Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
リメイク前の話をほぼコピペしてきたのでそんなに時間はかからず書き上げられました。
それでは今年最後の投稿どうぞ~
5月12日 IS学園・食堂
俺達、六人はいつも通り朝食を取りに食堂に来ていた。
「一夏、蒼おはよう!」
「お姉ちゃん、お兄ちゃん、おはよう」
「ソウソウ、おはよう~」
「みなさん、おはようございます」
「みなさん、おはようございます」
食堂に着くと俺達を待っていたのか簪と本音、クラス代表戦後からALOを始めたリノこと春萎さん、スズこと鈴、シアことセシリアが待っていた
「おはようみんな」
「おはよう、かんざしちゃん!」
俺達六人も挨拶を交わしてから料理を選びに列に並んだ
「今日は和風Aセットしようかな……」
「 じゃあわたしも♪」
「キリト君は、この『洋風朝食セット』でいいよね?」
「そうだな。アスナは?」
「わたしもキリト君と同じのでいいよ♪」
夫婦円満なこの光景。アインクラッドの頃から一切変わらない。だが……他の生徒達は…。
「おばちゃ〜ん!! 七味ある? 大量に欲しいんだけど!」
「きょ、今日はブラックコーヒーにしようかなぁ〜……」
「あぁ……。ならわたしも……」
と言った具合に、四人が甘い空気をだしているので苦い物や辛い物を大量に摂取していた……だが、さらに夫婦円満では無いが甘いオーラを出しているのが……
「俺はいつもの《スペシャルトーストセット》で。サクヤは?」
「……私は『洋風朝食セット』で」
四人の隣で俺とサクヤが料理を頼んでいる……そこまでは普通だが、問題はここ最近、サクヤが俺の左手を握っているのだ。
「お姉ちゃんもお兄ちゃんも………少しは私のみにもなって……」
料理を持って簪達の席に行くと簪に呆れながら言われてしまった。
「こればかりはね~」
「そうだな……こればかりはどうしようも無いなぁ~」
俺とカタナ姉さんがそう言うと簪がため息を吐き呆れていた
「そうだ、鈴にセシリア、簪、本音、春萎さん……午後空いてるか?」
「まぁ、空いてるわよ?」
「はい、空いてましてよ?」
「うん、空いてるよ?」
「私も空いてるよ~」
「はい、空いてます」
食事中、俺が思い出したように五人に空いてるかと聞くとみんな、空いてると言ってきた。
それから春萎さん達がALO始めた際にセシリアと鈴の呼び方を変えた‥‥いや、変えざるを得なかった‥‥事は一週間近く前のことだ‥‥その日は俺とゆうちゃん、ソウキとミノリちゃん、シアとスズでスキル上げをしにユグトラシル近くの森に行ったときにシアとスズにしつこく言われ更にはゆうちゃんにも『そうした方がいいんじゃない?仲間なんだしさ!』と言われ呼び方を変えざるを得なかった
「今日の午後な、俺達六人とも出掛けるんだけど……良かったら一緒に来ないか?」
「いいんですの?」
俺の突然な話に五人とも少し戸惑っていた
「いいに決まってるから聞いてるんだ。もし、他にやりたいことがあるなら無理して来いとは言わない」
「あたしは別に良いけど…………どこ行くのよ?」
鈴が少しだけ戸惑いながら聞いてきた。
「……SAO生還者の『オフ会』」
12日 港北総合病院
「あっ、ソー、ソウキ、美乃梨ちゃん!」
「「ママ/お母さん!」」
俺はキリト達より早くIS学園を出て小学校にソウキと美乃梨ちゃんを迎えに行ってからゆうちゃんの入院している港北総合病院に三人でゆうちゃんを迎えに来ていた。
ゆうちゃんはリハビリを続けていて今は松葉杖ありなら自分で歩けるまでに回復していた……だけど、今日は長時間立っていたりしないといけないので車椅子でゆうちゃんは行くことになっている
「ゆうちゃん……なかなか、会いに来れなくてごめんね?」
「うんん、気にしないで?IS学園からかなり遠いんだし……ソーも男性IS操縦者だから忙しいでしょ?ボクはソウキや美乃梨ちゃんが毎日来てくれるから大丈夫だよ?」
俺がかがみながらゆうちゃんに謝るとゆうちゃんは優しく言ってきた。
「本当に?俺に心配させたくないのはわかるけど……嘘は言ってほしくないよ?」
俺が言うとゆうちゃんは少し深呼吸して笑ってくる
