インフィニットストラトス 〈THE GEMINI G MYSTER〉   作:ジャッジ

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いやぁ、本当にビルドファイターズは面白かった!
最終回は自作の改造エクシアを片手に目をキラキラさせて見てましたw

さて、今回はちょっと物語の核心に一歩近づく…かも?


第二十四話 「無制限の銃の形態」

No side

 

以前として烈花VSカレンの戦いは続いていた。

 

今までは近接格闘特化のカレンのペースに飲まれていたが、烈花は切り札である「アンリミテッドガンストライカー」を起動して対応していた。

 

烈花はマシンガンでカレンを誘導しつつビームライフルでの狙撃を行っていた。

 

紅蓮は近接戦闘型、対してテスタメントは烈花専用に射撃型に改造されてる為、相性としても烈花の方が有利だった。

 

「この程度の銃撃、何度だって受けて来たわ。こんなの!」

「そうこなくっちゃね。なら、これはどう!」

 

弾切れになったマシンガンを捨て、空いた手にビームライフルショーティーを握りしめカレンの後ろに回り込むように動く。

 

背中を取られまいとカレンも烈花と同じ動きをする。

 

「なるほど…円状制御飛翔(サークル・ロンド)に持ち込みたいわけね…!」

「さっすがエースパイロットね、これだけでわかるだなんて。

だけど、分かった所で!」

「ついでに言っとくけど、銃器はあんたのものだけじゃ無いんだからね!」

 

カレンは格納領域からアサルトライフルを取り出し烈花に対応しようとするが、それは一分と持たなかった。

 

烈花がビームライフルでカレンのアサルトライフルを狙撃したのだ、この速さには流石のカレンも追いつけなかった。

 

「これまた残念。私は早撃ちの名手でもあるわけよ。」

「幾らなんでも早過ぎでしょ!」

 

そのまま円状制御飛翔(サークル・ロンド)に突入させ連続で光弾をヒットさせジリジリとエネルギーを削って行く。

 

「ぐっ、なんて正確な射撃…!」

「さぁさぁ、そのまま可愛い姿を私に見せてよ!」

「っ、誰があんたなんかに!」

 

カレンはカッとなって瞬時加速(イグニッションブースト)を使い、一気に接近する。

 

だが、それも烈花の作戦の内。カレンはまんまとはめられたわけだ。

 

烈花side

 

あらあら、猪突猛進に突っ込んで来たわね。

 

けど、またまた残念。これも想定済み。つまりあなたは私の手のひらで踊らされてるってだけよ。

 

私は急加速して来た紅蓮に背を向ける形で加速、一転変わってドッグファイト状態になっている。

 

今度はコッチがジリジリと詰め寄られてもう少しで輻射波動の射程に入る。

 

流石に瞬発的な加速力は格闘戦が得意な向こうの方が上ってわけね…

 

「この距離なら…弾けろぉッッ!」

「なら、弾けるぐらい激しいのが好みってわけね!」

 

発射された輻射波動砲に向けてライフルをを投げてシールド代わりにする。

 

やがて爆炎の中から飛び出してくる紅蓮に向けて降り帰り際にビームライフルショーティーとビールピストルによる弾丸の嵐を浴びせる。

 

「ま、さ、か、こんなので終わらないよね?

まだまだ私を楽しませてよ?最近ウザい奴とか男とか無人機とかで可愛い子と遊んで(戦って)無いんだから。」

「あんたの期待には答えたくないけど、まだ動けるわよ。」

 

所々スス汚れた紅蓮からカレンの声が聞こえる。それくらい粘ってもらわないと楽しみ甲斐が無いのよね。

 

「さぁて、こっからはどうしようかし…ッ‼︎」

「うおぁらりゃぁ!」

 

一瞬の隙をついて紅蓮が近づき輻射波動を喰らわせにくる。あんだけエネルギー使っておいてまだ残ってるっていうの⁉︎

 

流石に咄嗟の事で反撃出来ず、肩アーマーにその右手が食い込み膨張させていく。

 

ピストルを肘にマウントし、右肩のスナイパーライフルをと右肩アーマーをパージ、離れ際に銃を拾って打ちつつ後退する。

 

「痛っ…ちょち火傷したかな?

