インフィニットストラトス 〈THE GEMINI G MYSTER〉 作:ジャッジ
ショーコside
戦いが終わった後、私達は再びピットに戻った、そこには多少怪我をしているが無事だったアズラエルさんがいた。
「いやいや、まさかヴァルヴレイヴが起動するとは…そしてまさかあなた達が特異点だったとは…」
「「「特異点?」」」
「ヴァルヴレイヴに乗れる人の事だよ。」
「私達、IS学園二年生専用機持ち組が全員が挑んでも動かなかったんだよ。」
「そうだったんですか…」
じゃあ私達が最初にこの機体を動かしたって事かな?確かに凄いものだ。あの機動力、火力、パワーどれをとっても現行のISを全て上回る…そんな機体をどうやって開発したんだろ?
「ですが、この機体のパイロットになったという事は……あなた方はIS学園に転校という事になりますね、特に神岡君は。」
ふぅん……って転校⁉どうして、それに特に大地はってのはどういう事?
「どうしてですか?」
「まず第一に、例えばあなた達の通っている学校に亡国機業が攻めせきた場合、多くの民間人を巻き込んでしまいます。」
それは確かにそうだ、私達のせいで関係ない人達が苦しむのは嫌だ。よく考えてみるとそれは正しい、第一私達はISの事を知識でしか知ってないし。
「それで特に俺が行かなきゃいけない理由ってのは、俺が男だって事ですね。」
「ええ、あなたは六人目の適性者。ある意味、最も狙われやすい存在ですからね。」
そう考えると益々転校したほうがいい様な気がしてきた、でも逆にとてもワクワクしてきた。不謹慎かと思われるけど夢にまでみたIS学園に入学できると思うとなんだか嬉しい。
「別に学園生活を楽しんで構いませんが…くれぐれもあなた達を守るためだという事を忘れないで下さいね。」
「「「は、はい…」」」
そうして私達は解散となった。その後、それぞれの家に簪さんから電話があった。なんでも転校はこの連休明けなので、それまで送った資料に目を通しておくようにと言われた。
「いくらなんでも…これは多いよ…」
私の目の前には某黄色の電話帳並みの厚さの教科書が鎮座していた…
(取り敢えずこれから始めよう…)
私は早速一ページ目を開いてみる。因みにこの後金女と大地とから救援メールが来たのは言うまでもないと思う。
あの事件から三日ほど過ぎた早朝、私達三人は白い制服を身に纏いIS学園のモノレール駅にいた。
「これがIS学園…テレビで見るより大きいな!」
「うん、でもまだ信じられないよ。私達がIS学園に転入できるだなんて…」
私達の目の前には白い校舎の学校がある、金女も言ってたけど本当に信じられないよ…
「そういや…これからどうすればいいの?」
「ゔっ…そういやどうすりゃいいんだ?」
「いやぁ悪い悪い、待たせたな。」
どうしようか迷っている時、学園の方から一人の茶髪の青年がこっちに向かって歩いて来た。ってかあの人って⁉
「始めまして、IS学園生徒会長…ニール・ディランディだ。」
「ほ、ホンモノだ…テレビで見た時よりかっこいい…」
「深緑の狙撃手…そして、成層圏の向こう側まで狙い撃つ男かよ…」
「おお、そんなアダ名まで付いてんのかい?こっちは知らなかったねぇ。」
朝からニールさんに会えるなんて、それに生徒会長か…やっぱり強いのかな?
「えっと…始めまして、坂本金女と申します…」
「あ、指南ショーコです。」
「神岡大地です。」
おうよろしくな。と彼が言うとこっちに向き直って改めて言った
「さて、まずはお前達を生徒会室に案内しよう。そこでちょいとした書類を書いて貰ったら…晴れてIS学園の生徒だ。」
そう言って彼は歩き出す。私達もそれに従ってついて行きそれに続いて私達も校内へと入っていった。
第四話完
IS学園に転入したショーコ達、彼女達の新たなる日常が始まる。
次回
インフィニットストラトス
〈THE GEMINI G MYSTER〉
第五話
「金女の決意」
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