インフィニットストラトス 〈THE GEMINI G MYSTER〉   作:ジャッジ

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烈花
「おーいジャッジさ〜ん!なんでこんなに投稿が遅れたのかなぁ〜?」
ジャッジ
「え、えっとね…テストがあったんだよ…中間テストが…」
烈花
「おぉ…それは大変だったね…んで出来栄えは?」
ジャッジ
「うわぁぁぁぁん!!それを聞かないでぇぇぇ!!」
烈花
「ご、ごめん!とりあえず本編をどうぞ!」



第十五話 「第一攻撃目標」

ルルーシュside

 

「さて、これから第一攻撃目標を教える。全員よく聞いておけよ。」

 

フォン達が敵を引きつけてくれたおかげで、なんとか出発する事が出来た。あいつには感謝しないとな。

ひとしきり感情に浸った後、映像を流す為のテレビを出す。

 

「アメリカはアラスカ州にある第十六国防戦略拠点、『地図にない基地』通称イレイズドだ。

なぜここを襲撃するかというと……するかと…いうと…」

 

大多数の者たちは聞いている、聞いているのだが…聞いていない奴らもいる。それは…

 

「お前達…聞いているのか!転生者女子組!」

「「聞いてないよ〜」」

「聞いてないゾ」

「聞いてるぞ。」

「ええ、聞いているわ。」

「烈花!楯無!エイラ!話をちゃんと聞け!」

 

声を荒らげてようやくあいつらは話をやめる。ダリルとスコールは元から喋っていないが…さて、気を取り直して。

 

「はぁ、話を戻す。

このイレイズドにはかつてお前たちが止めた軍用IS『銀の福音』の初号機が凍結封印されている。

そして、そのパイロットであるナターシャ・ファイルスの他、元亡国機業の面々もここに収監されている。」

「なんですって…⁉︎」

 

その言葉を聞いた瞬間、スコールは顔色を変えて立ち上がった。そりゃ部下が捕まっている場所がわかったのだ、燃えない指揮官はいないだろうな。

 

「では、作戦を発表する。

と、言いたいところだが…今日は連戦続きだ、とりあえず解散して五時間後にここに再集合するように。」

 

そういうと全員散り散りになっていく、雑談している奴や、何処か怪我をしたのか治療を受けている奴、そして自機のメンテナンスに勤しむ奴もいた。

 

「おい、ブリタニアといったか?」

「あなたは…織斑千冬教諭。」

 

そこに立っていたのは、黒いダークスーツに着替えた織斑千冬教諭だった。何か、真剣な眼差しで見つめているな。

 

「頼みがある、先にその作戦目的を教えろ。」

「頼んでいるのか命令しているのか、その口調ではわかりませんが…

あなた程の方ならわかるでしょう?今回の作戦目的ぐらい。」

 

彼女は一つため息をつくと、まぁ確かにそうだがと前置きをおいで話し始めた。

 

「目的は、福音のパイロット及び元亡国機業の面々の救出。

あやよくば福音そのものを強奪するつもりじゃないのか?」

「ふ…さすがは織斑千冬、と言ったところでしょう。しかし、俺たちにとって福音の注目度はそんなに高くないんですよ。」

 

すると、眉をピクッと震わせてこちらを見る。一見すると興味が湧いたと見えた。

仕方が無い、教えてやってもいいな。この人は信用していいだろうし。俺は一つの見取り図を見せる、情報部署から手に入れたイレイズドの地図と…とある兵器の画像だ。

 

「こ…こんなものが…実在しているのか…?」

「設計図があり、それを証明する写真もある。後は…自分の目で確かめるしかなかろう?」

 

そう言って俺はその場を離れる、さて俺もそろそろ動かなければな。

少し進んだ所にある扉を開け、中に入るとそこには一機のISが鎮座していた。

 

エイラside

 

作戦会議が終わった後、私は格納庫の壁に寄りかかって板チョコをかじっていた。

話し相手の烈花も信太郎は再び会えた仲間と話している、ヒビヤもルーシィはこの軍用機の操縦を請け負っているからな。

 

「全く…前々からこの世界にいた奴らはいいよナ、人望あるし友達いるしで…」

 

私はこの世界に来てまだ時間が経っていない、ゆえにまだ友達も仲間もない。まぁそれは…

 

「お前も同じだナ、スコール。」

「えっ…ええ、まぁそうね。特に私はね。」

 

昔の悪党である彼女は特に気まずいだろうな、私も逆の立場だったら……ムリダナ。

 

「それと、あの子たちはどうするつもりなの?」

「むぅ?あいつらって誰の事ダ?」

「あの子たちよ。」

 

そう言って指を指す、そこには例の一年生たちが集まって何かしんみりとしていた。

なんだ?私が励ましてやれとでも?

