インフィニットストラトス 〈THE GEMINI G MYSTER〉 作:ジャッジ
ニールside
俺とステラ、シャルは放課後にレゾナンスの@クルーズに呼び出されてきていた。
昼過ぎぐらいに知らないメアドから俺のケータイにメールが届いた。
件名は作戦会議、そして内容は…
『今日の放課後、信頼出来る二人を連れてレゾナンスの@クルーズに来て欲しい』
とメールが来た。そこで俺は最も信頼出来るシャルとステラを連れてここまで来たわけだ。
もちろん、新生亡国機業の罠かもしれないからすぐ近くにはラウラとシン、鈴にも声をかけ@クルーズ内部と外にいるように言っておいた。
「でも、一体誰なんだろうね。僕たちをここに呼び出したのは?」
「さあな、奴らの罠なのかもしれねぇしな。」
「本当に来るのかな…?」
「来ると願うしかねぇな、もしも俺達がこっちにいる間に学園に何かあったらやばいな…」
まぁ、もしもの事を考えてこの事は千冬さんにこの事は話したけど、大丈夫だと願うしかないな。
その時、通信機に連絡が入った、相手は…ラウラみたいだな。
『ニール、こちらラウラだ。聞こえているか?』
「こちらニール、どうした?」
『フードを被った奴が二人、店に入っていった。』
『こちらシン&鈴、こっちも確認した…そっちに向かってるぞ。』
『身長は170cmくらいで性別は男と女ね、気をつけてね三人とも。」
ようやく来たか、まぁ時間的にはまだ余裕があるがな。
「あんたか、俺たちを呼びたしたのは。」
「ええ、久しぶりね…ニール君。」
「「ッ⁉」」
「そ、その声は…楯無さん…?」
俺がその人の名を呼ぶと右側に立っていた奴がフードをとる。中から現れたのは先代の生徒会長、更識楯無さんだった。
「楯無…今までどうしてたの?」
「やぁステラちゃん!いやいや今までね、世界中を回ってちょっと調べ物をおね。」
「調べ物…ですか?
それなら更識の分家の人に頼めば…」
「そう出来ねぇ理由って奴があったんだよ。」
と隣に座っていた男がようやくフードをとる、黒髪で三つ編みの男だった、しかし何処かで会った気がするのは俺だけか?
「まぁ、久しぶりってたら久しぶりになるわな。
ニール、シャル、ステラ…後シンとラウラ、鈴もいるみてぇだな。」
久しぶり…だと?
やっぱ何処かで会ったのか?
「ったく…まだわかんねぇのか?俺だ、俺。信太郎だっての。」
「なっ⁉」
「嘘…でしょ?」
「……………?」
ステラはよく分かってないようだが…信太郎っつたら烈花の第二人格のだよな。
まさか…あの爆発で生き残ったっていたのか⁉
「無事だったの?」
「けっ、生き残ってなんかねぇわ。
死んで生き返ったんだよ、今度は俺だけの体を貰ってな。二度目の転生って奴だな。」
マジかよ…以前、俺達は転生者だっての皆に打ち明けた。
そん時シンは烈花もそうだと教えてくれた時はちょいと驚いたから、別段不思議は無かった。
「なるほど、んでお前はなんの為にここに戻ってきたんだ?」
「実はな…妥当新生亡国機業をウチの女神が謳ってな、色々情報とかデータとかを集めてんだよ。」
ふんふん、と俺達は耳を傾けるしかし次に言われる言葉は決して無視できない物であった。
「恐らく奴らは…IS学園を攻撃するぞ、多分この一週間の内にな。」
「確率は100%、攻撃しないなんて…ありえないって状況ね。」
「「『『『ッ⁉』』』」」
通信機越しに聞いていたシン達も驚いていた、俺も少なからず驚いていた。まさかこのタイミングとは…
「でも、私たちがわからないのはどうしてこのタイミングで攻撃してくるのかって事。」
「それさえわかりゃ、こっちのモンなんだけどなぁ…」
確かに、どうしてこのタイミングなのかは気になっていた。
もしかしたら、何かの準備が整うのを待っていたのかもしれない。だとすれば…
『なんとなくだけど…わかったかもしれない。
このタイミングで攻めてくる理由が。』
「それは本当なのシン君⁈」
『はい、多分ヴァルヴレイヴが狙いなんだと思います。』
先に言われちまったけど、多分そうだろうと思う。
問題はどうやってそれを知ったかだ、ここ最近学園のネットワークには誰も侵入してはいない。って事はやはり…
「やはり、学園内部にスパイが居るって事になるな。
ちっ、あんまし疑いたくは無かったけどな。」
「仕方ねぇよ、こんなご時世なんだからよ。スパイの一人二人は居るって。」
そうだな、と俺は思考を切り替える。俺が奴らの指揮官ならいつを狙うか、それを考えながら俺は話を聞いていく。
まず、作戦参加者はそんなに居ないって言う事。
その中には楯無さんと信太郎も加わっていると言う事だ。
「んでニール。どうなんだ?
あいつらが仕掛けてくるとしたらどこらへんかは検討つかねぇか?」
「恐らく次の日曜。この日はヴァルヴレイヴの一機が模擬戦をする事になってからな。」
「それじゃあ、次に会うのはその日だね。私たちはこれからそれをルーシィ…女神に伝えなきゃいけないから、そろそろ帰らせて貰うわ。」
そう言うと彼女達は席を立ち請求書を持って出口に向かっていく。
その時、一人の女性がボイスレコーダーを使って俺達の話を録音していたのは…気付く事は無かった。
楯無side
ニール君達と別れた私たちは都内にとってあるホテルへ向かっていた、そこで今回作戦に参加する人たちと再び作戦会議を開く事になっている。
「ああそうだ、次の日曜。そうその日だ、その日までには帰って来れるか?」
信太郎君は誰かと電話で会話をしている、恐らく彼女だろう。私は周りを見渡し誰も聞いてないかを確認する。
先ほどは誰かが私達の会話を聞いて見たいだけどね。
恐らくあの人がスパイなのだろう。誰かと言うのも分かったし、今回は見逃してあげましょう。
「んぁ?ちょっと遅れるかもだと⁉
確かにこないだの仕事は大変だったかもしれねぇがなぁ…飛行機のチケットがとれなかっただぁ?
気合で帰って来い!分かったな烈花!」
あらあら…また彼女達は喧嘩してるみたいね、それにしても飛行機のチケットがとれなかったとは…仕方ない、一機あの子の為に飛ばしてあげよっかな?
そう思いつつ、私達はホテルへ戻って行った。
第七.五話完
金女と蘭は始めてのISバトルに挑む。
ガンダムとのバトル、それは彼女達をどこまで成長させるのか。
次回
インフィニットストラトス
〈THE GEMINI G MYSTER〉
第八話
「ヴァルヴレイヴVSガンダム」
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