もう完結したから投稿しないと思ってた?
フッフッフ。まだコラボストーリーがあるお陰で投稿できるのさ!
.....終わったらマジで完結だけど。
「ハァァァァ!?オレンジプレイヤー!?」
何とも大げさ.....とは言えない絶叫...絶叫?が響き渡る。
叫んだ彼──残念ながらまだ名は聞いていない──は、告げられたまさかの展開に混乱している。
「.....まさかとは思ったが、ホントに勘違いだったとは.....」
アートはガックリと項垂れる。
一体、何分を無益な戦いに費やしてしまったのだろうか。本当に無益過ぎた。
「うっ.....悪かった...」
「え?ああ、別に大丈夫だよ。お前こそ大丈夫か?」
まぁ、それは
しかし、これが起きたのもそれが原因なのでとやかく言えないのが苦しい。
「俺は大丈夫だけど.....何か気が済まないな。俺に飯でも奢らせてくれ」
「いや、それは気まずいからいいよ」
「でも.....」
この瞬間、アートは直感した。
コイツ、意外と面倒くさいキャラなんだ、と。
瞬時に悟ったアートは少しの間沈黙し、溜息を吐いてから答えた。
「.....はぁ。分かったよ。んじゃ、行こうか」
「!.....ああ!」
彼が折れてくれたことにより、パァァァと顔を輝かせる少年。
二度とこんな奴には関わらまい、とアートが決めた瞬間でもある。
.....まぁ、後に
「へぇ.....お前、攻略組なのか」
時間と場所は変わって、あるレストランにて。
豪華.....とは言えないものの、普段よりは贅沢な食事を野郎二人で取っていた。
「ああ。.....ま、相棒と一緒に二人でやってるんだけどな」
彼──名前は
話によると、その相棒って奴と一緒に攻略組の一員を成しているんだとか。
「ふーん.....んで、そんな攻略組のお前が、こんな所に何しに来たんだ?」
「うぐっ.....」
何だその、如何にも『はい、何かあります』と言っているような詰まり方は。
アートが若干顔を引きつらせている間に、アルスはポツリポツリと話し始めた。
「.....俺、此処にあるクエストを受けに来たんだ。...自分の見解だけど、俺ってあんまり活躍できてなさそうに思えてな。だから、此処の層に来たんだ」
「.....!」
━━何とも、重要な話だった。
自分を強くしたい、または他人を助けてやれる強さが欲しい。
その今にも壊れそうな姿は、嫌でも昔の自分を思い出させることになって━━
「ッ.....」
「?.....アート?」
思わず顔を顰めてしまった。
余程の表情をしていたのか、アルスに心配されてしまう。
「...いや、なんでもない。それよりさ、そのクエスト.....俺も手伝ってやるよ」
「え....良いのか!?」
ガタッと身を乗り出すアルス。
それを苦笑と共に答えた。
「ああ。乗りかかった船だしな。つー事で、これからよろしくな」
「おう!」
━━此処に固い握手が結ばれた。
その経験が、アルスに大きな影響を及ぼすのは、目に見えていた。