Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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シャル回四話目です。
はいっきり言って雑で更に肝心なキャラ出ません!!
もう、サブタイトル詐欺です。
それでも良いという方はどうぞ!!


蒼と風  暴風の夜明け 四

 

 

 

≪クッ!!!≫

 

≪アハハハハッ!!さっきの威勢はどうしたのかしらぁ!!!!≫

 

 ソウはロゼ・デュノアの操る、ピンク色の全身装甲のISの背部右側に折り畳まれた1門装備されている高出力粒子ビーム砲と手に持つビームライフルからなるビームの嵐に<ガーベラ・ストレート>二本で何も無い上空に逸らすので精一杯だった

 

≪クッ!!(避けるとデュノア社に当たる…あの粒子の攻撃だけはダメだ!!)≫

 

 ソウは赤い粒子の存在とその危険性を委員会のイアンさんから聞かされていて、デュノア社……その内部の人間が粒子を含む攻撃に当たることを恐れて攻められずにいた

 

≪やっぱり、男は所詮そんなものよ!!動かしただけで調子にのって!!男は全員私達、()の奴隷になればいいのよ!!≫

 

≪…黙れ!!その機体の危険性をロクに知らずに使って安全地帯から馬鹿スカ撃つしか芸が無い奴がぁ!!≫

 

 ソウが怒鳴るように言うとロゼ・デュノアが操るISの動きが止まった

 

≪危険性?だから、なんだって言うのかしら?他人がどうなろうと私には関係ないわ。それに……≫

 

 ロゼ・デュノアは話を途中で切るとビームライフルから赤いビームサーベルに持ち替えて接近してきた

 

≪私はこう言うことも出来るのよ!!≫

 

≪ッ!!……≫

 

 ロゼ・デュノアは半分挑発でソウが言ったことに乗せられソウの間合いでサーベルを振るい鍔迫り合いとなった

 

≪安全地帯からしか何も出来ないとでも思っていたのかしら?!!それだったら残念ね!≫

 

≪あぁ、全くだ。……全く、俺の挑発に乗ってくれるとはな!≫

 

 ソウはそう言うと〝ストライクF〟の背部の両翼に一門ずつ装備されているバラエーナプラズマ収束ビーム砲をこの近距離で放った

 

≪グゥッ!!≫

 

≪悪いな、俺は射撃が苦手分野でな!!こうして至近距離に来て貰えたのは良かったよ!!≫

 

 ソウは二本の<ガーベラ・ストレート>を構え直して追撃に移る

 

≪だらぁ!!≫

 

≪ッ!!≫

 

 右、左、上、下とソウの振るう<ガーベラ・ストレート>の斬撃はバラエーナプラズマ収束ビーム砲で絶対防御を抜きかけたことに動揺し、痛みで動きが鈍っているロゼ・デュノアの操るISに当たり、地面に落下していった

 

≪これでお終いと言いたいところなんだが……他の2機はどうした?≫

 

≪…2機?何を言ってるのかしら?≫

 

 ソウはロゼ・デュノアを追うように地上に降り、ロゼ・デュノアの喉に<ガーベラ・ストレート>の刃先を向けて話を聞こうとするがロゼ・デュノアはソウの言葉の意味を理解していなかった

 

≪とぼけるなよ?その機体名は〝ガンダムスローネ・アイン〟。スローネはアイン、ツヴァイ、ドライの3機編成で真価を発揮する機体と聞いている。もう一度聞く、ツヴァイとドライはどこに居る?≫

 

≪…そういうことか……男のアンタ、なんかに教えるわけないじゃない!!アイツらが来てくれたら直ぐに貴様等を八つ裂きにしてやる!!≫

 

 ロゼ・デュノアは怒鳴り散らす。ソウはロゼ・デュノアの【アイツら】と言う言葉に周囲にへの警戒を強めつつ、全身装甲内から睨み付ける

 

≪あぁ、そうか。なら、ロベルトの下に送ってやる≫

 

 ソウはそういい、<ガーベラ・ストレート>の刃先で喉を貫こうとした……その時…〝ストライクF〟の緊急アラートが鳴り出した

 

≪ッ!!≫

 

 ソウは急いでその場から離れると、〝ストライクF〟の心臓部分を丁度、通り抜けるようにビームサーベルのビットが1機、飛んでいった

 

≪今のはビット…か?。いや、そんな優しい物なんかじゃ無いよな!!≫

 

 ソウが思考を巡らせていると襲ってきたビットが3機に増え、再度、ソウに襲いかかってきた

 

≪遠隔操作機の対処方法はミッチリ鍛えられてんだよ!!≫

 

 ソウはそう言うと片手にビームライフル、もう片方に<ガーベラ・ストレート>を構える

 

≪3機じゃあ、俺には届かねぇよ!!こちとら、36基。計93門のドラグーンとの連日の模擬戦を繰り返してたんだぁ!!≫

 

 ソウは〝ストライクF〟を受け取った時からのキラ等、数名との模擬戦を思い出しつつ、ビットのビームを避け、3機のビットを破壊した

 

≪チィ、逃がしたか……いや!奴はまだ、近くに居るな…≫

 

 ビットを破壊したソウはロゼ・デュノアが倒れているはずの方に目をやるとそこにはスローネ・アインの姿は無く、一瞬逃げたと思ったソウだったが、ロゼ・デュノアがこのまま逃げるとは思えず、もう一度周囲を警戒し始めた

 

≪ッ!!≫

 

 ソウが警戒を強めていると再び〝ストライクF〟の緊急アラートが鳴り出し、慌ててソウは左に避けたがソウの目の前を赤い極大ビームが通り過ぎた。

 

≪今のを避けたのは驚きね≫

 

≪ロゼ・デュノア!!≫

 

 ソウにオープンチャンネルが開き、チャンネルからロゼ・デュノアの声が聞こえ、先程の砲撃はロゼ・デュノアが放ったことが分かり、スローネ・アインは既に到着していたツヴァイとドライと合体していた

 

≪運良く、待っててくれたわ。もう一度言うわ!!貴様等を八つ裂きにしてあげるわ!!≫

 

≪クゥ!!≫

 

 ロゼ・デュノアが嬉しそうにソウに向かって怒鳴ると先程のビットが今度は13機飛んできた

 

≪行きなさい!!ファング!!≫

 

 ビット…ファング13機はソウに向かってビームやビームサーベルで一斉に襲いかかってきた

 

≪ほらほらほら!!逃げ切れ物ならにげてみなさいよ!!キャハハ≫

 

『『……ソウ…』』

 

 ソウの状況を見て高らかに笑う、ロゼ・デュノア。

そして、今なお何も出来ず、見ていることしか出来ないでいる2人の少女たち…

 

≪これで終わりよ!!≫

 

≪グゥ!!≫

 

『『ソウ!!』』

 

 スローネから先程の極大ビームが放たれ、少女たちの声は届かず、ソウと〝ストライクF〟は呑み込まれてしまった

 

 

 

 

 

 

続く

 




えっと、更新の話して少し、リアルの都合上REIS物語の更新を1週間更新から2週間更新にさせて貰います。
詳細は活動報告にて書くことにしますが今の状態では1週間更新では真面に書き切れなく、読者の皆様には大変読みにくい話が続いてると思われます。
ですので、1週間更新から2週間更新にすることにします。
ただし、お盆の時期は今以上に執筆時間が取れなくなると思われますので次回の更新が2週間で出来るとはぶっちゃけ分かりませんがなるべく2週間更新出来るように頑張ります。
アレ?ほぼ書いてしまったような気がする。まあ、いいや。
取り敢えず詳細は活動報告にて書くことにします。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

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