ウルトラマンオーブ SHIN GODZILLA SAGA   作:naogran

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突如現れた巨大不明生物。上陸があり得ないと確信した政府だったが、そこにとんでもない報せが舞い降りた。


第2章「じょうりく〜上陸〜」

<東京都大田区・蒲田>

 

人々がパニックになりながら逃げ惑っていた。

 

男性A「撮ってないで早く!」

 

男性B「早く逃げて!!」

 

逃げてる理由はただ1つ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()から逃げていたからだった。

 

ガイ「あれが巨大不明生物・・・」

 

アスカ「まさか上陸して来るとは・・・さっきの総理の言葉は嘘だったのか・・・」

 

ガイとアスカは、逃げてる人混みの中で巨大不明生物を冷静に見ていた。

 

アスカ「ガイ、行くぞ!」

 

ガイ「はい!」

 

2人は逃げながらガッツブラスターとハンドビームで巨大不明生物に命令させる。そして、1人の青年も巨大不明生物を見ている。

 

青年「・・・」

 

この青年は、何処かへ走り去った。

 

 

 

 

 

 

<記者会見室>

 

男性記者「何だよ・・・さっき上陸はあり得ないって・・・」

 

 

 

 

 

 

<首相官邸・地下通路>

 

大河内「どうするんだ!上陸はあり得ないと言っちゃった後だぞ!」

 

安西「ですから、文言はアレンジせず報道官の原稿のままお読み下さいと。」

 

大河内「はっきり言わんと国民は安心せん!心が伝わらんだろ!」

 

安西「仰る通りです!今何故上陸出来たかを識者に問い合わせ中です。」

 

大河内「済んだ事はもういい!現状はどうなってる!」

 

 

 

 

 

 

<東京都大田区・蒲田>

 

人々が悲鳴を上げながら逃げていた。すると巨大不明生物がエラから赤い液体を排出して地面に流し込んだ。

 

アスカ「ガイ、ここは一旦逃げるぞ!」

 

ガイ「はい!」

 

攻撃を止めて人混みに紛れて逃げる。

 

 

 

 

 

 

<首相官邸・地下通路>

 

郡山「総理、これは緊急災害対策本部を設置する案件と考えます。」

 

大河内「分かった。」

 

 

 

 

 

 

<巨大不明生物に対する緊急災害対策本部の設置に関する閣僚会議(第1回)>

 

東「設置に関する閣僚会議を終了します。では皆さん、これで。」

 

 

 

 

 

 

<首相官邸4階・廊下>

 

澁沢「形式的な会議は極力排除したいが、会議を開かないと動けない事が多過ぎる。」

 

尾高「効率は悪いがそれが文書主義だ。民主主義の根幹だよ。」

 

弓成「しかし手続きを経たないと会見も開けないとは。」

 

 

 

 

 

 

そして東は、記者会見を開いた。

 

東「先程政府は東京に上陸した巨大不明生物に関する緊急災害対策本部を設置致しました。これにより国民、皆様の安全に対して万全の対策を講じ、速やかな避難活動を実行する為、都庁及び関係省庁との連絡を密とした・・・」

 

 

 

 

 

 

巨大不明生物は、民家やビルやマンションを破壊しながら進行中。

 

 

 

 

危機管理要員「巨大不明生物は大田区から品川区方面に移動中!平均移動速度は時速13キロ程度と判明!」

 

菊川「図体はでかいのに随分と遅いな。」

 

矢口「この速度でも3時間あれば首都圏を縦断します。」

 

関口「東京は意外と狭いし脆いからな。」

 

河野「ヤバいぞ!被害が尋常でなく拡大してる!」

 

金井「だからこそすぐに駆除すべきじゃないか!」

 

花森「しかし現場が人口密集地です!今は攻撃より避難を優先すべきです!」

 

郡山「総務省と国交省で避難先の区域と搬送手段の確保を進めてくれ。」

 

 

 

 

 

 

<東京都新宿区・東京都庁第一本庁舎。同・9階大外対策本部>

 

都庁職員「官邸より当庁に対するシャドウ・エバキュエーションを考えた避難処置の指示を受理しました!」

 

そこに小塚都知事達が到着した。

 

小塚(こづか) 東京都知事「何故すぐに避難指示が出せないんだ!」

 

田原(たはら) 東京都副知事「何せ想定外の事態で、該当する初動マニュアルが見当たりません。」

 

小塚「災害マニュアルは何時も役に立たないじゃないか。すぐに避難計画を考えろ。」

 

