『山城』と柱島な日々   作:タマモワンコ

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犬城「ども、犬城です。」

不知火「不知火です。」

犬城「はい、肉話です。」

不知火「肉は出てきませんけどね。」

犬城「まあ、そうなるな。」

不知火「さて…秋イベですね。」

犬城「レイテだから絶対に突破する。…いくら最終海域が夜戦マスだらけであっても!」

不知火「ま、頑張ってください。さて、さっさと本編に行きますか。では、どうぞ。」


第29話 波動砲が主武装

 

3、2、1、Let's go!(絶望★)

 

 

~波動砲講座そのに!~

 

犬城「はいはーい、第二回波動砲講座はっじめっるよー!」

 

霞「なによそのノリは?」

 

犬城「いやー、だってさ?今回の講座を受けている子はみんな波動砲を受け入れてくれた子でしょ?開発に携わった人間としては嬉しいもんだよ。うん。」

 

衣笠「それでー?今回の講座は何をするの?」

 

犬城「今回は…各種波動砲の特徴とかだな。まあ、細かいところだ。」

 

青葉「各種…ということは一つ一つですか?」

 

犬城「ああ。波動砲も武器と同じで場に応じて選ばないと意味がないからな。」

 

曙「なるほどね。じゃあ、さっさと始めましょう?」

 

犬城「まあ、そうだな。では今回は最初の波動砲についての講義ということで全ての始まりの系列、スタンダード波動砲の系列だ。この系列にはスタンダード波動砲、拡散波動砲、メガ、ギガ、ハイパー波動砲、圧縮波動砲、超絶波動砲なんかがあたるな。」

 

潮「細かくするとどのようなものがあるんですか?」

 

犬城「んー、試作型スタンダード波動砲、スタンダード波動砲、スタンダード波動砲Ⅱ、スタンダード波動砲Ⅲ、スタンダード波動砲X、スタンダード波動砲XX、拡散波動砲試作型…」

 

瑞鶴「多い!もういいからさっさと始めて!?」

 

犬城「あいわかった。まず、スタンダード波動砲のシリーズから行こう。最初に紹介するのは『試作型スタンダード波動砲』だ。Leoなんかに装備されたな。」

 

龍驤「試作型?そないなもの紹介してどないするん?実戦では使わへんやろ?」

 

犬城「いや、以外とそうでもないよ。この試作型スタンダード波動砲はチャージ容量も少ないし、威力も少し低い。だが利点として装置がとても小さいことと、外付けができることが上げられる。これのお陰でもともと波動砲を装備できないような機体にも外付けができるんだ。」

 

加賀「ということは…これは現在配備してあるようなF-15EJなどにも装備できる、ということですか?」

 

犬城「ああ。F-15EJとかF-18Fみたいなハードポイントが外にある機体はガンポッドみたいな形式で、F-22のような兵装を内部収納する機体は少し改修して内部に取り付けることもできるな。尤も、F-22の下部にであれば通常のスタンダード波動砲ものせられるだろうけどな。」

 

加賀「なるほど。つまり波動砲搭載の戦闘機はいくらでも増やせるのですね。」

 

犬城「まあ、そのぶん技術の流出のリスクも増えるけどな。あとコストもね。んで二つ目は『スタンダード波動砲』だ。試作型の完成形だな。これはチャージ容量が試作型の二倍で、破壊力も純粋に二倍になっている。そしてなにより試作型の次に小さいな。ただ、戦闘機にのせるとなると大きめのガンポッドレベルになるから戦闘機動がF-15EJとかだと難しくなる。F-22の下部になら取り付けられるが。原作ではR-9Aを始めとした機体が装備している。」

 

山城「それでも横に並べて一斉射撃とかはできるのならまだ運用はできますね。」

 

犬城「さて、この先なんだが…この先は一気に系列が枝分かれする。スタンダード、ハイパー、ギガ、拡散、圧縮だな。ま、ここからはざっくりいくかね。」

 

那珂「え、それでいいの?適当?」

 

犬城「まあ、大抵は新型とそれのアッパーバージョンだからな。さ、ガンガン行くぞ。まずはスタンダード系列。これはスタンダード波動砲の上位版だな。スタンダード波動砲Ⅱ、スタンダード波動砲Ⅲ、スタンダード波動砲X、スタンダード波動砲XXがこれにあたる。」

