Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
原作にくらべるとかなり白いと思います。
海岸
臨海学校二日目、この日は各種装備の実習訓練と専用機持ちは本国より送られてきたパッケージのテストが行われる事になっている。もちろんのことだがSAO生還者の中で委員会のカスタム機を使っている俺を除いたキリト達とゆうちゃんの4人のISには
更に言えば、刀奈姉さんのミステリアス・レイディや簪の伐鐘聖式とハルナさんの
「山田先生も来たみたいだな」
「ですわね、それはそうと一夏さん?一夏さんたちはパッケージがありますの?」
「いや、俺やキリトさん達のは無いからセシリア達の手伝いになりそうだ。ソウはあるみたいだけどな」
「僕のも無いから何でも言ってね!!」
「なら手伝わせてあげるわ、人手欲しいしね。ソウのは確か委員会のカスタム機なのよね?」
「ああ、俺の専用機は調整に時間が掛かってるらしいからずっと、委員会のカスタム機を借りている。今日には届くって聞いてはいるが……俺も詳しくはわからない」
俺やゆうちゃん達、十人が海岸に着到着すると、既に来ていたセシリア達、各国の代表候補生とシャルと合流する。そして、その後すぐに山田先生がきた。
「専用機持ちは揃いましたね。専用気持ちのみなさんには各国が用意したパッケージのテストを行って頂きます。パッケージの無い桐ヶ谷くんや神薙君達は他の方のお手伝いをお願いしますね。それから……」
「僕の機体についてですね?」
「はい」
『いっくぅぅぅぅぅん!!はるちゃゃゃゃゃゃゃゃん!!』
山田先生が頷くと何処からかチカとハルナさんを呼ぶ声が聞こえてきて、崖の上を見ると不思議の国のアリスのような服を着た女性が崖を走って来ていた
「やあやあ!!久しぶりだね!2人とも!!何年ぶりかな!!あ、いっくんには昨日あったか、アハハハッ!!!」
「「「「「………」」」」」
テンションの高いウサ耳女性はチカとハルナさんに抱きつき、笑う。
抱きつかれている本人達のチカとハルナさんは馴れているのか苦笑いしていた
「束姉、う、後ろ…」
「うん?どうしたのいっくん?後ろにはだれ、も……」
女性はチカに言われ不思議そうに後ろを向くとそこにはドス黒いオーラを放っている金髪ショートで
「勝手なこと…ダメだよ?昨日も言った、よね?」
「は、はい!昨日も言われてました!!」
チカとハルナさんに抱きついていた女性は見事な土下座で後ろの女性に謝り、ここにいる俺を含めた全員が2人の女性に唖然としていた
「ステラ、タバネ技術副主任、2人ともそこまでに。みんな、困ってるぞ」
そうしていると聞き覚えのある男性の声が聞こえ、海岸の方を見ると以前、専用機を受理した時に来て下さったシンさんが歩いてきた
「ごめん、シン」
ステラと呼ばれた女性はシンさんが来るとタバネと呼ばれた女性からシンさんの方に駆け寄り謝った
「気にすることは無いよ、ステラ。それから、初めましての人も居るから改めて、俺はシン・アスカ。IS委員会委員長直属IS部隊第一部隊に所属している。今回は蒼のストライクの新ストライカーを届けに来た。それから……」
「ステラ・R・アスカだよ!よろしく!!」
シンさんの方に駆け寄った女性は元気よく自己紹介をする。
その時、俺も含めてだが、先程との違いが凄く、少しだけ動揺もしていた
「ステラは俺と同じく第一部隊に所属している。あとは、知っている人の方が多いかもな……タバネ技術副主任」
「わかってるよ~。2人と同じくIS委員会所属、タバネ・アマルティアです。旧姓は篠ノ之。ISの生みの親って私のことだよ、よろしくね~」
「「「「「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ????????!!!!!!!!!!」」」」」
凄く軽いノリで目の前で自己紹介してきたウサ耳女性…世界的に指名手配されているISの生みの親、篠ノ之束が目の前に居ることにチカとハルナさん、それから委員会所属のシンさんとステラさん以外のここに居る全員が驚き声をあげた
「あ、あの有名な篠ノ之博士ですか!!??」
「う~ん、もう篠ノ之からは籍を抜いたし、博士って言われるのもくすぐったいんだよね~。いっくんとはるちゃんの友達だからみんな、タバネさんでいいよ~」