田原「しかしこのような事態に防災訓練も行っておりませんし、パニックの回避を考えるならば、避難区域の広域な指定も困難です。」

 

川又(かわまた) 東京都副知事「ここは住民の自主避難に任せるしかありません。」

 

恩地(おんち) 警視総監「現場には交通統制によるコントロールを徹底させます。」

 

 

 

 

 

 

<東京都品川区・国道15号第一京浜>

 

アナウンスA『この信号は止まっています。直ちに降車して、警察官の指示に従って行動して下さい。』

 

人々は車から降りて避難を開始する。

 

アナウンスB『区内全域に避難指示が発令されました。住民の方は直ちに避難して下さい。』

 

 

 

巨大不明生物は停車してる大量車を飛ばしながら進行している。目の前にマンションがあった。

 

パパ「ママ!急いで!」

 

中には、避難準備中の3人家族が残っていた。そして巨大不明生物は、その家族がまだ残ってるマンションに体当たりした。マンションが巨大不明生物の体当たりを受けて倒れ始める。するとそこに、1つの光がマンションの中に入り、すぐに脱出して、近くの公園に降りた。光が晴れると、3人の家族と、1人の青年が立っていた。

 

青年「大丈夫ですか?」

 

パパ「あ・・・ありがとうございます!」

 

青年「さぁ、早く逃げて下さい。」

 

ママ「は、はい!」

 

3人は青年に一礼して避難区域へ急いだ。青年は巨大不明生物に向かって走り出した。

 

 

 

 

 

 

その頃ガイとアスカは、<品川区>まで逃げて来た。

 

ガイ「これは大忙しになりそうですね。」

 

アスカ「ああ。」

 

ガイ「アスカさん、彼奴に立ち向かいましょう。」

 

アスカ「いやまだだ。ここで戦ったら、避難途中の人々が巻き込まれてしまう。避難が完了するまで待とう。」

 

ガイ「そうですね。」

 

 

 

 

 

 

<東京都庁第一本庁舎。同・9階大外対策本部>

 

小塚「このままでは被害が拡大するばかりだ。公安委員会に連絡を取ってくれ。政府が動かないなら都から有害鳥獣駆除として、自衛隊の事案出動要請を出すしかない。」

 

 

 

 

<首相官邸・地下 危機管理センターオペレーションルーム>

 

危機管理要員A「遂に治安出動か。」

 

危機管理要員B「それより、第76条の武力攻撃と解釈して、防衛出動の方が武器使用に対応しやすいんじゃないか?」

 

危機管理要員A「武力攻撃と解釈するのは難しい。76条では武力攻撃を加えてくる主体を国または国に準ずるものと想定している。防衛出動は出せない。」

 

危機管理要員C「今はそんな事を議論している時じゃないだろ。どう見ても自衛隊しか事態に対処出来ない。」

 

危機管理要員B「だがそれは、市街地で自衛隊が戦闘を始める事になる。」

 

警察庁リエゾン「恐らく総理は渋るよな。」

 

 

 

 

 

 

<総理執務室>

 

矢口「ですから総理、自衛隊の運用や、国民の避難など、政府による事案対処のあらゆる統合が必要です。直ちに災害緊急事態の布告の宣言をお願いします。」

 

赤坂「今は超法規的な処置として、防衛出動を下すしか対応がありません。この国でそれが決められるのは総理だけです。」

 

大河内「しかしな・・・今までに出た事のがない大変な布告だぞ・・・その上、初の防衛出動の命令とは・・・」

 

郡山「総理、警察による短時間での避難誘導は困難です。防衛出動となると、逃げ遅れた住民を戦闘事態に巻き込む覚悟が必要になります。」

 

大河内「いやいや、それは・・・」

 

国平「日米安保を適用し、在日米軍に駆除を肩代わりしてもらうのはどうですか。」

 

花森「いえ、まずはこの国の政府と自衛隊が動くべきです。安保条約があっても米国はあくまで支援の立場です。」

 

菊川「しかしあれは生物です。下手に刺激すると被害が更に拡大する可能性もあります。」

 

赤坂「そう生物です。ですから人の力で駆除する事が出来ます。同じ自然災害と区分しても地震や台風とは違います。」

 

矢口「総理、国民を守る事が第一です。」

 

東「総理、ここは苦しい所ですが被害の拡大を防ぐ為にも、承認のご決断を頂かないと。」

 

大河内「今ここで決めるのか?聞いてないぞ!」

 