「……やっぱり、ソーには嘘はつけないや…………本当は寂しいよ……
「ゆうちゃん……………」
俺はゆうちゃんを抱きしめていた
「ごめんね、ゆうちゃん………これからはなるべく寂しい思いはさせないから……」
「ソーが謝ることじゃないよ……でもありがとう」
ゆうちゃんは俺の頭を撫でてきた
「パパ、ママ……イチャイチャするのはいいけど……そろそろ、行かないといけないよ?」
俺とゆうちゃんはソウキの言葉でハットしてお互い赤い顔をしていた
「そ、そ、そうだな!早く行かないとな!」
「う、うん!早く行かないとね!ソウキ、美乃梨ちゃん行くよ」
「「うん!」」
俺とゆうちゃんは少し動揺しながらも二人を連れて病院を後にする。
12日 ダイシーカフェ
「あっ、ユウキ!」
「あっ、アスナ!」
俺とゆうちゃん、ソウキに美乃梨ちゃんの四人が『オフ会』会場のダイシーカフェに着いたときに俺以外のIS学園組が歩いてきて親友のアスナとゆうちゃんが嬉しそうにお互いの手を取り合う。
「あの、蒼さん……そちらの方々は?」
ALO内で会ってはいるが現実で会うのが始めてな鈴とセシリア、春萎さの中でセシリアが不思議そうに聞いてきた。
「三人は初めてだったね……ゆうちゃん、ソウキ、美乃梨ちゃん、初めてあうから自己紹介お願い」
俺がそう言うとゆうちゃんがアスナから少し離れて三人に向き直る
「初めましてになるかな?ボクは紺野 木綿季です。ALOのプレイヤー名はユウキ。ソーとは結婚を前提にお付き合いしています」
「僕は更識 朷夜、プレイヤー名はソウキ。年は九歳、パパとママの子供です」
「私は更識 美乃梨です。プレイヤー名はミノリ。朷夜の一つ上の姉です。いつもお父さんがお世話になってます」
「「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!????」」
「!?」
鈴とセシリアは驚いて声を上げ春萎さんは声は上げなかったが驚いていた
「まあ、細かいことを後で話すから行こうぜ」
俺はこの場で説明をするのが面倒なのでとりあえず中はいることに……
ダイシーカフェと表された看板の下には、『本日貸切』の掛札が掛けられていた。
キリトが先頭に立ち、入り口のドアを開ける。と、中には参加メンバー勢揃いでの出迎えが待っていた。
「おいおい……俺たち、遅刻はしてないぞ?」
「ふっふーん♪ 主役は最後に登場するものですからねぇ〜。あんた達にはちょっと遅い時間を伝えていたのよ」
「さぁ、みんな入って! それから、あんたはこっち!」
「とッ!? お、おい!」
リズベットこと篠崎 里香に連れられ、キリトは壇上に上がる
そして……
「えー、それではみなさん! ご唱和ください! せーのっ!!!」
『『『キリト! SAOクリア! おめでとうッ!!!!!!!!!』』』
里香の合図で、キリトを祝福する声と大量のクラッカーの音が、店内に鳴り響く。
そして、キリトの後方にある壁から垂幕が下がり、手書きで書かれたCongratulations!の文字。
「あ……あぁ……」
「はい! これ持ってぇぇ〜〜かんぱぁ〜〜いッ!!!」
『『『かんぱぁ〜〜いッ!!!!』』』
こうして、オフ会が始まり、アスナ、サクヤ、カタナ姉さんは簪達、ALOでの新たな仲間達をメンバー達に紹介するためにみんなの所に、ゆうちゃんとソウキ、美乃梨ちゃんはゆうちゃんのお姉さんのランさんこと藍子さんと仲良く話している。
そして俺達は……
「マスター。バーボン、ロックで」
「じゃあ、俺も同じので」
「俺も同じので」
カウンターに並んで座り、マスターであるエギルに注文する。
すると、俺達の目の前にロックグラスに入った茶色の液体が配られる。
差し出した本人を見てみると、「ふんっ…」と鼻で笑って見ている。
キリトとチカがそれを口にすると………
「なんだウーロン茶か……」
「ですね……」
キリトとチカは少し驚きながら少し残念そうに言った
「それより、本当にソウはよかったのか?攻略組ギルドのリーダー……《西風の旅団》リーダーのお前ががあの場にたたなくて?」
「いいんだよ、ラスボスヒースクリフを倒したのはキリト……お前で俺は何もしてない。SAOをクリアしたのは紛れもなくキリト、お前だよ」
