Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

33 / 79
VS過去の亡霊Ⅱ

 

 

 

 

 

 2025年 5月24日

 

 

 

「クソガアァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」

 

 俺はみんなと別れて一人戦って………囮になって貰っていた春萎さんの戸籍上の兄である織斑秋羅と腰巾着の篠ノ之箒の方に近づいていた………当の本人たちはバカみたいに(本当にバカ)ラウラ・ボーデヴィッヒだった、織斑千冬と暮桜擬きにボロボロの白式と単一装備、雪片弍型と打鉄を持って向かってはたたき落とされていた。

 

≪……無意味な奴らだ≫

 

 「「なぁ!?」」

 

 俺は右の<ガーベラ・ストレート>をしまい、左の<ガーベラ・ストレート>を構えて無策で突っ込んでいく織斑秋羅と篠ノ之箒の剣を受け止める

 

≪……邪魔ァだぁ!≫

 

 <ガーベラ・ストレート>で薙ぎ払い、二人を回し蹴りで地面に落とす

 

「……おま…え……おれ…さまの…じゃま…を、する…な」

 

≪ほぉ?まだ、意識があるんだな?クラス代表決定戦の時に比べて成長したな?ええ?≫

 

「ク…ソ、が」

 

 意識があることに内心、少し驚いたが所詮、それだけで大した成長とは言えないが俺は織斑秋羅を煽った

 

≪まあ、いい……俺は、お前とそこに転がってる雑魚の処分をしにきただけだ……≫

 

 俺はそれだけ言うと織斑秋羅の顔を掴んだ

 

「お、おい……や、や……めろ」

 

≪次、目を覚ます時は病院だろうが仕方ねぇよな?アデュー!!≫

 

 俺は織斑秋羅の静止を聞かずに一番近いピットに投げ込み、同じく篠ノ之箒も投げ込んだ

 

≪さて……後は任せるよ……頑張って春萎さん≫

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 春萎side

 

 

 

「春萎ちゃん、私達はなにをすればいいの?」

 

 

 

 蒼さんが秋羅の方に行って直ぐに明日奈さんが聞いてきました

 

 

 

「はい…みなさんには……私の…<戒剣(かいけん)ナナキ・夜天(やてん)>と<戒剣(かいけん)ナナキ・白楼(はくろう)>のフルバーストを発動するまでの時間稼ぎをお願いします……最短でも10分はかかります……それに……発動までのチャージ中…私は無防備になってしまいますので…その……壁役をお願いします」

 

「「わかった!」」

 

「うん、任せて!」

 

 そう言って明日奈さん、和人さん、兄さんは武器を構えて暮桜擬きの方に飛んでいってしまいました

 

「……皆さん…優しすぎますよ…」

 

「それが、皆さんですから…ソウさんや皆が優しいから私はここに入れるんです…私は…私を受け入れてくれた皆さんが私は…好きです」

 

「…サクヤさん…そうですね……そう思います…」

 

 私はサクヤさんと同じ思いを感じて居ました…そして、皆さんの気持ちに応えたいと心の底から思いました

 

「力を貸してください…<夜天(やてん)>、<白楼(はくろう)>…和人さんや明日奈さん……ソウさんやサクヤさん……兄さんの想いに応えたいんです……だから、お願い!」

〈あぁ!!分かってるぜ!!見せてやれ!〉

〈私達が力を貸すわ!!〉

〈だから、頑張って!!〉

〈ウチらが応援しとる!!〉

 

 私の声が…想いが届いたのか、男性の声と三人の女性の声が聞こえると光が私を包み込んだ

 

 

 

 

 

 

 春萎に変化が起こる少し前

 

 

『薙ぎ払い攻撃…3、2、1、来ます!』

 

 ユイの攻撃カウントで暮桜擬きの薙ぎ払いを避ける和人達、三人だったが攻めあぐねていた

 

「…最強の称号は伊達じゃないな…」

 

「うん、そうだね。動きに無駄が少ないし切り返しが早いから攻めきれない」

 

「俺が隙を作ります」

 