東「時間がありません。ご決断を。」

 

 

 

 

 

 

アナウンサー「先程初の災害対策基本法の災害緊急事態の布告を総理が宣言。巨大不明生物に対し、自衛隊初の防衛出動が決定されました。緊急措置として国会の承認を事後に回し、害獣駆除を目的とした戦後初の武力行使命令を総理が下した模様です。」

 

 

 

 

 

 

<東京地新宿区 防衛省本省庁舎A棟>

 

大庭「練馬の第1師団は既に都の要請により災派で出ています。」

 

同・地下中央指揮所

 

浜田「引き続き現運用部隊は救護の避難誘導任務を優先させます。どの道普通科の装備では対処出来ないでしょう。」

 

石倉(いしくら) 陸上幕僚長「機甲科も特科も即応出来ない。やはり対戦ヘリしかないな。木更津の状況を確認しておけ。」

 

小沢(おざわ) 航空幕僚長「三沢のF-2を爆装させて上げるか。」

 

浜田(はまだ) 統合幕僚監部運用部長「いえ、国民に被害が出た場合、自衛隊の存続に関わる可能性があります。使用武器は最小限に留めましょう。」

 

北野(きたの) 海上幕僚長「ただしかの能力が不明過ぎる。我の全力を投入する準備は必要だと考えます。」

 

矢島(やじま) 統合幕僚副長「そうだな。三自衛隊の統合運用による作戦案を統幕長に進言しよう。官邸に連絡。」

 

 

 

 

 

 

<総理執務室>

 

花森「東部方面総監を指揮官とした統合任務部隊を編成。作戦目的は駆除とします。」

 

財前正夫(ざいぜんまさお) 統合幕僚長「陸上部隊は住民の避難誘導優先で対応出来ない為、即応可能な回転翼機を主力とした作戦を立案しました。」

 

郡山「総理、市街地での作戦なので老人や病人が残ってる可能性もあります。」

 

大河内「だとしたら現場を見ない事には判断しかねるだろう。」

 

赤坂「現場では国民の生命及び私有財産への損害も止むを得ないと考えます。」

 

東「総理、ここは苦しい所ですが、承認のご決断を。」

 

大河内「・・・・・・分かった!」

 

 

 

 

 

 

<千葉県木更津市 陸上自衛隊・木更津駐屯地>

 

貝塚(かいづか)「対応が想定外で前例がない危険な任務だ。隊員は志願させるのか?」

 

芦田「いえ、ローテで行きます。皆入隊した時から覚悟は出来ています。」

 

<東部方面航空隊 第4対戦者ヘリコプター隊第2飛行隊>

 

芦田「気をつけ!敬礼!」

 

出動の準備が入った。

 

<陸上自衛隊 対戦者回転翼航空機AH-1S(コブラ)

 

芦田『木更津離陸1308。現着予定時刻1320。送れ。』

 

航空隊が品川区への移動を開始した。

 

 

 

 

 

 

<首相官邸・地下直通エレベーター>

 

柳原「これで一安心だな。」

 

金井「ドでかくても生き物だ。」

 

柳原「自衛隊の武器で殺処分出来るだろう。」

 

金井「ああ。奴の死骸を利用した復興財源案を考えてみるか。」

 

矢口「大臣、先の戦争では、旧日本軍の希望的観測、机上の空論、こうあって欲しいと言う発想などにしがみついた為に、国民に300万人以上もの犠牲者が出ています。根拠のない楽観は禁物です。」

 

 

 

 

 

 

<東京都品川区・北品川>

 

ここでも避難誘導が勧告されていた。住民達はすぐに避難する。巨大不明生物は未だに進行中。ガイとアスカは、誰にも気付かれないように巨大不明生物に向かって走り出す。

 

消防隊員A「足元に気を付けて下さい!落ち着いて!早くここから離れて!急いで下さい!」

 

消防隊員B「地震災害時の避難場所では役に立ちません!新たな避難場所の指示を請う!どうぞ!!」

 

 

 

 

そしてガイとアスカは、巨大不明生物付近にあるビルの屋上へ立った。

 

アスカ「ガイ、行くぞ。」

 

ガイ「はい。」

 

2人はオーブリングとリーフラッシャーを取り出して、変身しようとした時。

 

アスカ「っ!?待てガイ!」

 

ガイ「え?」

 

突然巨大不明生物が止まって直立した。次の瞬間、その場で倒れて死んだかのように停止した。

 

 

 

 