軽いノリで話す篠ノ之束……いや、タバネ・アマルティア博士に国家代表候補生の鈴達と候補生だったシャルは首を横にふり、生還者組の俺やゆうちゃん、刀奈姉さんやサクヤ、キリトやアスナは苦笑いしチカとハルナさんは何故か驚いた顔をしていた
「束姉!今、篠ノ之から籍を抜いたって……」
「あ、いっくん気が付いた?うん、そうだよ。私は篠ノ之から籍を抜いたんだよ。世界を壊していろんな人達の人生を壊した責任として…ダメ姉として、妹の箒ちゃんが今よりもっと墜ちないように、〝篠ノ之束の妹〟だからって何でもかんでも刑が軽くならないようにするためにも……アマルティア、意味は罪。私の罪を私が忘れないようにって付けたんだ……箒ちゃんに関しては逃げてるような物なんだけどね…」
軽いノリだったタバネ・アマルティア博士は俯き、少し暗めに話してくれた
「篠ノ之に関しては束姉は何も悪くない」
「そうですよ、束姉さん。あれは全て秋羅の所為です。秋羅が篠ノ之を変えたんです。自分の扱いやすい傀儡に……」
「それはそうだけど、私がちゃんと箒ちゃんを見てあげてれば、あんな奴と仲良くならなかったしいっくんとはるちゃんが辛い思いをすることは無かったのは確かだよ。私が気が付いた時にはもう、手遅れの状態…」
「「「「「……」」」」」
チカとハルナさん、タバネ・アマルティアの三人の話にこの場の空気が重くなり静になってしまった
「え、えっ~と、積もる話もあるとは思いますが……」
「そうですね、山田先生。チカもハルナさん、それからタバネ博士でいいかしら?話したいことも沢山あると思うのだけど今は……」
「わかってるよ、カタナ。今はパッケージの運用テストが優先だからな」
「はい。わかってます」
「そうだったね~」
今日の実習に戻そうとした山田先生と刀奈姉さんの一声で軽いノリに戻ったタバネ・アマルティア博士は先程の暗い顔とは最初の明るい顔に戻った
「ソウ、今日渡す予定になっていた機体なんだが、未だに完成してなく、完成時期も未定だそうだ」
「…そんなに俺用に作るのが大変って事ですか……わかりました。専用機の制作は止めてもらっていいです。俺の機体にかかりっきりもご迷惑だとおもいますので」
「ソウ君!!??」
「お兄ちゃん!?」
「「「「「!!???」」」」」
俺の言葉に驚き、姉で国家代表の刀奈姉さんと妹で代表候補生の簪が声を漏らした
「?みんな、どうかしたか?」
「どうかした?じゃないよ、ソウ!?専用機だよ!?何処かの企業の代表や国家代表候補生にならないと本来は貰えない物なんだよ!?」
「シャルの言いたいことは分かるぞ?でもな、完成が未定ならずっと俺の専用機にかかりっきりになるだろ?それなら、俺はこれまで通り〝ストライク〟を使った方がランさんや他の人達も楽が出来るだろ?」
「確かにソウの言っていることは一理あるとは思うが…」
「ソウは自分用の……多分、イチカや和人さん達と同じなら〝ソードアートオンライン〟の服装になると思うけど、それで戦いたくは無いわけ?」
「そう言う分けじゃ無い、勿論SAOの装備で戦えるならみんなと一緒に戦いたいし思い入れはある。だけど……何となく分かるんだ、SAOでの〝ソウ〟の役目は終わった…そんな感じがな……俺がそう感じてる限り、SAOの武装の専用機は完成しない……と、思う」
「……俺も、そう感じた事がある」
俺の話にキリトも頷いた
「ソーは…多分だけど、ソーはSAO生還者の中でも特にSAOにのめり込んでいた……いや、ソーは誰よりもあの世界で生を燃やしてたんじゃ無いかな、キリトやアスナ、ボクよりも…だから、現実に戻ったソーの専用機になる〝SAOのソー〟は完成しないんじゃないかな……〝SAOのソー〟は死んでるから…」
「ゆうちゃん…」
少し悲しそうに、だけど何処か嬉しそうに呟く、ゆうちゃんの話でまた、この場が静になった
「……ソウの考えはわかった。俺から制作中止の事は伝えておく」
「お願いします」
シンさんの言葉に俺が頷き、俺の専用機制作は中止になることが決定した
続く
この作品の篠ノ之束、改めてタバネ・アマルティアのアマルティアはギリシャ語のαμαρτίαで意味は罪。
本文にもあったと思いますが「私の罪を私が忘れないように」
おいおい作品内に書いていきますが私の罪(世界を女尊男卑に変え、白騎士事件を引き起こしたこと)を自分自身で忘れないようするが由来になります。
この束さんも賛否があるとは思いますが私の作品ではこう言う形に纏まりましたので批判は受け付けません。
無理な方はおかえりして構いません。