ご注文と一緒にケーキはいかがですか?   作:七海 碧月

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お待たせしましたー!
第六羽になります!

あ、これからはマンガ版で進めていくのでよろしくお願いいたします!

それでは!
どうぞ、ごゆっくり………

クロスオーバーキャラが出ますが…
紅茶と言えばこの人ともう一人なんですよね…


第六羽 紅の世界 -1-

カランカラン

 

コウ「いらっしゃいませ。っと、金剛さんか」

 

金剛「Hey! コウサン、今日もキマシター!」

 

コウ「それはそれは、常連さんになりそうですね」

 

金剛「もう常連デース!」

 

 

この人は、うちによく来てくれる金剛さん

どうやら帰国子女で、四人姉妹らしいけど…

あ、実は同じ学校だったりする

 

 

コウ「ご注文をどうぞ」

 

金剛「ムムム…今日は春なのに暑いデスからネー…

アールグレイかディンブラのアイスティーにしましょうカネ。

後は、日替わりのケーキを一つ」

 

コウ「それなら、ディンブラのいいやつが入ったのでそれにしますか?」

 

金剛「任せるネー!」

 

コウ「かしこまりました…」

 

 

 

コウ「お待たせ致しました、ご注文はすべてお揃いですか?」

 

金剛「オッケーネ!」

 

コウ「それでは、ごゆっくり」

 

金剛「ところでコウサン」

 

コウ「はい?」

 

金剛「何故かコウサンって、仕事の時と普段は全然違いまセンカ?」

 

コウ「ん?わざとだよ…姉とか父にそう言われてるからな」

 

金剛「そうなんデスネー…」

 

コウ「そうなんだよな…」

 

 

 

コウ「ありがとうございました!」

 

金剛「美味しかったヨ!またくるネー!」

 

コウ「お待ちしております」

 

 

 

コウ「ふー、取り敢えず俺の仕事の時間は終わりかな?」

 

杏「コウちゃんコウちゃん?」

 

コウ「なんだよ?」

 

杏「千夜ちゃんから電話が来てるわよ~」

 

コウ「ん?千夜から?何の用だ…?」

 

 

 

 

千夜『もしもし、コウ君?』

 

コウ「よう、千夜。何の用だ?」

 

千夜『あのね、ココアちゃん達にも言ったんだけれど

パン作りでお世話になったから家の喫茶店に招待しようと思って!』

 

コウ「へぇ…面白そうだな。

今からいくよ」

 

千夜『フフ、お待ちしてるわね♪』

 

 

 

 

コウ「ここか…千夜の家って。

それにしても…合わねぇ…」

 

千夜の家の周りは外国っぽい街並みなのに、

ポツンと和風のやつがあるんだからな…

看板も左からじゃなくて、右から読むようになってるし

 

コウ「こんにちは」

 

千夜「あ、いらっしゃい!コウ君だけ?」

 

コウ「ああ。ココアたちは?」

 

千夜「まだ来てないわ」

 

カランカラン♪

 

ココア「こんにちはー!ってコウ君も来てたんだー!」

 

コウ「よう、三人とも」

 

チノ「コウさんも千夜さんに誘われたんですか?」

 

コウ「まぁな、ちょうど仕事も終わったし」

 

ココア「そう言えば、あのようかん美味しかったよ!

三本も行けちゃった!」

 

リゼ「三本丸ごと食ったのか!?」

 

コウ「なんだそりゃ…ケーキホールごと食うみたいだな…」

 

チノ「居るんですか?そんな人…」

 

コウ「居るんだよな~、それも知り合いに」

 

リゼ「えっ!?」

 

九ノ瀬さん…本当に良く食べるんだよな…

 

 

 

ココア「あ、うさぎだ!」

 

千夜「看板うさぎのあんこよ」

 

コウ「え?こいつ生きてる?全然動かないけど…」

 

リゼ「確かに置物みたいだな…」

 

千夜「あんこはよっぽどのことがない限り動かないのよね」

 

あんこ「!」ピクッ

 

コウ「ん?」

 

あんこ「♪」ドゴッ

 

ココア「ティッピー!」

 

コウ「チノちゃん大丈夫か!?」

 

チノ「えぇ…びっくりしました…」

 

コウ「にしても…なんでティッピーに体当たりしたんだ?」

 

リゼ「縄張り意識が働いたのか?」

 

千夜「いいえ…あれはきっと一目惚れしたのよ!」

 

コウ「は?」

 

千夜はいきなり何を言い出すの?

 

千夜「恥ずかしがり屋君だったのに…あの目は本気ね…っ!」

 

ココア「あれ?ティッピーってメスなの?」

 

チノ「そうですよ。(中身は違いますが…)」

 

コウ(ドンマイ…じいさん………)

 

ティッピー「ぁああああああああああああーーーーーーーーっ!」

 

あんこ「♪」

 

 

千夜「そう言えば、抹茶ラテでラテアートを作ってみたの」

 

リゼ「へぇ、どんなのだ?」

 

ココア「気になる!」

 

千夜「ココアちゃん達みたいな可愛いのは描けないけど…

北斎様に憧れていて…」

 

ココア「浮世絵!?」

 

また地味に上手いし…

 

千夜「俳句をたしなんでいて…」

 

《ココアちゃん

  どうして今日は

   おさげやきん?  千夜》

 

ココア「風流だ!」

 

リゼ「えっ、季語は?」

 

コウ「ココア、風流ってちゃんと意味分かって言ってる?」

 

ココア「大丈夫だよ!たぶん…」

 

チノ「たぶん!?」

 

ああ、ココアって国語とか苦手なんだろうなぁ…

 

 

 

コウ「それで、メニューはどんなのなんだ?」

 

千夜「はい、お品書きよ」

 

パラッ

 

コウ「なぁにこれぇ?」

 

リゼ「なんか…マンガの必殺技みたいだな…」

 

チノ「どんな物が出てくるのか全然分かりません…」

 

ココア「わー!抹茶パフェもいいし、クリームあんみつ、白玉ぜんざいも捨てがたいな~♪」

 

コウ「え、これがわかんの?」

 

チノ「多分千夜さんとココアさんは感性が似てるんです」

 

 

 

 

千夜「じゃあちょっと待っててね~」

 

コウ「全くワケわからんかった…」

 

ココアに翻訳してもらわなきゃ全然わかんねぇ…

 

ココア「それにしても、和服って良いよね!

おしとやかな感じがして」

 

コウ「そうだな、でもなココア。

お前じゃおしとやかには見えんと思うぞ?」

 

ココア「ひどい!」

 

俺らは普段を見てるからな…

 

リゼ「………」ジーッ

 

チノ「リゼさん、着てみたいんですか?」

 

リゼ「!?いらっ、別にそう言う訳じゃ……!」

 

コウ「あー、いいんじゃね?」

 

リゼ、スタイル良いし。

あ、勿論チノちゃんも似合うと思うけどね?

 

ココア「うんうん!リゼちゃんならきっと似合うよ!

こう…時代劇とかで博打をしてる女の人みたい!」

 

リゼ「そっち!?」

 

コウ「その発想は無かった」

 

たまげたなぁ…

まさかそんな事を思っているとは…




はぁ…
コウ「なんなんだ?そのため息」
あ、久しぶり
いやね、これ一回全部書いたんだよ。
でね、保存して投稿しようとしたら記録されてなくてね…
泣きたかったよ…
コウ「あー…ドンマイ」
だから、これ途中で終わってるんだよね…

さて、いかがでしたでしょうか?
感想意見等々お待ちしております!
それでは、またのお越しをお待ちしております。

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