ウルトラマンオーブ SHIN GODZILLA SAGA 作:naogran
<東京都・上空>
ヤシオリ作戦後、オーブは両手から光を降り注ぎ、崩れた周囲の建物や東京駅を元通りに修復した。
<神奈川県・上空>
ダイナとメビウスは飛びながら両手から光を降り注ぎ、崩壊した箇所や街を全て元通りに修復した。
<東京都練馬区 陸上自衛隊・練馬駐屯地>
自衛隊達が装甲車を洗車していた。
矢口と赤坂もこの駐屯地に居た。
赤坂「ご苦労。近々、里見臨時内閣は全ての責任を取って辞任する。」
矢口「長官代理のシナリオ通りにですか。」
赤坂「俺じゃない。全て里見さんのシナリオだ。折角崩壊した首都と政府だ。まともに機能する形に作り替える。次の臨時政府で巨大不明生物関連法案の成立と、東京復興のメドが立てば、解散総選挙だ。都の避難民が360万人居る瀕死の日本を立て直す新たな内閣が必要だからな。スクラップアンドビルドでこの国はのし上がってきた。今度も立ち直れる。」
日本に、喜びが溢れていた。ゴジラの脅威が去り、人々に笑顔が戻って来た。関東地区復帰まで自衛隊と多くの方々がボランティア活動を始めた。ガイとアスカとミライもボランティアに参加している。そして僅か1週間で関東地区が完全復旧し、疎開した360万人が関東地区に戻り、日本に平和が訪れた。人々は日本を救ってくれた3人のウルトラマンと政府を大いに讃えた。
<科学技術館屋上>
矢口「君達の協力のお陰で、日本を救う事が出来た。本当に感謝する。」
ガイ「礼は必要ねぇよ。あんた達が俺達を仲間に入れたお陰で、ゴジラを倒す事が出来た。」
アスカ「俺達ウルトラマンは、どんな危機に立ち向かう戦士だからな。」
メビウス「最後まで諦めず不可能を可能にすれば奇跡が起こります。」
矢口「不可能を可能か。確かにそうかもしれないな。」
ガイ「じゃあここでお別れだな。」
矢口「もう行くのか?」
ミライ「はい。僕達には、まだやる事がいっぱいあります。」
アスカ「何時か、また会おうぜ。」
矢口「ああ。その日まで楽しみにしている。」
3人は頷いて、光に包まれた。3人はウルトラマンオーブ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンメビウスに変身した。
オーブ「シュワッチ!」
ダイナ「シュワ!」
メビウス「セヤァッ!」
3人は宇宙に向かって去って行った。
矢口「ありがとう、ウルトラマン。」
宇宙に着いた3人は。
ダイナ「じゃあ俺はここでお別れだ。オーブ、メビウス、また何処かで会おうぜ。」
オーブ「はい。またお会いしましょう。」
メビウス「お気を付けて。」
別れを告げて、遥か宇宙の彼方へ消えて行った。
オーブ「ではメビウスさん。また何処かでお会いしましょう。ゼロさんや宇宙警備隊の皆さんに宜しく言っといて下さい。」
メビウス「勿論だよ。じゃあオーブ、また何処かで会おうね。」
トゥインクルウェイでワームホールを作り、メビウスがワームホールの中へ入って行った。
オーブ「さてと、次の旅の続きを始めるとするか。」
光に包まれたオーブはそのまま姿を消した。
あれから翌日が経った。
<科学技術館屋上>
矢口とカヨコが景色を眺めてる。
カヨコ「巨人のお陰でゴジラは壊滅。そしてカウントダウンと熱核は全て放棄。よく許容したわねそんな事。」
矢口「それがないと世界は安心しないだろう。」
カヨコ「フランスにデータを横流ししたでしょ?」
矢口「フランスだけじゃない。世界中に共有させた。約束は破ったが、後悔はない。」
カヨコ「あなたの手段を選ばないところ気に入っている。だから、辞めないでよ?私が大統領の時に、ヤグチが総理なのが理想的なビジョンだから。」
矢口「理想的な傀儡だろ。結果はどうあれ、多くの犠牲者を出した。その責任を取るのが政治家の仕事だ。政治家の責任の取り方は、自らの進退だ。自分の責任は自分で取る。」
カヨコ「まあ、マキと同じく好きにすれば?」
そう言い残して、カヨコは去って行った。
そして爆散して、破片となったゴジラだが、尻尾だけが綺麗に残っていた。その尻尾の先端には、背びれと尻尾を持つ謎の人型が数体生成されていた。しかし凍結により、バラバラに砕かれた。