私はもう、思い残すことはありません……。
注)
ハロウィンモード朝潮の限定ボイスが出て来ます。
まだ聞いてない人は聞いてからが良いかも?
大潮「朝姉がぁ、朝姉が壊れたぁ!」ガタガタ
朝潮「ち、違っ!誤解だから!」
大潮「朝姉にイタズラされるぅ!」ブルブル
朝潮「やめて!」
朝潮「ご、誤解なんです!」
大潮「そうなの……?」
朝潮「はい」
大潮「じゃあ、あのコスプレ朝姉のじゃないの?」
朝潮「いや、それはまぁ、私のなんですけど……」
大潮「イタズラされるぅ! 朝姉にイタズラされるぅ!」ガタガタ
朝潮「ち、違うんですよぉ!」
大潮「あの、朝姉もストレスくらい溜め込んでるだろうから、年に一度くらいは羽目を外したくなるのは大潮全然否定しません」ビクビク
朝潮「……ええ」
大潮「そういう服を着てたりして騒いだりするのも、全然悪い事だとは思わないし……」ブルブル
朝潮「……あの、大潮」
大潮「な、何!?」ビクゥッ
朝潮「な、なんで距離とってるの?」
大潮「だって怖いもん!大勢で囲まれてひっくり返されるもん!」
朝潮「しませんから!」
大潮「超マニアックな方法でイタズラされるもん!」
朝潮「しませんよそんなの!」
大潮「普段とは違う可愛い猫耳魔女っ子姿で『はい!この朝潮、この艤装でいつでも出撃可能です!』とか言いながらイタズラされるもん!」
朝潮「抜粋するのはやめて!私の季節ボイスから抜粋しないで!」
大潮「なんかハロウィン特有のマニアックな言葉責めとかするつもりでしょ!」
朝潮「しませんよ!やめてください!」
大潮「可愛い外見とは裏腹にちょっと凛々しくも戸惑った感じで『し、司令官!トリックオアトリート!』とか言うつもりでしょう!」
朝潮「抜粋やめて!まだ聞いてない人もいるかもしれないんですから!」
大潮「朝姉がマニアックな言葉責めを身につけてるぅぅ……!」
大潮「とにかく、そういうマニアックなイタズラしようとしてるんでしょ……?」
朝潮「違います!そういうんじゃありませんから!」
大潮「さ、さらにマニアックな……?」
朝潮「違います!ていうか、さっき大潮が言ったみたいなのはハロウィンでは全然マニアックの範疇じゃないですよ!むしろ挨拶です!」
大潮「……え?」
朝潮「……あ」
大潮「……あ、あれくらいは、基本なの?」
朝潮「なんでもない!さっきのなんでもないです!」
大潮「正直さっきのでもかなりエグいところ抜粋したつもりだったんだけど……」
朝潮「エグいの!?私がトリックオアトリートって言うとエグいの!?」
大潮「もうあれくらいじゃ、満足できないんですね……?」
朝潮「やめて!」
大潮「朝姉がどんどん遠くに行く……」
朝潮「遠くに行ってるのは大潮じゃないですか……物理的に距離とってるじゃない……」
大潮「だ、だってギャップが……」
朝潮「ダメですか!?私がコスプレしたらダメなんですか!?」
大潮「普段クソ真面目な朝姉がコスプレするなんて、よっぽどストレス溜め込んでたんだね……」
朝潮「やめて!重い感じにしないで!」
大潮「これじゃ満潮も動揺するわけだ……」
朝潮「聞きたくないです!イベントの雰囲気にあてられて『私も今年くらい』って思っちゃった私が一番聞きたくないタイプのヤツですよ!」
大潮「で、でもプレイ的な見地から言えばコスプレも司令官へのアピールポイントに……?」
朝潮「やめて!そんなつもりはありません!」
大潮「だ、だって『朝潮』がツ〇ッターでトレンド入りしたって聞いたよ?」
朝潮「それ本当なんですか!?作者の人が見たときには影も形もありませんでしたよ!?」
