Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
「それから、もう一つ。今回、俺とステラが来たのは、ソウの〝ストライク〟に追加武装を持ってきたんだ」
「追加武装です……か?」
「うん、そうだよ!君、専用にカスタムしてるよ!」
シンさんの隣で元気に話す、ステラさん。
ステラさんがそう言うと赤いコンテナと青のコンテナが運ばれてきて、中身は〝ストライクF〟のプロトフリーダムストライカーの同型の青い翼と赤がメイン色のリフターだった
「見て通り、片方は〝ストライクF〟のプロトフリーダムストライカーの完成形、フリーダムストライカー。次に赤いリフターの名はファトゥム00、委員長直属第一部隊隊長、アスラン・ザラの専用機〝ジャスティス〟のバックパックを元に作られ、ストライカー名はジャスティスストライカー。ソウは近接メインだから、ジャスティスの方が合っていると思いフリーダムストライカーと共に持ってきた。ソウ、〝ストライク〟を展開してくれ」
「はい」
俺は軽く返事をすると〝ストライク〟を展開する
「タバネ副主任」
「りょ~かい」
軽い返事をするとタバネ・アマルティア博士は〝ストライク〟の前で投射型ディスプレイを展開してキーボードを打ち始める
「タバネ副主任の作業が終わるまで武装の説明をする。フリーダムストライカーの武装はプロトフリーダムストライカーの武装が幾つか増設され、新武装も追加されている。まずは追加されたMA-M20 ルプスビームライフル。これは、〝ストライク〟の57mm高エネルギービームライフルの発展強化型になる。次に同じく追加されたMMI-M15 クスィフィアスレール砲×2。これは電磁レールガンでドイツのISが良く装備している物だが、あちらより火力が高い。
増設されたのはMA-M01 ラケルタビームサーベル×2とM100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2が一つずつになる。次にジャスティスストライカーの武装の説明に移る。
最初はジャスティスストライカー時のみに両肩にマウンドされるビームブーメランのRQM51バッセル ビームブーメラン×2
フリーダムストライカーと同型のMA-M01ラケルタ ビームサーベル×2とMA-M20ルプス ビームライフル、ラケルタビームサーベルは柄を連結させ【アンビデクストラス・ハルバード】と呼ばれる両刃としても使える
バックパックのファトゥム-00にはGAU5フォルクリス 機関砲×4
M9M9ケルフス 旋回砲塔機関砲×2
MA-4Bフォルティス ビーム砲×2の三種の武装が装備してある。どちらのストライカーの武装もSEの消費が激しく数回使用しただけで活動時間が極端に減ってしまうため、〝ストライク〟にとあるエンジンを組み込むことになった。それは……」
「機体の改修とチェック終わったよ~」
シンさんが話してくれているとタバネ・アマルティア博士の声が聞こえ、振り向くと博士とその後ろに新品のように輝く〝ストライク〟が静止していた
「関節などの消耗しやすい部分や、ガーベラ・ストレートの交換をしておいたよ~」
「ありがとうございます。アマルティア博士」
「どういたしまして。それから、さっきも言ったけどタバネさんでいいよ~(君は私の恩人だから、特にね♪)」
「…ッ!(は、はい……)」
「ソー、どうかした?」
「うんん、何でも無い」
タバネ・アマルティア…タバネさんの「私の恩人」で俺が刹那だったことを知っている事に気がつき、少しだけ警戒してしまった
「あ、そっくん?〝ストライク〟を装着してフリーダムストライカーとジャスティスストライカーを装備して少し飛んでみてくれない?今の君に合わせて微調整しておきたいからさ」
「は、はい。わかりました」
俺はタバネさんに頼まれ、あだ名呼びに少し驚き動揺してしまったが〝ストライク〟を装着しフリーダムストライカーでいつもの速度で飛行してみた
≪(ッ!!以前より、性能が格段に上がっている)≫
ストライカーもだったが機体の操作性能が格段に上がっていることに驚きを隠せなかった
『うんうん!フリーダムの方は問題無いね!それじゃあ、ジャスティスの方で軽く飛んでから武装のチェックをしてみようか』
≪わかりました。ジャスティスストライカーに切り替えます≫
俺は言われた通り、フリーダムからジャスティスに切り替えてフリーダムと同じ速度で飛行した
『うんうんうん!!!!!!!いいねいいねいいね!!!!!!すっごく良いよ!微調整するつもりだったけど、まったくする必要ないね!!それじゃあ、これから、ミサイルを何発かそっくんに向かって撃つからジャスティスストライカーの武装で破壊してみて』
≪わかりました≫
俺が返事をして直ぐに、ミサイルが六発向かってきた
≪先ずは!!≫
俺はバッセル ビームブーメランを投げ、瞬時にルプスビームライフルを展開してミサイル二発に引き金を引き、ミサイルを破壊し、残りのミサイル四発はビームブーメランが破壊した
『うんうん!!いいねいいね!!それじゃあもっと行くよ!!』
タバネさんはそう言うと更にミサイルが十二発飛んできた
≪ファトゥム!!フォルクリス 機関砲、ケルフス 旋回砲塔機関砲、フォルティス ビーム砲!!≫
俺はファトゥム00を切り離しファトゥムにソウビシテアルフォルクリス 機関砲、ケルフス 旋回砲塔機関砲、フォルティス ビーム砲を発射させ、一気にミサイルを破壊した
『うんうん!予想よりも射撃スキルが高いね!!そこはこれから調整だね。うん!OKだよ、降りてきて』
≪わかりました≫
タバネさんに言われるがまま、俺はみんながいる海岸に戻った
「ふぅ~」
「ソー、お疲れ!!はい、これ」
「ありがとう、ゆうちゃん」
海岸に降りて〝ストライク〟を待機状態に戻すとゆうちゃんがスポドリを持ってきてくれた
「うんうん!!仲良きことは美しきかなだね!!なはははは!!!!」
〝ストライク〟のテスト中からずっとテンションの高いタバネさんは笑い出し、タバネさんをよく知るチカやハルナさんは少し戸惑いを見せていた
「私の仕事はこれでお終い……て、言うのは味気ない気がするから、折角だから、ここにいるみんなのISを見てあげるよ!!」
「「「「「!?」」」」」
帰る雰囲気を醸しだしていたタバネさんは急にISを見ると言い出し、ここにいるみんなが驚きの顔を見せた
「し、篠ノ之……いえ、あのタバネ博士直々にISを見て下さるなんて!!??」
「本当よ!!イチカ、タバネ博士?はこう言う人だったの?」
「いや、俺達の知る束姉は俺やハルナ以外にはあまり興味を示さなかった」
「うん、束姉さんは秋羅や実の妹の箒、それから織斑……先生にも最初は溺愛レベルだったけど秋羅や織斑先生が本性を露わにしてから箒も含めてまったく興味を示さない『赤の他人』になっていったんだ。私や兄さんは今まで通りだったけど……」
そう、少し離れたチカとハルナさん、鈴が話しているのが聞こえて今のタバネさんを見るが180度、性格が変わっているのがわかった
「さあ~て、誰から……「姉さん!!」」
タバネさんが誰からISを見ようか考えていると崖の方からここにいる殆どが聞きたくも無い声が聞こえてきた。それはこれから起きる嵐の前触れでしか無かったことは俺達はまだだれも知らなかった
続く