Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
少し前に知り合いに他のキャラが描写できてない、キャラが多くて誰が喋ってるか分からないと感想を言われたのを思いだして、少しやり方を変更しました
見にくければ言ってください。元に戻します
「」→ユウキ
「」→サクヤ
「」→簪
「」→マリー
「」→フェルト
「」→刀奈
「」→アスナ
「」→束
「ソー!!」
「ソウさん!!」
ボクとサクヤが連れてこられたのは部屋の中に5個近くのポットがある部屋でその中の一番手前に酸素マスクを着けられているソーが寝かされていた
「木綿季さん…サクヤさん…」
部屋の前にはソーの妹でソーを助けに行った簪が椅子に座りながらガラス越しにソーをずっと見ていた
「……ごめんなさい。あんなこと言ったのに…お兄ちゃんにここまで大怪我させて…」
簪さんはボクとサクヤに気がつくなり涙を流して謝ってきた
「うんん、簪さんの所為じゃ無いよ。誰の所為でも無い……今回の原因はボクも含めて全員がソーに頼り切ってた…これが原因……もしかしたら誰も大怪我はしなくても福音を倒せる方法があったかも…」
「ユウキさんの言うとおりです…あの時、無理矢理にでもソウさんと一緒に戦っていたらソウさんがここまでの大怪我をすることは無かったかもです…でも私はソウさんに怒鳴られた時に心の中でソウさんなら一人でなんとかできるかも…私達が邪魔になってるんじゃ無いかって……そう思ってしまい…」
「私もです……太陽炉を搭載した機体は私だけなのに……なのに、残らなかった…あの時、残っていたらって……戦闘が終わってからずっと……うんん、大怪我をしていたお兄ちゃんをお姉ちゃんと助けてから今までずっと……」
ボクとサクヤは簪さんを慰めていたが、ボク達二人も涙を流してしまう
「三人のお気持ちわかります…私も大切な人をなんども無くしかけましたから……時には敵同士で好きな人と、時には私を養子にって言ってくださった人を助けられず……」
そんなボク達を見てマリーさんが優しく声を掛けてきて、軽く抱きしめてくれた
「マリーさん……ありがとう御座います…」
「ありがとう御座います……少し楽になりました」
「いえ、私にはこう言うことしか出来ませんから……まだ、自己紹介してませんでしたね、私はマリー、マリー・パーファシーです。ガンダムキュリオスのガンダムマイスターです。それから……」
「フェルト・グレイスです。トレミー、プトレマイオスⅡの戦況オペレーターを務めてます」
そう言えば、スメラギさんが名前言ってただけで名前、聞いてなかった
「知っているとは思うけど、紺野木綿季です」
「神無月サクヤナです」
「更識簪です」
「ふふ、よろしくお願いしますね」
ボク達はマリーさん達と挨拶を交わし、5人でソーを見守りながらたわいも無い話をし始めた……すると、
「簪ちゃん、ユウキちゃん、サクヤちゃん」
「ユウキ、簪ちゃん、サクヤちゃん」
「お姉ちゃん……みなさん…」
カタナとアスナの声が聞こえ振り向くとボク達より後に連れて行くと言われていたみんなが居た
「ソウ君は……」
「酷い怪我でしたけど……ここで三日寝ていれば大丈夫だそうです……束さん、あの時はすみませんでした」
「え……う、うんん!!かんざしちゃんは何も悪くないから謝る必要は無いよ?」
束さんを見つけると簪さんが謝りだした……突然に謝られた束さんは動揺を隠せずにいた、周りに居るボク達も……
「いえ、私はあの時……束さんは悪くないのは分かってました……分かっていましたけど…何も出来ずにお兄ちゃんに言われて逃げた自分自身に苛立っていました…それを束さんの所為にしてました……あの時のは八つ当たりなんです……木綿季さんにも強く当たった……」
束さんの次にボクにも謝ってきた……だけど、
「謝らなくていいよ、簪さん。ボクもあの時は冷静に考えられて無かったから、簪さんの御陰で頭を冷やせたしソウキと、美乃梨ちゃんに悲しい思いをさせなくてすんだから」
「私もちゃんと言っておかなければ行けなかったのに言ってなかったからかんざしちゃんの所為じゃ無いから謝らなくていいよ。それでも……殴られる覚悟はしてたんだけどな~
無駄になっちゃったよ~」
「えっと、その……すみません///」
そう言えば簪さんは束さんにそんなこと言ってたっけ……簪さんははずかしそうに顔をほんのり赤くして俯かせてる…でも、今回は喧嘩両成敗だから別にいいよね?
「束さん、二つお願いしてもいいかな?」
「ん?何かな?この束さんに何でも言ってよ!!」
「えー、こんなのなんですが……」
ボクは考えついたことをみんなの居る前で束さんに一つずつ説明した、束さんは何度か頷き、最後に目を輝かせていた
「うん!うんうん!!それはいい案だよ!!二つとも凄くいい!!それなら、私も君達の近くに居た方がいいから、出向できるよ!!分かった、その提案を引き受けるよ!!」
「ほんとですか!??良かった~ ?みんな、どうしたの?」
ボクのお願いと言うなの提案を束さんは快く引き受けてくれる中、他のみんなが不思議そうにボクを見ていた
「ユウキって時々、凄いことを平然とやってのけるよね」
「そうですね……でも、それがユウキさんらしいですけど…」
「私もそう思います…でも、だからこそ、お兄ちゃんが惚れたんだと思います」
「私も簪ちゃんに賛成かしらね。ユウキさんが居たからこそこうしてみんな、ソウ君の元にあつまったんだと思うわ。(それにもし、ユウキさんがいなかったらソウ君は今のように笑えていたのかしら……)」
アスナやサクヤ達に色々と言われたが……ボクが居たからこうして集まれたってことかな?
あまり、難しいことは分からないからいいや!!
みんなと笑いあっている時……この時のボク達はこの後にあんなことが起こるとは知らなかった
続く