初音ミクとの高校生活   作:砂糖love

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こんばんわ、砂糖loveです。
マジカルミライ2017のCDを買ったのですが、めちゃくちゃいい曲だらけでした。チケットの抽選あたったら9月にライブ行きたいです。
(お金があれば)


第3話 新しいクラス

クラス分けの紙が貼ってあるところはまだ人が少なかった。

早めに来てよかったと思いながら自分の名前を探す。

 

「さて、クラスは・・・A組か。」

 

「私もA組だね。」「3人一緒だね!」

 

3人とも名前の頭文字が近いため、3人一緒だということはすぐわかった。

入学初日で知り合えた未来さんとめぐが同じクラスにいるのは少し安心した。

 

「――――――でよかった。」

 

「ん?未来さんなんか言った?」

 

「っっ///ううん!なんでもないよ!」

 

・・・さっきも未来さんの顔が赤かった気がするが、やはり具合が悪いのだろうか。

 

「未来さ「ミクちゃん、早くクラスの人に挨拶しにいこ!ほら泰兄も行くよ!」

 

「あ、おい!待てよ!」

 

いきなり教室に走り出しためぐと引っ張られた未来さんを追って、俺も教室のほうに向かった。

 

 

 

 

A組に着くと、先に行った未来さんとめぐが早速人に囲まれて質問攻めにあっていた。

2人とも可愛いし、人気者になるのは仕方ないのだろう。

困ってきたらめぐがなにかしら行動するだろうと思い、とりあえず自分の席を探す。席には名札が付いていたため、すぐに見つけることができた。(窓際の一番前で、後ろが未来さん、その後ろがめぐだった。)

席に座ると、隣に座っていた人から声をかけられた。

 

「俺、長瀬勇馬(ながせゆうま)。友人からはロロって呼ばれてるから、そう呼んでくれ。よろしく。」

 

「ああ、俺は畑沢泰だ。俺のことも泰でいいよ。よろしく。」

 

ピンク色の髪をした彼はとてもイケメンだった。街中出歩いてたら注目浴びそうだなと考えていると、ふと疑問に思ったことを彼に聞いてみた。

 

「ロロってどっからきてるんだ?投稿とかしてる?」

 

「お、よくわかったな。動画編集とか好きでさ、たまに動画出したりしてるんだよ。」

 

「すごいな。後で俺もみてもいいか?」

 

「コメントとか期待して待ってるぜ。」

 

そんな話をしていると、どっかから視線を感じた。視線の方を向くと、めぐが困ってますといった表情をしている。質問攻めにあってそろそろ抜け出したいのだろう。

HRも始まるし、助けに行ったほうがいいか。

 

「ちょっと未来さんとめぐを助けてくる。」

 

「あの2人か?知り合い?」

 

「今日知り合った人と幼馴染だよ。」

 

そういって集団に近づき、手を叩きながら声をかける。

 

「そろそろHR始まるから先生も来るし、座った方がいいぞー。」

 

そう声をかけると、「それもそうだね。」「また後でねー。」といった感じにみんな自分の席の方にいった。

 

「泰君、ありがと。」

 

「ありがと泰兄、助かったよ。」

 

「どういたしまして。席はあっちだぞ。」

 

2人を促して、席に戻る。

2人は「3人一緒だね!」「う、うん。よろしくね。」といった感じに喜んでいるようだ。俺も隣のロロとも話せそうだし、後ろに知り合いがいるということで気が楽になっていた。

 

 

「はい、みんな静かにしてちょうだい。HR始めますよ。」

 

少しすると、担任の先生らしき人が入ってきた。

ロロに似たピンク色の髪で、おっとりした感じの美人と言えるような先生だ。

 

「担任の巡音流歌です。教科は英語を担当します。3年間よろしくお願いします。」

 

先生がそう挨拶すると、クラス内が騒ぎ始めた。主に男子。美人の先生でみんな喜んでいるんだろう。ロロもそんな感じだ。

 

「すげぇ美人じゃん。担任がこの人とかラッキーだな。」

 

「そうだな。」

 

「なんだよ泰、反応薄いなー。まさかそっちの趣味か?」

 

「誤解を招く言い方はやめてくれ。」

 

「泰君、そっちの趣味なの・・・?」

 

「未来さん、ロロの冗談真に受けないで。誤解だから。」

 

