Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
一夏VSイチカ
「はあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「……」
チーム戦が始まって直ぐ……同一自分で戦っている中、俺はシールドで防ぐことに専念していた
「(う~ん、機体性能だよりの動きだな。あの雪羅って武装は零落白夜を射撃用、格闘用で使う武装みたいだが……本人の技量が低すぎるな)」
「反撃してこないのか?」
俺が分析していると並行世界の俺が手を止めてきた
「そうだな……分析は元々俺がすることじゃ無いからな……ここから反撃に移るからな……はぁ!!」
「グゥ!!」
俺の願いで改修された白式には抜刀術に耐えうる刀が何本か用意されていた
並行世界の自分に振るったのもその一本……名を
ビームコーティングされたこの刀は俺の技量次第ではビームやレーザー、シールドバリアをも切り裂くことが出来る代物と束姉に言われた
「雪羅、射撃モード」
並行世界の俺が距離を離すと左手の雪羅を射撃用に切り替えて大出力荷電粒子砲を放ってきた
「あらよっと」
「ッ!!なら!!」
簡単に避けられたことで頭に血が上ったのか大出力荷電粒子砲を連射してき
「なんで、あたらねぇ!!」
「射撃用のセンサーリンクが無いんだろ?それに、射撃はかなり苦手だな。まあ、苦手なのは俺も一緒だな」
「うるせぇ!!」
並行世界の俺は雄叫びを上げて突っ込んできた
箒VSハルナ
「はぁ!!」
「クッ!はぁ!!」
並行世界の篠ノ之と戦うことになった私は何度も打ち合っていた
「これじゃあ、らちがあかない……仕方ない、バレットシュート!!」
「クゥ!き、貴様剣士では無かったのか!?」
「私は双剣双銃使い…銃の腕だけなら兄さんにもセシリアさんにすら勝ってますよ……それではどんどん行きます。ディバインシューター、シュート!!」
篠ノ之は私が銃を使うと怒ってきた…そんなに銃を使うのを嫌いますかね?言っている本人もレーザーを使ってきますけど
「このくらい!!」
「残念、そこ!」
「チィ!!」
無数の白のエネルギー弾を発射し篠ノ之が弾に気を取られている間に死角からバスターを放ちますがそれを察知したのか直撃はさせられませんでした
「なかなかの直感ですね……私達の世界の篠ノ之に見習って欲しいくらいです」
「……そっちの私は一夏やお前に嫌われているんだな…」
「嫌われてる?いいえ、違いますよ。兄さんは分かりませんけど私は私の世界の貴女が大っ嫌いです。兄さんが織斑の出来損ない?剣道が弱い?ふざけんな、秋羅に良いように使われて剣道では八百長で負けさせては訓練と称して集団で虐めて……それを見ているしか出来なかった私の気持ちが貴女に分かりますか?どんなに罵倒されても虐められてもいつかは姉や兄に認められると信じていた兄さんの気持ちが分かりますか?」
「…………」
篠ノ之は私の話で俯き黙り込んでしまいました……
「話はここまでです。ここからは全力で行きますよ!!はあぁ!!」
「く!!」
話を終え突っ込んだ私の二刀からの連撃を篠ノ之は長刀二本で防いで来ました
「バレットシュート!!」
「同じ手を喰らうか!!何!?」
「同じ手なんて甘いことを代表候補生でもある私がすると思いましたか?」
篠ノ之が同じバレットと思って避けたのは爆裂弾、これは発射前に爆発させるタイミングを決めてから放つ物で小刻みに回避する剣士や弾いたり防いだりする相手には有効なのですが……欠点として意表を突いた時にしか使えないんですよね…
続く