水の女神達と死神の医者   作:鵺鵠とも

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テストも本日終わり、ついに解放されました。
しかし、来週は修学旅行でいません。次の投稿は再来週になります。

連絡はこの辺で、アニメの8話!なんだか9話が気になる感じでしたね〜。Saint SnowとAqoursの妹組が何をやらかしてくれるのか楽しみですね〜!まぁ明日何ですけどねw

とまぁ、本編どうぞ!


第16話

 

 

東京のイベントが終わり、そろそろAqoursが帰ってくる時間帯。連絡先を教えた梨子と善子からの結果の報告は未だない。つまり結果は…そういう事なんだろう。まぁ、連絡があろうとなかろうと出迎えに行くつもりだった。ちょっと遅れるけどいいか、と重たい腰をあげて駅へと向かった。

 

〜〜〜〜〜

 

予想通り少し遅れて駅に着く。他にも出迎えるやつもいるだろうと集団になっている所を探すと、すぐに見つけた。

 

無理して笑顔を作る千歌。それを見てなんとも言えない表情をする5人。そんな中ルビィは、大好きなダイヤを見つけて安心したのか抱き着いて大泣きしている。ずっと心苦しかったんだろう。誰かが泣き始めたら周りにも連鎖すると思って。

 

その後、Aqoursメンバーとダイヤ、そして俺は場所を少し移動した。ダイヤが話したいことがあると言うから。

移動が終わり少し落ち着くとダイヤは少しずつ話し出した。

 

Aqoursのした事は決して悪かった訳ではないと。たくさん練習して、たくさんの人を楽しませるほどになった。しかし、それだけでは足りないと。

 

μ'sとA-RISEによってスクールアイドルが爆発的に人気をあげ、今や7000人を超えるグループがラブライブにエントリーしていると。東京に誘われたということは、評価をされていないわけではない。ただ、ただ、時が相手が悪かったんだと。

 

 

そう話すダイヤはとても儚い表情をしていた。

 

 

*****

 

東京から帰ってきた次の日の早朝、私はふらっと海に向かった。海に行けば何か見えるかもしれないと微かな希望を持って。

 

しばらく歩きすぐに着いた。そこで私は初めて知った。早朝の海は怖いくらいに静かだということに。まるで波に飲み込まれても気付かないくらい。…私は何を言ってるんだろう…。もう、よく分からないよ…。

 

頭が混乱してきた千歌は、ゆっくりと頭を整理しながら海へと近付く。そして、ちゃぷんと音を立てて海へと入った。

 

とても冷たくて、寒くて、痛い。でも、心の痛みよりかは全然マシかな…。

 

そんなことを思っていると砂浜の方から足音が近付いてきた。

 

 

「んなとこで何やってんだバカ」

 

 

足音の主は一護先生だった。

 

「なに、してるんですか?」

 

「何してんだってのはこっちのセリフだバカ。風邪ひくぞ」

 

口調はいつも通りキツめだけど、なんだかんだ心配してくれる。すっごく優しい。でも海から上がろうとはしない。そんな私を見て一護先生も海へと入って私の目の前にやってきた。

 

「え…」

 

突然頭に手が置かれ、柔らかく撫でられた。

 

「…無理すんな。おめーらがどれだけ頑張ってきたか俺が1番よく知ってる。…だから、泣きてぇ時は我慢なんてすんな」

 

そう…、私たちはたくさん頑張ってあんなに頑張って、今までで1番の出来だったんだ。それでも私たちは結局前座で、最下位で、投票数は0だったんだ。

 

このまま何も見えないままじゃ終われないよ。ここで諦めたら何も分からないままなんだよ。だって、まだ0だもん…。0…なんだよ…。

 

「スクールアイドルとして輝きたいって、μ'sみたいに輝きたいって……────」

 

「あぁ」

 

「悔しいよ…悔しいに決まってんじゃん…!」

 

私は生まれて初めてかもしれない悔し涙を流した。我慢してた感情が溢れ出ちゃったんだ。私が泣けばみんなも悲しくなっちゃうと思ってたから。

 

 

「…いっちょ前に自分がリーダーだからって全部抱え込もうとしてんじゃねぇよ」

 

思わず顔をあげてしまった。きっと、目は赤くて顔はくしゃくしゃになっているだろう。それでもそうまでしてでも聞かなきゃいけないと思った。

 

「グループってのは嬉しいことも悲しいこともぜんぶ分け合うもんだろ。変に気ぃ使ってんじゃねぇ。

 

リーダーなんてのは周りを巻き込んで迷惑かけてバカやってりゃいいんだよ。それがおめーの仕事だ」

 

そう言った一護先生の瞳には私が映っていた。でも、その奥には私と似た別の人が映っている気がした。

 

それがいったい誰なのかと考えようとすると、一護先生は私に背を向けて「後はあいつらに色々言われろ」と言い海から出ていっちゃった。

 

あいつら?と一護先生の先を見ると梨子ちゃんたちの姿が見えた。みんなは一護先生とすれ違いざまに少しだけ話して海に入ってきた。

 

私たちはこの日また1つ団結して成長したんだ。Aqoursのみんながもっと大好きになって、そして────。

 

 

*****

 

「あぁ、そろそろか…。ほんとに来んのか?」

 

『当たり前じゃない。せっかくパパにも許可取ったんだし』

 

「あんまバレねぇようにしろよ?」

 

『分かってるわよ…。あ、そろそろ寝るわ。おやすみ』

 

「おう、おやすみ」

 

はぁ…更に騒がしくなんのか…。頭痛てぇ…。

 

 




〜オマケ〜

一護「今回はあれだなオマケみたいな雰囲気じゃなさそうだな」

ルビィ「うん…そうだね」

一護「前回はオマケ忘れてたみてぇだし」

ルビィ「前回…///」

一護「…?」

ルビィ「ううん、なんでもないよ…///」

一護「そうか?まぁいいか、せっかく暇になったし飯でも食いに行くか」

ルビィ「うん!あ、花丸ちゃんと善子ちゃんも呼んでいい?」

一護「おう、呼べ呼べ」

ルビィ「やったぁ!お兄ちゃん大好き!」

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