで会いませんでしたか?」
「!!」
「.....あれま。」
「これは、もしかして.....?」
「.....バレたか?」
ヤバイヤバイ.....!?
ととと、取り敢えず落ち着け、落ち着け.....!
「.....どうだろうね。僕も君達と同じ所に住んでいるから、もしかしたら、会ったかも。」
「ぁ......そ、そうですか。」
何やってんだ俺は!?否定しろよ、否定!
なんで曖昧な答えにしちゃったんだよ!?
「さてさて、じゃあ先生には此処で何をしてるのか説明しよう。響也君、お願い。」
「.....はい。」
.....今だけは、菊岡に感謝だな。
心の中で感謝しながら、俺はパソコンのエンターキーを押した。
名前を見て、「あ!」と思った方は、結構私の作品を読んでくれてる人。
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