危機管理要員「巨大不明生物が停止!突如進行を停止した模様です!」

 

大河内「停止?何だ急に?」

 

 

 

 

ガイ「止まった?死んだのでしょうか?」

 

アスカ「っ!いやまだだ!」

 

倒れた巨大不明生物が起き上がった。すると足が大きくなり、更に胴体から手が生成された。次の瞬間、突然胴体が大きくなり、2足歩行で立った。

 

 

 

 

巨大不明生物「ーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

矢口「凄い・・・まるで進化だ・・・」

 

 

 

 

 

 

巨大不明生物「ーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

顔を上に向けて咆哮を上げた。そして2足歩行で再び進行を始めた。

 

 

 

 

<東京都品川区・品川神社>

 

住民が避難していた。

 

 

 

<同・京急本線 北品川駅>

 

巨大不明生物が京急線の電車を尻尾で薙ぎ飛ばした。それを見た住民達が戦慄した。

 

 

 

<同・八ツ山跨線線路橋>

 

ガイ「彼奴、進化したのか・・・?」

 

アスカ「ガイ、空を見ろ!」

 

ガイ「え?」

 

空を見ると、謎の赤い玉が舞い降りて来た。

 

 

 

危機管理要員「巨大不明生物前方に謎の赤い玉が出現しました!」

 

大河内「赤い玉?」

 

 

 

巨大不明生物は、その赤い玉を見て立ち止まった。そして赤い玉の中から現れたのは。

 

アスカ「あれは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラ兄弟の1人・ウルトラマンメビウスであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイ「ウルトラマンメビウスさん?」

 

 

 

 

 

 

危機管理要員「巨大不明生物前方に巨人が現れました!」

 

金井「何だ?あの巨人は?」

 

 

 

巨大不明生物「ーーーーーーーー!!!!」

 

 

 

メビウス「ハァ!!」

 

巨大不明生物に立ち向かうメビウス。キックやパンチなど繰り出す。巨大不明生物はメビウスの攻撃に怯んだ。すると巨大な尻尾でメビウスに攻撃した。

 

メビウス「アアッ!!!」

 

尻尾を喰らったメビウスは飛ばされ、マンションにぶつかり、マンションが崩れた。

 

 

 

危機管理要員「巨大不明生物、巨人を圧倒しています。」

 

大河内「なんて強さだ・・・」

 

 

 

メビウス「ッ・・・!!ヤァ!!!」

 

再び巨大不明生物に立ち向かう。尻尾が迫って来たが、スピンキックで弾いた。巨大不明生物が少し怯んだ。

 

メビウス「ハァ!」

 

その隙にメビュームスラッシュを放ち、巨大不明生物の首に傷が出来た。

 

 

 

 

 

 

そこに飛行隊が来た。

 

貝塚『アタッカー1、こちらCP。送れ。』

 

芦田「CP、アタッカー1。送れ。」

 

貝塚『ホールディングエリア2に前進。別名あるまで待機。送れ。』

 

芦田(あしだ) 第2飛行隊第1小隊長「アタッカー1、了解。」

 

そして、メビウスと巨大不明生物の姿を確認した。メビウスは巨大不明生物と戦ってる。

 

同・小隊長機 射撃手「報告と形状が違います!巨人の姿を確認!」

 

芦田「CP、アタッカー1。目標が報告と違う。巨人の姿を確認。繰り返す。目標と報告が違う。巨人の姿を確認。」

 

貝塚『アタッカー1、CP。駆除作戦は続行。そのまま待機。指示を待て。』

 

 

 

郡山「作戦展開区域の住民避難完了との報告です。」

 

財前「分かりました。花森大臣、何時でも射撃を開始出来ます。」

 

花森「了解しました。総理、本当に始めますよ。良いですね?」

 

大河内「分かっている。やってくれ。ただし巨人は後回しだ。」

 

 

 

 

メビウス「ッ!?」

 

飛行隊に気付いたメビウスが巨大不明生物から距離を置いた。

 

貝塚『アタッカー1、CP。巨人は後回し。巨大不明生物への射撃を開始せよ。射撃開始。繰り返す。射撃開始。送れ。』

 

芦田「CP、アタッカー1。了解。射撃する。目標正面。巨大不明生物頭部。距離300。発射用意!」

 

射撃を開始しようとしたその時。

 

観測手「射撃待て射撃待て!」

 

突然の射撃中断命令。

 

 

 

 

 

金井「何故撃たないんだ!?」

 

 

 

 

 

