水の女神達と死神の医者   作:鵺鵠とも

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頑張りました…。
久しぶりに語りを書こうとしたらどんな感じに書いてたか完全に忘れてて大変でした。
もう寝ます…お休みなさい…
……(o_ _)oパタッ

あ、今回、曜ちゃん的には俗にいう美味しい所というやつだと思います。

※語りはついに曜ちゃんです!


第7話

『Aqours』

 

これは私たちのグループ名。この名前を見つけ、これに決まった瞬間私たちの活動は本格的に形あるものになったと思うんだ。だから、私たちにとってこの名前が決まった日は特別で運命的な日。

 

でも、この日、私だけはもう1つ運命的な特殊な出来事があったんだ。それはマンガやアニメの世界のような、現実離れし過ぎた出来事。目の前には黒い着物に、不格好な2本の刀、極めつけは親友と同じオレンジ色の髪の毛。その向こう側には大きな咆哮をあげる胸に穴の空いた巨大な怪物────。

 

”女の子はお砂糖とスパイスと、そして素敵な何かでできている”らしい。私にとっての”素敵な何か”が何なのか今はまだ少しも分からない。でも、それがもしも分かったとき、きっと私は────。

 

でも、それより今は、みんなと一緒にスクールアイドルという名の大海原に全速前進ヨーソロー!であります!

 

*****

 

「なぁ…おめェ、いつまでここにサボりにくんだよ。学校行けよ、学校」

 

「サボってないもん。戦略的撤退だし!」

 

「うるせぇ!結局サボりだろうが!」

 

「でも、このヨハネ様がサボタージュしているおかげでリトルデーモンも少し楽しているでしょう?」

 

ぐっ…痛いとこをつくなコイツ…。確かにコイツがここにサボりに来てる間、こっちの仕事は手伝ってもらってるから楽はしてるし、前は俺も俺で代行業のせいにするのもアレだけど結構な頻度で学校抜け出してたし、あんまり強く言えねぇんだよな…。

 

「はぁ…わーったよ、来たいときにここには来ていいぜ。でも、近いうちにでも、ぜってぇ学校には行け。あと、リトルデーモン言うな」

 

「うん…わかった。あ、ありがと…///」

 

何照れてんだよ…ったく…。それにしてもなんでこんなにもコイツ、ナース服似合ってんだよ…。

 

《ホロウ!ホロウ!ホロウ!───!》

 

…っ!?おいおい…滅多に虚が出ねぇと思ったらこの霊圧かよ…メノスぐれぇじゃねぇか!!

 

「おい、善子!ちょっと今から出てくる!看板と俺の身体頼むぜ!」

 

「うん!……え?看板は分かるけど、か、身体?!」

 

一護は代行証を強く掴み、死神化をして窓から急いで霊圧のある方へ飛んで行った。

 

「え、ぇぇええ!!先生が2人?!」

 

*****

 

な、何あれ…急に空がパックリ開いたかと思ったら、カオナシみたいなでっかい何かが、で、出てきた…!と、取り敢えず逃げなきゃ!!

 

千歌と梨子といつも練習している砂浜に行こうとしていた途中、曜の目の前に、メノスグランデの中でも最下級のギリアンが現れた。地上に現れてから、ゆっくりと顔を曜の方へ向け、狙いを定めながら少しずつ進んで行く。

 

全力で走っているつもりの曜だが、思っている以上距離が離れていなかった。いくら最下級のギリアンと言えども、何百体もの虚の集合体。霊圧もそれなりには高い。そのため、曜の身体にはその圧がかかっていて、身体が思ったほど動かなかったのだ。

 

「はぁ…はぁ…!キャッ…?!」

 

後ろを気にして走っていた事で足下の段差に気づけず転んでしまった。重く感じている身体を無理に全力で動かしていた曜は、1度転んで止まってしまったので動けなくなってしまった。しかし、メノスはお構い無しに近付いてくる。

 

「い、いや…」

 

もう、残り数十メートル。メノスは口を開け、虚閃を放つ準備を始めた。

 

「いやだ…こわいよぉ…だれか、たすけて…」

 

そして、無慈悲に虚閃が放たれた─────。しかし、

 

 

 

「よう、よくここまで逃げれたな渡辺

 

「…練習着、着てるってことはアイツらと練習か…

 

「待ってろよ、すぐ終わらせる…!」

 

そう言って一護は、柄のない石包丁のような短刀のみで虚閃を打ち消した後、短刀を下の方で構えて軽く上に動かしながら、言い慣れたあの言葉を発した。

 

 

 

 

「月牙、天衝」

 

 

 

 

曜の目の前の世界は青白く輝く光で覆われてしまった。

 

 

*****

 

「────ってな訳だ。まぁ、色々纏めて言っても分かんねぇよな」

 

うん。そんないきなり死神だとか、虚だとか色んなことを話されても混乱状態だった私には全然分かんない。でも────

 

「────分かんないですよ…。でも、先生が人を護るために戦ってるのはわかりました」

 

「…そうか。そんだけ分かれば十分だろ。ていうか、練習行かなくていいのか?」

 

「あっ、忘れてた!い、行ってくるであります!」

 

「おう、行ってこい」

 

曜が走り出したかと思いきや、1度止まって一護の方を振り向いて、

 

「先生!助けてくれてありがとう!!」

 

太陽に照らされた海のようにキラキラと輝いた笑顔でそう言って、再び走っていった。走って行く後ろ姿でさえも輝いて見えた。

 

「…うしっ!帰るか」

 

 

この後、彼女ら3人は『Aqours』というグループ名に決まり、スクールアイドルとしての新たな一歩を踏み出した。

 

 

 

 




〜オマケ〜

一護「もう今回はオマケいらねぇだろ。色々と腹一杯だぜ」

曜「そうだね、私もやっと語りも出来たし、本編にも堂々と出れたしいいんじゃないかな?」

一護「しゃあ!解散!!」

曜「やぁ!!」
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