他には、全身のアーマーにダメージがあるじゃないの…ったく。」

「口調からしてあんたの方が年上だと思うけど…あえて言わせてもらうわ。

性癖とかどうとかは知ったことじゃないけど、あんたを楽しませる為に戦ってるんじゃないからね!」

「ふふ〜ん、綺麗な花には毒があるっでわけね。」

 

私は戦闘に支障が出ない程度に不調のアーマーをパージして動きやすくする。

 

そしてスナイパーライフルを捨て、代わりにビームピストルを、左に実弾の重機関銃を構えた私はちょっと妖しい笑顔で言った。

 

「やってくれるじゃないの。どうやらハードプレイの方がお望みようね?

いいわ、激し過ぎて動けなくなるまで…楽しみましょう?」

「うっ…あんた、生粋のそっち系らしいわね…」

「ええそうよ。ふふっ、気をつけないと…ね!」

 

ウインクして左手の重機関銃をぶっ放していく。それよか、セシリアの方が心配なんだけどなぁ…

 

セシリアside

 

(お姉様ったら…もう!わたくしと言うものがありながら、他の女を〜!)

 

わたくしは灰色のアーマーを持つガンダムタイプと撃ち合いながらそんな事を考えていました。

 

実は先ほどからお姉様とあの赤い機体のパイロットとの会話を聞いていたのです。

 

何やら親しげにお話しされて…し、しかもあんな事やこんな事まで、キィ〜!悔しいですわ!

 

「戦いのさなかに何をしているん…」

「お黙りなさい!わたくしに取っては死活問題なんですわ!」

「は、はぁ?」

 

男の方には分からなくてと結構です。これはお姉様とわたくしだけの問題なのです!

 

さっきはキスまでしてくれたのに、どうして浮気まがいの事を…お姉様は強いお人が好きなのですか?

 

「でも…さっきのをわたくしに言ってもらえたら…うふふ♡」

「なんか、調子狂うな…でも!」

 

アーマーを纏った機体が両腕に着いてるライフルで攻撃して来ますが、すぐにかわしスターダストスナイパーで反撃しようとします。

 

が、ミサイルが急に目の前に現れ対応出来ずに当たってしまいました。

 

「ぐうっ!」

「今度はこっちの番だ!」

「ならば…行きなさい、ティアーズビット!

さぁ、踊りなさい!わたくしの奏でるラブソングで!」

 

No side

 

セシリアのビットがAGE-1の動きを止めその隙にスナイパーライフルで狙撃していた。

 

だが、フリットはそれをかわしミサイルで砲撃していた。しかし、速さの方はセシリアの方が上、ミサイルは全てかわされていた。

 

「その程度のミサイル、何十発と撃ってみなさい!全てよけて見せますわ!

そして…フルバースト!」

「速すぎるっ!なら、これで!」

 

セシリアのフルバーストが炸裂しAGE-1に全てのビームが直撃して大きな爆煙が上がる。

 

「ふぅ…やりましたの?」

「いいや、まだだ!」

「なぁっ⁉︎」

 

爆煙の中から突撃して来たAGE-1スパローがシグルブレイドを片手に突撃して来た。

 

あっという間にスターダストライフルが斬られ、すれ違い様に二機のビットが切り裂かれる。

 

「なんですかそのデタラメな速さは!」

「この速さなら…もう一撃!」

「させませんわよ!」

 

セシリアは格納領域から刀を取り出し両手で持ち、ビームマシンガンと併用しつつ切りあっていく。

 

その時もビットを展開して弾幕を張るが、ことごとくかわされ確実に数を減らされていた。

 

「ここは…戻りなさいビット!」

「はぁ!てりゃ!」

 

打ち合いつつビットを下げ一度離れて態勢を整えようとするが、スパローの猛スピードですぐ追い詰められる。

 

このままジリ貧ですの⁉︎と思った瞬間、高速で動くスパローのシグルブレイドが遠方からのビームに狙撃されて刀身が折れる。

 

「な、なんだ⁉︎」

「この正確な射撃は…お姉様!」

「待たせたわね、セシリア。」

 

そこにはズタボロになりながらもスナイパーライフルを構えた烈花がいた。

 

烈花side

 

こっちはなんとか紅蓮を撤退にまで追い込むのとは出来た。だけどテスタメントもかなり重症ね。

 

スナイパーライフルもこれで残弾ゼロ。私はそのライフルを投げ捨て今度はバスターライフルを構えて撃つ直前に…

 

「セシリア!今度はコレを…受け取りなさい!」

「え⁉︎あ、はい!」

 

左手にもったビームマグナムをセシリアに投げ渡し、スパローのパイロットがそっちに気を取られてる隙に発射した。

 