<陸上自衛隊 観測回転翼航空機 OH-1(ニンジャ)

 

観測手「目標周辺に人影を確認。射線上に住民が居る。」

 

射撃中止命令を出した理由は、避難途中の老夫婦が居たからだった。

 

 

 

<木更津駐屯地 第4対戦車ヘリコプター隊本部>

 

貝塚「まだ人が居る!射撃の可否を問う!」

 

 

 

<朝霞駐屯地 統合任務部隊司令部>

 

山岡「まだ人が居る!射撃の可否を問う!」

 

 

 

<防衛省本省庁舎・中央指揮所>

 

矢島「まだ人が居る!射撃の可否を問う!」

 

 

 

<首相官邸地下 危機管理センター・幹部会議室>

 

財前「人が残ってます。射撃を開始して構いませんか?」

 

花森「総理、撃ちますか?良いですか?」

 

大河内「・・・・・」

 

花森「総理!」

 

大河内「・・・・・・・中止だ。攻撃中止!自衛隊の弾を、国民に向ける事は出来ない!」

 

 

 

貝塚『アタッカー1、CP。攻撃中止!待機維持!送れ!』

 

芦田「了解!射撃中止!待機する!」

 

射撃中止に伴い待機する。

 

 

 

 

ガイ「どうなってるんですか?」

 

アスカ「分からない。」

 

 

 

 

その間にメビウスは、メビウスブレスのエネルギーを解放して、両手を掲げた。

 

メビウス「ッ?」

 

すると何かを見て中断した。それは、巨大不明生物の背中が赤く発光していた。

 

 

 

 

 

 

巨大不明生物「ーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

そして咆哮を上げたと同時に、その場を去って行った。

 

危機管理要員「巨大不明生物は天王洲運河より離岸!首都高羽田線を破断し、京浜運河から東京湾へ移動中!」

 

そのまま<東京湾>の中へ姿を消した。

 

貝塚『アタッカー1、CP。巨人に照準を合わせろ!送れ!』

 

芦田「CP、アタッカー1。了解。全機巨人に照準を合わせろ!」

 

飛行隊がメビウスに照準を合わせた。

 

メビウス「セヤッ!」

 

巨大不明生物が消えた事を確認したメビウスは、空の彼方へ飛び去った。

 

芦田「CP、アタッカー1!巨人が撤退!繰り返す!巨人が撤退!送れ!」

 

 

 

危機管理要員「巨人はそのまま遥か上空へ去って行きました。」

 

金井「あの巨人は、何だったんだ?」

 

 

 

貝塚『アタッカー1、CP。帰投せよ。送れ。』

 

芦田「CP、アタッカー1。了解。帰投する。」

 

飛行隊が帰投を開始した。

 

 

 

 

 

 

<東京都品川区>

 

アスカ「巨大不明生物が海へ消えたようだな。」

 

ガイ「ええ。けどまさかメビウスさんがここに居るとは。」

 

???「呼んだかな?」

 

後ろから声が聞こえた。振り向くと、1人の青年が立っていた。

 

アスカ「久し振りだな。ウルトラマンメビウス。」

 

メビウス「あなたは、確かウルトラマンダイナ?」

 

ガイ「知ってるんですか?」

 

アスカ「ああ。共にベリアルと戦った仲間だ。メビウス、俺の事はアスカで良いぞ。」

 

メビウス「はい。アスカさん。僕はヒビノ・ミライ。ミライで構いません。」

 

アスカ「ミライ、紹介しよう。彼はクレナイ・ガイ。俺達と同じウルトラマンだ。」

 

ガイ「初めまして。クレナイ・ガイです。ウルトラマンオーブです。」

 

ヒビノ・ミライ ウルトラマンメビウス「君がウルトラマンオーブか。ゼロから話を聞いてるよ。宜しく。僕の事はミライで良いよ。」

 

ガイ「はい。ミライさん。」

 

アスカ「ミライ、お前もこの地球に来たのか?」

 

ミライ「ええ。数日前宇宙をパトロールしていた時、謎の気配を感知したんです。そしてその気配に辿ったら、この地球にやって来たんです。」

 

アスカ「俺達がこうして会うなんてな。」

 

ミライ「ええ。まさに運命の出逢いですね。」

 

2人は、ウルトラマンメビウスこと『ヒビノ・ミライ』と出会った。

 

 

 

 

 

 

<東京都大田区>

 

夜に消防隊が消火活動をしていた。

 

この日以来、巨大不明生物は現れなかった。

 

「続」

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