大潮「他にも色んなところで『アサシオチャン・・・ アッ アッ』って言う人が続出したりしたらしいよ?」
朝潮「っていうか何でそんなに詳しいんですか!?さっきまでイタズラされる!とか言ってたましたよね!?」
大潮「荒潮がネットで見たって……」
朝潮「そ、そういうことか!いや、私はコスプレなんてしませんからね!?」
大潮「じゃ、じゃあ面と向かって言って……」
朝潮「何を?」
大潮「『私はコスプレしたいなんて思ってないし、イベント事にも興味ありません』って」
朝潮「何その宣言!?」
大潮「言わなきゃ信用できない!魔女っ子姿の朝姉と同じ部屋にはいられないもの!」
朝潮「そんなに嫌!?評判良いんですよ!?」
大潮「と、とにかく言ってもらえれば、安心できるかもしれないから……」
朝潮「……うーん……」
大潮「や、やっぱり虚偽の申告はできない?」ビクビク
朝潮「虚偽じゃないですから!」
大潮「いいの!大潮は朝姉を嘘つきにしたいわけじゃないんだから!」
朝潮「その感じやめてください!」
大潮「朝姉にその場限りの嘘をつかせるくらいなら、大潮は朝姉の嗜好と向き合うから!」
朝潮「言いますから!言うから重い感じやめて!」
朝潮「え、な、なんでしたっけ……『私は』……」
大潮「『私はコスプレしたいなんて思っていないし』
朝潮「そ、そうね。『私はコスプレしたいなんて』……」
大潮「……ど、どうかした?」ビクビク
朝潮「あ、あのー、一応、一応確認ね?」
大潮「な、何?」
朝潮「こ、この『コスプレ』の範囲って……?」
大潮「!!」
朝潮「い、一応ですよ!!」
大潮「そ、それはつまり範囲によっては……」
朝潮「一応ですって!意外と二人の間で食い違ってるかもしれないじゃないですか!」
大潮「範囲によってはありえるってこと?」
朝潮「いや、だからその確認!」
大潮「そ、そうですね。朝姉の基準はちょっとアレですもんね」
朝潮「アレとかやめて」
朝潮「えーと、じゃぁちょっとずつ確認してこう?」
大潮「え、ええ。ここでの『コスプレ』の範囲が広ければ広いほど、その……」
朝潮「……うん」
大潮「朝姉がさっきの宣誓をできなくなる可能性が上がるわけですね」
朝潮「いやまぁ多分、ていうか絶対大丈夫ですけどね!!」
大潮「そうですよね!」
朝潮「えー、じゃあ『コスプレ』の基準決めスタート!」
大潮「まずは『ジャージ』!」
朝潮「えッ!?」
大潮「えッ!?」
朝潮「ストップで! 一旦ストップで!」
大潮「ないないないない!!」
朝潮「違いますって! 普通に着るじゃないですか! 部屋ではジャージ姿でしょ!?」
大潮「入らない入らない、ジャージなコスプレに入らない」
朝潮「私が着るかどうかじゃないですよ!? 一般的にですよ!? 一般的な基準として、ジャージはセーフですよ!って言うか、大潮と満潮もジャージ着て出撃してましたよね!?」
大潮「だって店員と釣りですし……」
朝潮「アレですよ?ジャージってあずき色の芋ジャージですよ?派手な色で色んなキャラクタがデカデカと描いてあるようなヤツじゃないんですよ? そのつもりで私はOKにしたんですよ?」
大潮「当たり前だよ……。ていうか今言った方を朝姉が着てたら病院に連れてくレベルだよ……」
大潮「あの、ていうかじゃあさ、ジャージが基準だとアウトなんですよね?あの、言わなくていいですけど」
朝潮(私、制服以外着ちゃダメなんでしょうか……)
大潮「うーん……ていうかもう、聞くね…… 。ど、どこラインにしたらさっきの宣言できるの?」
朝潮「……えー?」