けど、流石スピード特化のスパロー。こんな不意打ちも物ともしない。

 

でもさっきの狙撃でシグルブレイドが折れたのなら、次の一手は予測しやすい。おそらく…

 

すぐさまプライベートチャンネルを開いてセシリアに『合わせて』の一言だけ言ってAGE-1に備える。

 

「来い、タイタス!ビームラリアットォ!」

「思ったとおり!」

 

私はタイタスの太い腕を短距離走のクラウチングスタートみたいに姿勢を低くしてバーニアを吹かしてかわす。

 

その後、今度は頭のバルカンをタイタスのバーニアに当てて機動力を奪う。

 

「今よセシリア!」

「わかりました、いきなさいティアーズビット!」

 

素早く射出されそれらの配置が終わるまでにバスターライフルとビームマグナムを構える。そして…!

 

「しまった⁉︎」

『いっけぇぇぇぇぇぇ!』

 

強力な二つのビームとビットのビームがそれぞれ放たれタイタスを襲う。

 

これでどう!もうエネルギーも残弾もピンチなんだけど!

 

とその時、ノーマルに換装したAGE-1が撤退していくのが見えた。

 

「お、お姉様。あれを!」

「どうやら…諦めてくれたようね。痛たたた…!」

「大丈夫ですかお姉様!早く艦に戻って治療しないと…!」

「それよりエターナルの場所よ…一体どこにいるよ…」

 

すると、突如として海面から巨大な物をが浮上して来た。

 

てっきり敵艦だと思ってたけど違う、エターナルだ。

 

「ま、真下にいたのでしたか…探す手間が省けてよかったですわ…」

『真下にいたんじゃない!お前らの反応を探して、俺がここまで運転したんだ!』

「ごめん、そんでもってありがとヒビヤ。それよりハッチ開けてくんない?

ちょいと私、今ケガしてて…」

『それも確認済みダ、オマエ!いきなりアンリミテッドツカッタナ!』

「はいはい、後で聞くからさ…」

 

そう言ってセシリアに支えてもらいつつ艦に戻った。

 

それにしても、紅月カレン…どうして彼女がこの世界にいるの?

 

No side

 

烈花に敗れたカレンは母艦で治療と紅蓮の修理を受けていた。

 

既に日は沈み再出撃は不可能、さっき傷だらけのAGE-1とフリット・アスノが戻って来ていた所だ。

 

「カレン、少しいいか?」

「スザク…別に構わないわよ。」

 

カレンはスザクに誘われ甲板にまで出る。

 

スザクにもランスロットにもキラとのバトルによって出来た傷の手当てをしてもらった後だ。

 

「………戦いのさなか、ルルーシュに出会った。」

「そんな⁉︎彼はゼロレクイエムで死んだはずなのに!」

「でも…生きてこの世界にいた。」

 

カレンは甲板の手すりをギュッと握って黙り込んでいた。と、そこに一人の男が現れた。

 

「なるほど、ルルーシュと言う奴は君に…いや、君たちにとって掛け替えのない存在なのか。」

「ッ!違う!そうじゃない!あいつは私たちを騙したんだ!騙して…騙し続けて…」

「ふむ、それ以上は言わなくて構わないのだよ。」

 

泣きそうになっているカレンをスザクが介抱しながら落ち着かせた。

 

一度落ち着いた所で再び彼は口を開いた。

 

「それよりも僕は…君が戦った赤い機体の女の方に興味があるね。

僕の記憶が正しければ、学園で彼女は僕のエクシアと戦った奴と同一だと思うのだが?」

「確かにそうよ、だからなんなの?あんたは何がしたいのよ!」

「別に、僕はそれが確かめたかっただけさ。」

 

そう言うと彼は甲板から去ろうとする。しかし、出る直前に振り返った。

 

「もう暗いから、さっさと中に入った方がいいと思うのだよ。枢木スザク、紅月カレン。」

「そうさせてもらうよジョーカー…いいや、『黒崎怪斗』くん。」

 

第二十四話完




さて、いかがだったでしょうか?では次回予告

秘密基地に着いた一向。直ぐにマユ、アリア、烈花の治療と傷ついた機体たちの修復作業が急ピッチで始まった。
ほとんどの者がひとときの休息を楽しむ中、ヒビヤとエイラに任務が下される。
次回
インフィニットストラトス
〈THE GEMINI G MYSTER〉
第二十五話
「休息と任務と仮機体」

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