Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語   作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア

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はい。と言うことで今回でシャル回は終了になります。
次回からは臨海学習編になります。



蒼と風  暴風の夜明け 六

 

 

 

「あの時、僕は砲撃でソウが死んだって思って凄く怖かった…僕がソウに頼んだからソウが死んだって…」

 

「自分を責めるな。今回のは俺が好きでやったことだからな。まあ、【桜】が来なかったらどうなっているかなんて想像はしたくないけどな……たがら、もう一度いう、お前の所為じゃない、自分を責めるな。俺がやりたくてシャルを助けただけだ」

 

「う…うん。ありがとう、ソウ。助けてくれて」

 

 涙ぐむも礼を言うシャルに俺は軽く微笑む

 

「あ、フランスで砲撃に呑み込まれたことは内緒な?サクヤや簪には特に言わないでな?」

 

「…クスッ……うん、分かった」

 

 俺がそう言うとシャルは笑顔で頷いた

 

「それにしてもさ、ソウ?〝ミストラル・オーブ〟の元のデータ作りと委員会のイオリ・セイさんの出向の確約をいつの間にしてたの?」

 

「シャルを助けると言ったあの日から2週間くらいしてからだな。どちらも出来たのはフランスに行く三日前だったけどな」

 

「そ、そうなんだ……ソウってやっぱり凄いね…」

 

「俺が凄いわけじゃ無いよ、本当に凄いのはキリトや簪、セイさんやアスランさん、キラさん、それから委員長のラクスさんにアジア支部長のカガリさんだよ」

 

「ねぇ、ソウ?あまりの卑下は人を怒らせるんだよ…確かにイオリさんやキラさんたち、それから、和人や簪さんも凄いと思うよ、でも、その人達との縁を築いたのはソウなんだよ。」

 

「あ、ああ……ごめん」

 

 シャルは笑ってはいたが普段の彼女とは違い……ゆうちゃんが俺を怒る一歩手前の……そう、笑顔で物騒な事を言うような顔をしていた

 

「ねぇ、ソウ?前にも聞いたけど〝ミストラル・オーブ〟のホルスタービットとピストルビット、ライフルビットⅡは本当にイギリスのBT兵器じゃ無いんだよね?」

 

「ああ、趣旨は同じだが、全くの別物だ。それに、BT兵器には無駄がありすぎる…セシリアが偏向射撃 (フレキシブル )出来ないのもその無駄の所為だが、ホルスタービットは高性能補助AIハロを搭載しビットの制御はハロが行うから搭乗者はビットの操作をしなくてすむ。それでも、搭乗者の技量が高くなければ操れないけどな」

 

「うん、ハロは凄いよ 以前よりもラビットスイッチでのラグが無くなったし機体制御がかなり楽になったからね」

 

 〝ミストラル・オーブ〟の話になり、シャルは俺にホルスタービットなどのビット兵器について聞いてきた

 

「そう言えば、ミストラル・オーブの意味は暴風の夜明けなんだよな?」

 

「うん。正確には『嵐による暴風は夜明けと共に静寂に変わる』なんだけど、少し長過ぎたから父さんと話して『暴風の夜明け』ってことにしたんだ」

 

「なるほどな。もう一つ、デュノア社の願いだろ?」

 

「うん。いままで、デュノア社はロゼ・デュノアによって混沌の暴風の中にあった……今回のことでデュノア社は嵐を……暴風を抜け出すことが出来た。これはらは、静寂の中でデュノア社を1から造り直す。それがミストラル・オーブのもう一つの意味で由来だよ」

 

 真剣な眼差しでそう話す、シャル。俺はそんな、シャルの頭を軽く撫でる

 

「これから、もっと忙しくなると思うけど何かあったら何でも言ってくれよ?俺が手伝えることなら何だって手伝ってやる」

 

「うん。ありがとう、ソウ。なら、2つお願い聞いてくれないかな?」

 

 嬉しそうに微笑む、シャルは早速、お願いを言ってきた

 

「うん、何でも言ってくれよ」

 

「ありがとう。一つ目は……もう少し、会社が落ち着いてからになるだろうけど、会社が落ち着いてきたら、僕にALOを教えて欲しい」

 

「勿論、大歓迎だよ。何時でも言ってくれよ。もう一つは?」

 

「もう一つは………僕に剣を教えてほしいんだ」

 

「剣を?」

 

 俺は少し疑問に思った。確かにALOなら俺や他の皆に言えば教えることができ、今日 俺に話したのもタイミングが良かったのだろう…だが、剣なら俺よりもキリトやチカの方が適役だと思う……それに……

 

「剣なら俺よりも適役が他にもいるんじゃないか?それに、シャルは中遠距離型だろ?」

 

「うん。僕は銃などの中遠距離やシールドでの援護だよ。でもね、それは僕の弱点でもあるんだよ。特に和人や一夏、ソウ達のような近接のエキスパート相手に攻め来られたら直ぐにやられちゃうから近接のエキスパートがいる今のうちに近接を鍛えておきたいんだ。それに、ミストラル・オーブにも父さんに頼んで剣を何本か積んで貰ってるんだ」

 

「まあ、理由は分かったけどどうして俺なんだ?剣なら、独学のキリトやチカ、流派としても簪が俺より強いぞ?」

 

 俺自身、剣に関してはそんなに強くないと思って居たのだったが…俺の発言はシャルを怒らせたみたいで……

 

「また、卑下するのかな?」

 

「ウグゥ……べ、別にそういうつもりじゃ無い。俺はそこまで剣を磨いてきてない、ゲームでもずっと剣を使っているキリトやチカ、長い間現実の世界でも剣を習ってきた簪に比べて俺の剣の練度はかなり低い。今も戦ってこれたのは相手がそこまで強くない相手だったからだからな……それでも俺で良いか?」

 

「うん。ソウとがいいんだ」

 

 シャルは即答で答えてきた

 

「……はぁ…わかった。でも、俺は人に物を教えるのは得意じゃ無いから実戦で教えることになるが良いな?」

 

「うん!」

 

 シャルは嬉しそうに笑顔で頷いてきた

 

 

 

 

 

続く

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