 

日向「スタンダード波動砲とはどう違うんだ?」

 

犬城「この四つは着弾後に余剰エネルギーが拡散して追尾、再度着弾するんだ。ⅡとⅢは着弾点に収束する。XとXXは周辺の敵を追尾する。ま、似たようなもんよ。」

 

那珂「いやいやいや!?アバウトすぎでしょ!?」

 

犬城「まあいいのよ。んじゃつぎー。次は拡散波動砲の系列だな。ではまず『拡散波動砲試作型』。」

 

磯波「あ、それってΔのR-9A2の装備していた波動砲ですね?」

 

犬城「おお、よく知っているな。その通りだ。」

 

磯波「えへへ…」

 

犬城「磯波の言っていた通り、この波動砲は『R-type Δ』にてR-9A2『DELTA』の装備していた波動砲だ。2ループチャージで、1ループでスタンダード波動砲、2ループで発射後広範囲に拡散する拡散波動砲を撃てる。ただ、威力は控えめだ。」

 

龍驤「控えめ言うてもF-15とかのレベルなら簡単に消し飛ばせるんやろ?」

 

犬城「もちろん。というか金剛型戦艦のレベルでなんとか浮いていられるぐらいだろうな。」

 

龍驤「…想像以上やったわ。」

 

犬城「ははは。んでそのアッパーバージョン…というか完成形が『拡散波動砲』だ。これは『R-typeⅡ』の自機であるR-9C『WAR-HEAD』の装備していた波動砲だ。」

 

磯波「WAR-HEAD、突き抜ける最強ですね。」

 

犬城「ああ。この波動砲は…まあ試作型を完成しただけだな。」

 

磯波「酷い!?」

 

犬城「そもそもR-9Cが『突き抜ける最強』たる所以は(パイロットが生身では耐えられないほどの)(筒に詰めなきゃいけないような)加速や運動性能故だからな。でもまあ、単機での戦闘ならかなりの戦果を挙げられるだろう。」

 

日向「まて、我々は軍隊だ。単機ではなく小隊なんかではどうなんだ?」

 

犬城「んー、誤射さえ気を付ければある程度の戦果は出ると思う。けど、数があるなら拡散波動砲一択ではなく状況に応じて…って感じになるな。ただ、あまりごちゃごちゃした戦場ではFFの可能性があるから使いにくいな。」

 

日向「そうなのか。…うーむ、誘導できる波動砲などがあればいいのだが。」

 

犬城「あるにはあるけど、それはまたおいおい、ね。さて、拡散波動砲系列はこの2つだけだから、次行こう。次はメガ波動砲、ギガ波動砲、ハイパー波動砲の三つだ。」

 

曙「あら?メガとギガはまだしもハイパー?」

 

犬城「ああ。ま、そこも説明していく。まずはメガ波動砲。これは『R-typeⅢ』の自機であるR-9/0の装備していた波動砲の片方だ。この波動砲の目指すところは貫通力。スタンダード波動砲が榴弾ならばこれは徹甲弾といったところだな。」

 

漣「なるほど。」

 

犬城「んで、それを装備していたR-9/0が装備していたもう一つの波動砲がハイパー波動砲だ。この呼称は『R-type final』のもので、『R-typeⅢ』ではハイパードライブシステムと呼ばれていたな。これは試作型スタンダード波動砲レベルの波動砲を連射する波動砲だ。」

 

漣「…ひえっ。」

 

犬城「まあ、その反応だよなぁ。ま、難点として装置がデカイのと凄まじい出力が必要だが。」

 

野分「凄まじい出力、というと?」

 

犬城「まー、全力だと原子炉ひとつぶんぐらいかな?」

 

野分「…えっ?」

 

比叡「原…子炉?あれ?戦闘機の武装ですよね…?」

 

犬城「まあ、そうなるな。んで、その2つの先にあるのがギガ波動砲だ。これはハイパードライブでチャージしたエネルギーをギガ波動砲の仕様でぶっぱなせるようにした代物だ。ハイパードライブは必須な上エネルギーが半端ないのでさらに機械がごたごた。しかも最大チャージの7ループではバイド化の危険も伴うそうだ。なんでかは知らん。」

 

山城「待って。バイドって存在するの?」

 

