Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
「さあ~て、誰から……「姉さん!!」」
タバネさんが誰からISを見ようか考えていると崖の方からここにいる殆どが聞きたくも無い声が聞こえてきた。それはこれから起きる嵐の前触れでしか無かったことは俺達はまだだれも知らなかった
「おや、おやおや?私を姉さんと呼ぶのは誰かな~?」
「私です!!」
篠ノ之は崖から降りてきてタバネさんに叫ぶ。よく見れば崖の上には篠ノ之と同じく宿の駐車場に止めてあったワゴン車(と、言うなの牢屋)に閉じ込められていた織斑秋羅が立っていた
この2人が臨海学習に着いてきたのは何でも一応1組の副担の織斑千冬が臨海学習に出ないのはって話になり、もしも、織斑千冬が不在の時に織斑と篠ノ之が学園から逃げ出すことになったらと言うまた、謎めいた話になり、ワゴン車に閉じ込め連れてきたそうだ。
いや、なんでそうなったのは俺は分からず刀奈姉さんから聞いたところ、馬鹿な教師共が無理矢理にそうしたらしい
「ん?おお!箒ちゃんじゃん、久しぶりだね~」
「久しぶりです、姉さん……私が頼んでいた物を持ってきてくれたんですね?」
誰もが言わずにいたがどうやって出てきたのか気になっていたが、それよりもタバネさんが物凄い嫌そうな顔をしているのが気になった
「?あぁ~専用機の話?それなら……」
篠ノ之の顔は待ちに待った物が手に入ると喜びに満ちていたがタバネさんの次の言葉は喜びの顔を絶望に変えた
「なんで、君に専用機を作らなきゃ行けないの?」
「え……」
タバネさんの言葉に篠ノ之の顔は絶望と怒りに変わっていく
「どうしてですか!?」
「どうしても何も、ただの〝
「こ、小娘!?わ、私は今日、誕生日ですよ!?」
「だからなに?誕生日だからって専用機を贈ると思ってるの?少し考えれば分かることだ思うよ?それにさ……」
「ッ!?」
タバネさんから急に放たれるプレッシャーで篠ノ之は驚き少し後ろに引いた
「私の
【!!!!!!?????】
タバネさんのドスの利いた声にタバネさんをよく知るチカやハルナさん、シンさんやステラさん、篠ノ之も含めこの場の全員が驚き、俺やゆうちゃんは怖がって後ろに隠れてしまったミノリちゃんとソウキの手を優しく握り安心させる
「タバネさん。ミノリちゃんとソウキが怖がってるので辞めてもらってもいいですか?」
「……ごめんね、その子達には怖い思いをさせちゃったね」
そう、謝ってくるタバネさんの顔は少し悲しそうだった
「あ、そうだいっくん、一つ頼んでも良いかな?」
「はい?」
タバネさんはそう言うと木刀二本を量子化するとチカに向けて一本の木刀を投げ渡す
「ごめんね、いっくん。一撃だけで良いから立ち会ってくれるかな?」
「えっと……?」
「今の君を、《ソードアート・オンライン》というゲームで、《アインクラッド》という世界で磨き上げた剣士としての君の全てを、一撃に込めて見せて」
「……わかりました」
チカはほんの少し悩むとタバネさんの正面に立ち、木刀を腰に腰帯に差すように構え、姿勢を少し低くした。これはチカの《抜刀術》の
「行きます」
「うん」
両者そう言うと静かになる…そして………
「やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
チカが一気にタバネさんに迫って腰の木刀を一気に抜刀して振り抜く………本来より速度も威力も何もかもが劣っているがそれでもチカの《飛天一刀》は速く鋭い…
飛天一刀は純白の侍チカの代名詞のソードスキルでチカが《西風の旅団》…アインクラットで最も愛用していた《抜刀術》ソードスキルで攻略組の窮地を何度も救ってくれたソードスキルでもある。
その一撃は下に避けたタバネさんの頭のウサ耳を破壊したが、避けたタバネさんが木刀の切っ先をチカの鼻先に突き付けた事で勝負が着いた。
「うん、良い一撃だったね」
「簡単に避けてたのに何言ってるんですか」
「うんん、避けれてないよ……だって、ほら……」
そう言うとタバネさんは左前髪を上げると少し赤くなっていた。そのことに昔からの知り合いのチカやハルナさん、篠ノ之の三人が驚いていた
「いっくん……本当に強くなったね……」
「…束姉…俺は強くなんて無いです………」
「うんん、いっくんは強いよ。自分の弱さを分かっていてそれを支えてくれる人を見つけることができたんだから……」
「……ありがとう束姉」
チカはタバネさんと握手する…二人の目には涙が溜まっていた
だが、この場にはこの光景をよく思わないのが一人だけ居た
「ふ、………ふざけるなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
篠ノ之箒が怒鳴りながら二人……自分の姉…タバネさんに何故か持っている木刀を持って突っ込んで行く…だが…
「ガハァ」
誰もが動こうとしたとき、既にタバネさんと篠ノ之との間に茶髪ツインテール……鈴がおり、気がついた時には篠ノ之が血を吐き倒れた
「……り、鈴?」
「今のは【
「そ、そうなんですね……」
今の光景に顔を引きつらせる山田先生。
崖の上を見ると織斑秋羅が教師数人に抑えられていた
「織斑秋羅も捕まったみたいだな……刀奈姉さん?こいつとアイツ、更にアイツの姉はこれからどうしていくことになる?」
「どうやって出てきたか分かり次第、篠ノ之及び織斑は退学及び孤島のカウンセリングセンターにあの腐った人間性が治るまで強制入所、織斑先生は教員免許停止及び二年間の再研修、三年間の再教育になることが事前に決まっているの、これは三人にも通達済みで臨海学習で問題を起こせば臨海学習後、刑が執行される事になっていたわ……今の段階でさせることになるわね」
更生の機会が与えられた事は当たり前だが、今までの様子を見ると更生はされない気がするが……それは俺達が考える事では無いだろう……
「山田先生!!」
「はい!直ぐに伝えます」
教師が一人慌てて走ってきて、シンさんは誰かと連絡を取っていたがシンさんは何処か慌てていた
「テストは中止!!専用気持ちは私に着いてきてください!!他生徒は片付け後、自室待機を命じます!!」
大声で叫ぶ山田先生からは何処か緊迫感が感じられた
続く
あわてふためIS学園生徒を遠い目でみる一人黒髪の女性がいた
『クククッアハハハハハハ!!!私が開戦を花火を上げてやろう!!さあ、ショータイムだ!!』
女性は高らかに笑い姿を消した
また、とある施設の中、黒髪の男性と金髪の青年がいた
『そろそろ、我々が出る頃か……〇〇、〇〇に〇〇〇〇の最終チェックをさせておいてくれ』
『分かりました〇〇』
男性は青年に頼むと青年は軽く頭を下げその場を後にした
『君も一緒に来るだろ?
男性がそう言うと男性の後ろけら織斑千冬似の少女が目を光らせていた
続く