俺がそう言うとキリトは何処か悲しそうな顔をしていた
それからクラインが割り込んできたりシンカーさんが話しかけてきたりとわいわいしていた………そして、その様子を、眺める六人の姿。
「皆さん…とても楽しそうですわね……」
「ほんとねぇ〜。あんな一夏も初めて見たし…」
「私も、お姉ちゃんとお兄ちゃんがあんなに笑ってるとこ、初めて見たかも……」
「そうだね~私も見たこと無いよ~」
「……………」
「…………」
つい最近ALOを始めた鈴やセシリア、春萎さん……旧ALOからやっているキリトの妹のリーファこと直葉さん、本音、簪の六人は、なんだか気まずさと言うものをいだいていた。
「正直来なかったほうがよかったって顔をしているな?」
「「「「「「ッ!…」」」」」」
俺が六人の前に歩きながらそう言うと六人とも、少し驚いていた。
「お兄ちゃん……」
「まあ、そういう顔をするのは仕方ないよ……それでも、俺が声をかけたのは現実で見てほしかったんだ……デスゲームの二年間は俺達、生還者に仲間という大切な物を残してくれた……そして、俺達はあの世界で死んでいった4000人の魂を背負って行かないといけない誰が言おうとそれは変わらない……それが生還できた俺達の絆でありあの世界の証なんだ」
「「「「「…………」」」」」」
俺の話に六人とも黙り込んでしまう
「まあ、湿っぽいのは無しだ。せっかく来たんだからもっと楽しめよ」
俺はそう言って6人から離れみんなの居る方に歩いて行った
12日 アルヴヘイム・オンライン アルン上空・ユグドラシルシティ
俺とゆうちゃん、ソウキにミノリちゃんはみんなとは別にユグドラシルシティに来ていた
「ねぇ、パパ。これからなにがあるの?二次会って事は聞いてたんだけど……」
「私も何も聞いてないんですけど?」
四人でテラスでのんびり過ごしているとソウキとミノリちゃんが聞いてきた。
「ごめんな、まだ、秘密なんだ。でも、もう少しの辛抱だから我慢してな?」
「「…うん」」
二人は少し不安そうな顔をするとゆうちゃんがソウキとミノリちゃんの頭を撫でる
「大丈夫だよ、ソウキ、ミノリちゃん」
ゆうちゃんが二人を安心させようと撫でながら話しかけた時に〝ゴーンゴーン〟と鐘の音がなりだした
「鳴ったか……三人とも飛ぶよ」
「そうだね!ソウキ、ミノリちゃん行くよ」
「「うん」」
俺たちは月に向かって飛んでいく……すると…月を覆い隠すように巨大な影が月の上からゆっくりと降りてくる
「…え?…なんで……なんで…どうして……あれが?」
「とう……ソウキ知ってるの?」
俺とゆうちゃんの後ろを飛んでいるソウキが驚愕し恐怖で顔色を変えていた…それをミノリちゃんが少しおどけながら聞いた
その大きな影が月の前で止まり、全体の灯りが灯った。その輝かしい光はその影を払拭し、影の正体を暴く。そこにあったものは、積円型の大きな構造物
下から上へと上がっていくごとに、その幅が大きくなり、やがては収束して途切れている。
そう、その建物こそが…
「あれが……浮遊城《アインクラッド》だよ」
「なんで……なんで…」
「ミノリちゃんの言いたいことはわかるよ………普通なら誰だってそうなる……でもね……まだ、俺達の物語は終わってないんだ!」
「今度こそボクたちはあの城を100層攻略して落とすんだよ!」
俺とゆうちゃんが二人に手をさしのべる
「ソウキ、辛いかもしれない……怖いかも知れない…憎いかも知れない…だけど、俺達と一緒にあの城を登らないか?俺達にはソウキが必要だ、来てくれないか?」
「ミノリちゃん……君の魔法は誰かを護るためにあるんだよ……怖いかもしれない…憎いかもしれない……だけど、ミノリちゃんは優しい力を持ってるんだよ……ボクたちと一緒に来てくれないかな?」
俺達がそう言うと二人は泣きながら手を取る
「うん、行くよ!怖いけど…まだ、辛いけど…行くよ!僕はどこまでもパパとママと一緒に!」
「私も!今度はソウキやお父さん、お母さんと一緒にこの城を登ります!そして、お父さん達を私の魔法で護ります!」
「よし!行こう!!!」
俺達は飛んでいく何処までもいつまでも……
続く