Reソードアート・オンライン~蒼い死神と絶剣~IS物語 作:ヤトガミ・レイナ・マリー・エクセリア
私の家は停電しました。
私の家付近はある程度停電に強かったんですが……まさかの長期停電となって電気が使えなく困ってたりしてます……はい
鈴VS鈴
「だらぁ!!」
「グゥ!?重い!!」
甲龍を纏い双天牙月を振るう鈴に、並行世界の鈴はそれを双天牙月で防ごうとするが一撃の重さに耐えられずにいた
「アンタの機体、本当に甲龍なの?双天牙月の重さが違うわよ!!」
「多分同じよ?今のは双天牙月の重さに重心の移動であたしの体重も上乗せした物よ……武術とかでも使われるやり方かしらね?」
「あたし、武術なんて習ってないわよ!!」
「そ、ならあたしとの差はそこよ。あたしは彼奴の隣に立つために八極拳を血反吐を吐く思いで覚えたわ。その位しないと彼奴の隣に立つことはできないと思ったからよ……あなたにその位の覚悟があるかしらね?」
「……」
鈴の言葉に並行世界の鈴は黙ってしまう
「あるわけ無いわよね。こっちと違ってそっちの彼奴は
「ど、どういうことよ!?」
鈴の言葉に並行世界の鈴は動揺を隠せずにいた
「そうね……これは本人達に聞くのが一番だわ。もし、このチーム戦が終わってから聞くなら一つだけ忠告しておくわ、彼奴の話で
「ッ!……ええ、そうね。ここからは……」
お互いに深呼吸をすると大声で叫び突っ込んでいく
「「全力全開で叩き潰す!!」」
シャルVSシャル
「「…………」」
イチカやハルナ、鈴とは違いシャル対シャルの周りは銃弾が飛び交っていた
「中遠距離が得意なのは変わらないんだね」
「そうみたいだね…」
同一人物では過ごし方が変わらなければ戦いスタイルはそう簡単に変わらない……イチカや鈴がそうみたいに……だが、同一人物でも大きく変わっているのがシャルだった
「……≪ブースト≫」
「は、はやい!?」
シャルが小声で呟くとミストラル・オーブの動きが変ると同時にシャルは
「け、剣!?」
なんとかシャルの攻撃をシールドで防いだ並行世界のシャルは驚きを隠せなかった
当の本人は近接武器はシールド・ピアースことパイルバンカーしかなく剣を使ったことがなかった…が、目の前の自分が剣を使ってきたのだ、驚きを隠せるわけが無かった
「はあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「うぅぅ……」
並行世界のシャルはなんとか距離を離そうとするが剣を持ったシャルは距離を離されまいと接近と連撃を続けた
「はぁ……はぁ…はぁ、そっちの僕は剣を使うんだね…」
「僕たちの世界は近接のプロフェッショナルが多いからね…中遠距離だけじゃその人たちに勝てないから僕を……僕とお父さんを助けてくれた人に剣を教わってるところ」
「……」
並行世界のシャルはお父さんと聞くと顔色を暗くし黙り込んでしまう
「多分、君も昔の僕と同じ悩みを持っているんだと思うよ……僕は彼のお陰で助かったけど…君にはこの言葉を贈るよ……【ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるよ。】」
「!!」
「ある人からの受け売りなんだけどね♪」
並行世界のシャルは暗くしていた顔色を驚愕に変えた
「話はここまでかな……そろそろ行くよ!!」
「…そ…そうだね!!」
シャルは剣を構え、並行世界のシャルはシールドとサブマシンガンを構える
「「はあぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
続く