 

「嫌だナ、お前も一緒に来いよ。」

「ええ、もちろんよ。」

 

そういって私たちは近づいていく。全く…こいつらは…

 

「何やってんだお前ら?」

「…あなた達は…一体?」

「さっきは挨拶しそびれたけど、私はスコール・ミューズ。

亡国機業のスコール隊元指揮官で今は鋼鉄の九人遠距離援護担当よ。」

「んで、私はエイラ・ユーティリティ・マリア。

乗機はエクストリームガンダムでポジションは近接援護ダナ。」

 

互いに自己紹介をして名前を確認するが、その最中でも浮かない顔は続いている。

 

「何でそんな顔してンダ?これから実戦ってなると緊張してきたカ?」

「そういう事じゃないんです、私たち心配なんですよ…皆が。」

「皆?……もしかして、学園にいたクラスメイト達の事を言ってるの?」

 

そういうと五人とも首を縦に振り肯定の意を示す。

なるほどな、要するに学園に残してきた仲間の事を心配しているわけか。だけど…

 

「クラスメイトの事なんで別にいいじゃん、どうせ殆どが自国に帰されるか…あるいは委員会直属隊に入って私たちの敵になるか。

その二つに一つなんだから。」

「そ、そうですけど…」

 

だったら…と言葉を続けようとした時、スコールに肩を叩かれて振り向く。すると彼女は少し困った顔をして言った。

 

「エイラ、彼女たちの心情考えて言ったの?」

「いんや、そんなもん考えてないケド…あ…」

 

気がつかなかったが、よく見ると金女って奴が泣いてた…ま、まさか泣かせたのって…私か⁉︎

「えぇっと…ちょ、チョコ食べルカ?それか、アイス?お菓子なら沢山あるゾ!」

 

私は少し離れた場所で、オロオロしながらなだめていく。ようやく泣き止んでくれた時には手に持っていたアイスは少し溶けかけていた。

 

「その…悪かったナ。お前らの事全然わかってなかったナ…」

「ぐすっ…いえ、私も直ぐ泣いてしまうから…私、泣き虫だから…ぐすん…」

「そうか…とりあえずこれ食え。美 味いぞ。」

 

そう言って私はスナック菓子を一袋渡す。袋を開け一口食べると驚いた顔つきになり、リスのように次々に食べていった。

 

「これ美味しいですっ!こんな美味しいお菓子始めて食べました!」

「ふふ、お前面白いくらいコロコロ表情変わるナ。」

「えっ…そうですか?…すみません…」

「いんや、悪い事じゃないサ。それもお前の個性だろ?

だから一々謝るナヨ、いいじゃねぇか表情コロコロ変わっても泣き虫でもサ。」

 

と言っても俯いたままで答えようとはしない。私はアイスとチョコを食べ終えると金女を抱きかかえ頭を撫でてやる。

 

「ったく…女に優しくすんのは男どもとか烈花のやることなんだケドナ…

まぁ、泣きたい時は泣きゃイイさ。頑張れヨ。」

 

そういいその場をはなれる、理由は簡単。

 

「ちっ、もう無くなったか…あもちょっとお菓子持って来ときゃよかったナァ〜」

 

金女side

 

エイラさんと別れた後、あの人から貰ったお菓子を皆に渡した。皆喜んで食べてくれて…段々とだけど笑顔が戻ってきた。

 

「そうだね、うじうじしてても仕方ないし…」

「おう!やると決めたからここまでついてきたんだしな!」

「ちょっぴり怖いけど…けど!頑張るしか無いもんね!」

「うむ…そうだな、それからの事とかこれからの事とかは…後回しだな。」

 

皆、分かってくれたんだね…やっと全員が笑顔になった。

 

「おーい一年生組〜!そろそろ作戦会議の第二幕がはじまるよ〜!」

「皆!行くよ!」

「「「「おう!」」」」

 

私たちは作戦会議の為に五時間前に集まった場所に戻る。すると、先ほども説明していた男性が現れてこう言った。

 

「今回の作戦についてだが…一年生は参加しないでもらう。」

「「「「「え……ええぇ⁉︎」」」」」

 

第十五話完




今回のキャラ紹介はエイラです。

名前 エイラ・ユーティリティ・マリア
年齢 17歳(実年齢20歳)
スリーサイズ B60 W51 H63
趣味 お菓子作り及びお菓子の食べ歩き
好きな物 お菓子
乗機 エクストリームガンダムtypeレオス
キャラクターモチーフ
エイラ・イルマタル・ユーティライネン(ストライクウィッチーズ)
北条響(スイートプリキュア)
特記事項 転生者

以上エイラの設定でした、では次回予告。

ルルーシュが提示した事、それは一体どういうことなのか。

次回
インフィニットストラトス
〈THE GEMINI G MYSTER〉
第十六話
「地図になき基地での攻防(前編)」

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