「分かった……頼むぞ、チカ!」

 

「お願いね、チカ君」

 

「はい!」

 

 二人に任された、一夏は返事をすると居合の構えで暮桜擬きに突っ込んでいく

暮桜擬きは雪片を一夏に向かって振るうが一夏はそれを待っていたのか雪片に合わせて抜刀して雪片を弾いた

 

「スイッチ!!」

 

「せやあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 一夏の掛け声で一夏と入れ替わりで細剣<ランベントライト>を持った明日奈と片手剣<エリュシデータ>を持った和人が暮桜擬きの懐に入り込み、細剣ソードスキル《リニアー》と片手剣ソードスキル《スラント》を叩きこんだ

 

『左薙ぎ払い攻撃、来ます!』

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「「チカ(君)!?」」

 

 ユイの声で和人と明日奈は防御の態勢を取ると暮桜擬きの雪片と和人、明日奈の間に一夏が割り込み、再び雪片を弾いた

 

「ッ!はあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 和人は一瞬の戸惑いから直ぐ立て直し暮桜擬きに片手剣水平四連撃ソードスキル《ホリゾンタル・スクエア》を放ち、後退する

 

「チカ、大丈夫か!?」

 

「あ、はい。俺は大丈夫なんですけど雪片を弾いた時に《バリア無効化攻撃》の剣先に掠ってもう、エネルギーが底をつきかけてます」

 

「もう、無茶はダメだよ、チカ君?」

 

「そうだぞ、チカ?」

 

「……はい、すみません、軽率でした」

 

 和人、明日奈の心配の声に一夏は軽率だったと謝ると彼が纏っていた《チカ》が粒子とかして消えてしまった

 

「……エネルギー切れ…すみません、俺……」

 

「大丈夫だよ、チカ君。後は私達に任せてね、キリト君?」

 

「あぁ!」

 

 戦えなくなった一夏を護るように和人と明日奈が一夏の正面に立ち、武器を構えようとすると……

 

「「「!!!???」」」

 

 春萎とサクヤがいる筈の一夏達と反対の場所で光があふれ出した

 

「春萎!!」

 

「おい!チカ!ッ!」

 

「キリト君!!きゃあ!」

 

 春萎を心配した一夏が走り出し、それを止めようとした和人だったが暮桜擬きの斬撃に阻まれ、隣の明日奈ごと、アリーナの壁まで吹き飛ばされてしまった

 

「キリトさん!アスナさん!」

 

 和人と明日奈が吹き飛ばされたのを見た、一夏は脚を止め、心配して叫ぶ

 

「…クソ!」

 

 叫んだ事で暮桜擬きに察知され、一夏は暮桜擬きに狙われてしまう

 

「ッ!……不味い!」

 

 狙われた一夏は逃げようとするが暮桜擬きは剣を一夏に向かって振り下ろした……が、一夏に当たる前に何者かに阻まれた

 

「……全く、兄さんは後先、考え無しで行動するからこうなるんです」

 

 それは、漆黒の3対3の翼、ISスーツの上から着てるような白が基調で黄色のインナーに外が白銀と金色で内が黒のジャケットを着て左手に刀身が白銀でそれ以外が桃色基調で銀色の<懐剣(かいけん)ナナキ>と同型の剣、右手には刀身が黒紫でそれ以外が赤基調で白の<懐剣(かいけん)ナナキ>の同型の剣が握っていた、一夏の妹の春萎だっだ

 

続く




どうして、戦闘シーンがこうなった!?
はい…‥自分の戦闘シーンが雑だなーと思い他の作者様の作品を見て勉強と研究をして執筆したら戦闘シーンがかなり変わりましたね…‥はい。やっぱり、勉強と研究は大切ですね!(凄い今更ですけど)
戦闘シーンは今回の書き方をなるべく維持して執筆していきたいとは思います!!アドバイス、誤字脱字があればよろしくお願いします!!

それから最後の春萎の機体のモデルは魔法少女リリカルなのはの八神はやてのバリアジャケットになります

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。