いきなり食い気味に聞いてきた未来さんに驚きつつも、誤解だと伝える。そういうと未来さんは「そっか。」といって大人しくなった。

・・・視線はまだ疑ってるようだが。

 

「ロロ、動画の良し悪しに関わらず全部低評価つけてやる。」

 

「ちょ、悪かったって。」

 

「これから今後の日程とか大事な話をするのでちゃんと聞いていてくださいね。」

 

そういって先生は授業のことや施設などについて話始めた。真面目に聞いていた俺は、後ろで顔を赤らめている未来さんとニヤニヤしているめぐには気づかなかった。

 

 

 

「―――以上で説明は終わりです。何か質問はありますか?」

 

もう少し時間がかかると思っていたが、意外とすぐに終わった。巡音先生の説明が上手なのだろう。すごい分かりやすかったし。

 

「ないようですね。それじゃあHR終了時間まで自己紹介でもしましょうか。先ほども言いましたが、担任の巡音流歌です。教科は英語を担当します。」

 

その後は、海外に住んでいた時のことや、マグロが好き、ゴスペルなどをやっていることなどを話してくれた。海外にいたこともあり、英語の評価は少し厳しめにつけると言った瞬間、叫び声が所々であがっていた。

 

「自己紹介はこのくらいでお願いします。何か質問はありますか?」

 

「はい!巡音先生は彼氏とかいるんですか!」

 

こう言った時の質問のテンプレといえばそうなのだろうが、こういう質問って地雷踏むと怖いんだよな・・・。変に気まずくならなければいいけど。

しかし流歌先生はこの質問を予想してたかのように微笑み、

 

「ええ、とても素敵な方がいるわ。」

 

と盛大に惚気た。

その瞬間、教室が黄色い歓声と絶叫に覆われた。いると公言するとは思ってなかったためびっくりしたが、先生の顔がとてつもなく幸せそうになってるし、相当いい人なのだろう。

 

「巡音先生の相手ってどんな人なんだろ。」

 

「さあなぁ・・・意外と日本男児って感じの人だったりして。」

「私の話はこれくらいにして、次はみなさんが自己紹介してください。じゃあ、君からで。」

 

先生がそう言って廊下側の一番前の人を指定し、その人から自己紹介が始まった。

 

 

 

自己紹介が終わると今日はもう帰ってもいいと言われた。その後少しクラスメイトと会話したあと、俺たち4人は帰らず教室に残って和気藹々と話していた。主にロロの動画の話だ。

 

「いいなこの動画、見ててなんか落ち着くわ。」

 

「ロロ君歌もすごいんだね!めっちゃ上手じゃん!」

 

「そうか?歌うのは昔から好きだったから、歌ってみたとかもやってみたんだ。」

 

「私も歌うの好きだよー。ミクちゃんもだよね?」

 

「うん!私も歌うの好きだよ。」

 

「俺も歌うのは好きだな。」

 

ここにいる全員が音楽、特に歌が好きという共通点がある。

めぐは昔から歌が上手なのは知ってるし、ロロもとても上手だった。

多分未来さんも上手なんだろうなと考えているとめぐが、

 

「あ、それじゃあ折角だし今度4人でカラオケ行こうよ。」

 

と提案してきた。

ロロと未来さんは「お、いいなそれ行くわ。」「私も行く。」と言っているが、俺は少し躊躇った。歌うのは好きだが人前で歌うのは少し恥ずかしい。

遠慮しようかな、と思っていると未来さんに、

 

「泰君も行こ?」

 

と言い、こちらが断ることなんて微塵も思っていない屈託のない笑みを浮かべていた。

 

「いや、あんまり人前で歌うのは」

 

「・・・泰君、行かないの?」

 

俺が断りそうな雰囲気をだすと、未来さんは泣きそうな顔で俺の方を見てきた。

俺と未来さんには20センチくらいの身長差がある。つまり未来さんが俺の方を向くと自然と上目遣いになるわけで・・・、無理だ、断れん。

 

「分かった、俺も行く。」

 

そう言うと未来さんは先ほどの表情から一転して喜び、「じゃあ例のアーティストの曲一緒に歌おうね!」と満面の笑みで言った。すごく嬉しいが、とてつもなく恥ずかしい。

しかし未来さんにそんな感じは微塵もなく、本当に楽しみにしている感じなため何も言えない。

まあ、喜んでるならいいかと諦め気味に納得させた。

 

 

後ろでニヤニヤしてる2人は、突っ込むと地雷を踏みそうなので無視した。




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