Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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シャル回、サンワメデス。
多分、五話目で終わると思いますが全く計算できてません。
長いと思っている読者の皆様には大変申し訳ありません。

それではどうぞ


蒼と風  暴風の夜明け 三

 

 

 

「あの時は本当に怖かった……それと、こう言うのは酷いかもしれないけどあの時、同時に僕はソウに恐怖を抱いたんだ…」

 

「気にするな。あんなのを見たら普通そうなる。酷いなんて想わないさ」

 

 あの時、六月の初めにフランスに行きデュノア社に向かう最中の出来事…車両二台が俺とシャル、那由多が乗るリムジンを、機関銃AA-52で襲ってきた

それを、俺と那由多で迎え撃ち、車両二台に乗っていた8人の内、機関銃を使用していた二人と運転手の二人の計四人を撃ち殺し、残りの四人は運転手が居なくなった車が暴走して衝突し爆発で亡くなった

 

「でも、ソウは僕と父さん……それから、デュノア社を救ってくれたのに……僕は今でもソウの事を恐ろしいと思ってる……だから、ソウ、聞かせてソウと那由多さんは何者なの?」

 

「ごめん、シャル。今、俺と那由多が何者かは言えない……でも、これだけは言えるのかな…俺と那由多はあの時のような経験を長い間してきた。勿論、ゲームじゃない現実の世界でな」

 

「それって、ソウと那由多は何度もあんなことをしてきたってこと?」

 

「あぁ、そういう事だ。どうしてかはまだ言えない……でも、夏休みには話せると思う」

 

「本当に話してくれる?」

 

 シャルの顔色は少し青く、俺の視線を気にしておるようだった

 

「あぁ、必ず話す」

 

「お待たせ」

 

 俺がそう言うと個室のドアが開いてエプロン姿の茶髪の男性が入ってきてテーブルのシャルの方に紅茶、俺の方にアイスコーヒーにパフェ、二人の真ん中にドーナツが複数個置いてある皿を置いてきた

 

「ありがとう、タスクさん」

 

「気にしないで」

 

 そう言って男性……タスクさんは部屋を出て行った

 

 

 

 

 

 

 

 

「初めまして、デュノア社長。知っているとは思いますが私が3番目の男性IS操縦者の更識蒼です」

 

「勿論知っている、君は有名人だからね。改めて、私はアルベール・デュノア。君の隣にいるシャルロットの父親でデュノア社、社長だ」

 

 襲撃があった後、俺とシャル、那由多はデュノア社に到着しシャルの父親でデュノア社の社長であるアルベール・デュノアとの面会が適った

 

「早速ですがアナタはシャルのことをどう思っているのでしょうか?あぁ、この部屋に仕掛けられている盗聴器と監視カメラは潰してあるので本心の言葉をどうぞ」

 

「何処まで君は知ってるのかね?」

 

「何処までと言われましたら全てですよ、デュノア社長」

 

 デュノア社長は俺の言葉を聞き顔をしかめ、シャルは俺の隣でずっと暗い顔で俯いていた

 

「すまなかった、シャルロット」

 

「え?」

 

 デュノア社長は頭を下げシャルに謝ってきた。

突然のことでシャルは呆気にとられていた

 

「こうなったのも全てはロゼンダがロゼに殺されたことから始まったのだ」

 

「?!」

 

「やっぱりそうでしたか…」

 

 呆気にとられていたシャルは今度は驚きを隠せずに目を見開いていた

 

「ソ、ソウは知っていたの?」

 

「あぁ、言ったろ?全てを知ってるって。ロゼンダ・デュノア、社長の元妻で二年前にロゼ・デュノアに殺された」

 

「君の言うとおりだよ。ロゼはロゼンダを殺し、シャルロットを半ば人質に取られ私はあの女と結婚させられたのだ」

 

「ぼ、僕を人質に?」

 

 デュノア社の真実の一端を聞いたシャルは動揺を隠せきれずに目が泳いでいた

 

「本当なら君の母、メガーヌとの約束で君は元の家で静に暮らして貰うはずだったのだが…何処から嗅ぎつけたのかデュノア・グループの内部で君を暗殺しようとする者が現れたのだ」

 

「そして、それに便乗してロゼはシャルロットを養子に入れて身の安全を保証する代わりに結婚を迫ってきて…」

 

「結婚しなければシャルを殺すと脅されて仕方なく結婚したと」

 

 

「その通りだ」

 

「……」

 

 俺とデュノア社長の会話をシャルは暗い顔で黙って聞いていた

 

「じゃ、じゃあ、僕と話をしなかったのは……」

 

「あの女に言われ仕方なくやっていたのが半分、デュノアの親戚から護るため、私はお前に冷たく当たっていた…代表候補生にしたのもIS学園に男として入学させたのもデュノアの親戚とあの女からお前を護るためだった」

 

「…どうして、言ってくれなかったの?」

 

 話の中、隣のシャルの顔を見ると目には大粒の涙が溢れていた

 

「私の行動はほぼ全てあの女に監視されいた。だから、真実を知っているのは会社を立ち上げた時からの友とここに居る三人だけだ」

 

『私もいるわよ、屑共』

 

「「「「!!!!????」」」」

 

 この場にいない声が聞こえ、聞こえたのと同時に扉が破壊され、扉の奥から赤い粒子をまき散らしたピンク色の全身装甲のISが現れた

 

≪貴方、本当に余計なことを話してくれたわね。折角私が、愛してあげたのに残念よ≫

 

「何が愛だ!お前は私の会社を好き勝手に使い今では倒産の危機じゃないか!」

 

 扉から離れると全身装甲のISから女性の声が聞こえ、デュノア社長が怒鳴っていることからISの中身はロゼ・デュノアだと確信できた

 

≪もう、潮時ね。貴方たちはここで始末してデュノア社は私が頂くわ!!≫

 

「シャル、那由多はデュノア社長を護れ!俺がこいつの相手をする!!」

 

「う、うん」

 

「了解」

 

 俺は二人に叫ぶと俺はストライクFを展開して二本のガーベラ・ストレートを構えた

 

≪いいか、二人とも!決してこいつの攻撃を生身で受けるな!シールド越しでもだ!≫

 

「「了解!!」」

 

 俺は2人に叫ぶと相手に振り返る

 

≪いいわ、まずは貴方から始末してあげる≫

 

≪できるもんなら、やって見やがれ!!≫

 

 

 

 ここに、俺が知る限り世界初のガンダムタイプ同士の死闘が始まろうとしていた

 

 

続く

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