大潮「あ、朝姉が決めてくれていいよ。それを聞いて対処するから」
朝潮「……う、ん……」
(五分後)
朝潮「……」
大潮「……」ドキドキ
朝潮「……あの」
大潮「ひっ!?」ビクゥッ
朝潮「な、なんで怯えるの!?」
大潮「ご、ごめんね?驚いちゃっただけだから。ごめんね?イタズラしないで?」
朝潮「やめて!」
大潮「……ていうか、これ長考した時点でやっぱり……」
朝潮「言います!今すぐ言いますから!」
朝潮「え、えーと……」
大潮「言ってくれていいから!ドーンと!」
朝潮「えーと……」
大潮「もう驚かないから!」
朝潮「えー……多分、何をラインにしても、その、無理……」
大潮「え」
朝潮「あの、だって、たまには違う服着たいし……」
大潮「うわああああああやっぱりガチじゃないぃぃぃぃ!!!」
朝潮「ご、ごめんねぇぇぇぇ! でもしたいんだものぉぉぉぉ!!」
大潮「最初ので合ってたじゃないぃぃぃ!! 最初のリアクションでむしろ正解じゃない!!!!」
朝潮「大袈裟ですよ!だってコスプレしたいだけですよ!?それにトリックオアトリートとかめっちゃいいたいです!」
大潮「それは聞いてないでしょおおお!!朝姉が壊れたぁぁぁぁぁ!!」
朝潮「し、静かにしないとイタズラしますよ!?」
大潮「Trick or Silent!?」
大潮「あの衣装は?」
朝潮「自前」
大潮「あの尻尾、何処につけてるんです?」
朝潮「秘密」
大潮「コスプレと書いて?」
朝潮「艤装」
大潮「やっぱり朝姉は真面目な格好の方が……」
朝潮「アレでも大真面目です!」
大潮「壊れたぁぁぁぁ!朝姉が壊れたぁぁぁぁ!」
朝潮「う、うるさい!アーマードハイエースにハイエースしてもらいますよ!?」
大潮「なにそれ!?」
朝潮「よく出るんです!」
大潮「よく出るんだ!?」
朝潮「ハロウィンが終わってもコスプレしたまま秘書艦業務したい!」
大潮「何急に!?」
朝潮「ご、ごめんなさい。もう我慢しなくていいと思ったら願望出ちゃいました」
大潮「怖い!そんなことを内に秘めてたとか怖い!」
朝潮「普段はどんなに急いでても走ったことがない廊下を全力疾走したい!」
大潮「やめて危ない!」
朝潮「こういう時、司令官は『朝潮もまだまだ子供だな』と言います!」
大潮「細かな設定とか怖い!て言うか司令官、ビックリして失神すると思いますよ!?」
朝潮「うわあああ願望出ますぅぅぅ!!」
大潮「落ち着いて! もうやめて!」
朝潮「鎮守府の窓ガラスを拭いて回りたい!」
朝潮「盗まれた自転車を探し出して持ち主に返したい!」
朝潮「軽トラひっくり返したい!」
大潮「最後のはガチで犯罪だから絶対しないで!?」
朝潮「そういうことだから!よ、よろしくお願いしますね!」
大潮「何をヨロシクするの?」
朝潮「……じゃ、じゃぁ私寝るから!夜に備えてもう寝ますから!」
大潮「このタイミングで引き上げられるとより怖い! ていうかなにをヨロシクすればいいの?」
朝潮「お休みなさい!」ガバッ!
大潮「ええー……絶対今晩何かする気だ……。間違っても渋谷とか行かないでくださいよ?」
大潮「って言うか寝るの早!もう寝息立ててるし……」
大潮「はぁ……。なんであんな服見つけちゃったんだろう……」
大潮「他の姉妹にはなんて言おう……いや、言えないかぁ……荒潮とか焚き付けそうだし……」
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ビス子「トリック・オア・トリートぉぉぉぉ!って、プリンツ、それって……」