犬城「…とあるバカが疑似バイドなるものは作ってしまったが、一応この世界においてはまだ存在していない…はずだ。だが、あれが存在するとしたらいつ来てもおかしくはない。奴等は次元を越えられるからな。」

 

霞「さらっと流してるけどバイド化ってヤバイでしょ!?」

 

龍驤「せや、もちろん対策はあるんやろ?」

 

犬城「…撃たないこと、6ループまででリミッターを掛けること。これくらいしか無いな。」

 

龍驤「…バイド化しないようにするっちゅー考えは?」

 

犬城「不可能と東野さんは言っていた。そもそもバイドをこの世に解き放つわけにもいかないから実験もできん。」

 

龍驤「…なるほど。」

 

犬城「…ま、次に行こうか。次は圧縮波動砲の系列だ。これは破壊力よりも精密射撃や狙撃を目的としたものが大半だ。まずは圧縮波動砲。これはその名の通り波動エネルギーをスタンダード波動砲よりも高い圧力で圧縮し、指向性を持たせてぶっぱなすものだ。ちなみに実機でのテストでは最大射程は38万キロだそうだ。」

 

漣「す、スタンドも月までぶっ飛ぶこの衝撃…」

 

潮「事実月まで吹き飛ばされちゃうね。」

 

朧「その前に消滅するでしょ。」

 

曙「まあそうなるわね。」

 

犬城「んで、そのアッパーバージョンが圧縮波動砲Ⅱだ。ただの改良なので割愛。次。圧縮波動砲の単位時間あたりのエネルギー量を減らして照射時間を増やしたものが持続式圧縮波動砲だ。ま、それだけだな。アッパーバージョンにⅡとⅢがある。うまく使えばうんたら。」

 

由良「…適当ですね。」

 

犬城「正直五つとも同じようなもんだし。さて、本日ラストは超絶波動砲だ。これはシューティング世界ではなくタクティクス世界が発祥だな。ヘクトールにのってるあれだな。これはギガ波動砲の系列でもある。あれのエネルギーを射程と正確性に当てたものとでも考えてくれると簡単だ。」

 

龍驤「待ち。つまりバイド化の可能性があるっちゅうことか?」

 

犬城「いや、あくまであれと同じぐらいのエネルギーを使っているってだけで別物だ。バイド化もない。」

 

龍驤「ならええ。」

 

摩耶「にしてもバイドねぇ。ちょっと怖いもの見たさもあるな。」

 

大井「バイドって一体なんなんですかね。」

 

朧「バイドとは…」

 

曙「人類が生み出した悪夢。」

 

漣「覚めることのない悪夢。」

 

潮「…バイドとは…。」

 

磯波「回収されたボイスレコーダーより?」

 

大井「…。」

 

犬城「うーい、んじゃ今日の講座はここまでー。おつかれー。」

 

山城「締まらないわねー。」

 

大井「いつものことよ…うん。」

 

 

~変態になろう~

 

《柱島鎮守府:広場》

 

犬城「ハットゥッイャッ!」

 

香取「鞭の振りが甘いです!そのような鞭では骨の一匹も倒せませんし浮遊もできませんよ!」

 

犬城「ムムムムムムムムムムムムムムホァイ!」

 

香取「ダメです!それではタロスも倒せませんよ!」

 

犬城「シキソシキソシキソシキソシキソクゼェーッ!?」

 

香取「被弾するなどもっての他!敵との距離を見極めて確実に回避しなさい!」

 

 

龍田「…なにあれ?」

 

山城「…ふと、なんとなく提督がヴァンパイアハンターとか楽しそうだなー、とか呟いちゃったのよ。そしたらたまたまいた香取さんがやる気を出して…ああなっちゃったの。」

 

龍田「…提督も災難ねぇ。」

 

山城「全く。」

 

 

犬城「ユーキャンヒッミー…シャノワァァァァ!」

 

香取「魔力の管理はしっかり!即再走に繋がります!」

 

犬城「ドゥエドゥエドゥエドゥエドゥエ…」

 

香取「遅い!もっと早く進みなさい!具体的には『ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ…』ぐらいです!」

 

 

山城「再走…?RTAなのかしら。」

 

龍田「…にしても、気持ち悪い(変態的な)動きね。なんであれがヴァンパイアハンターなのよ。」

 

山城「日本で一番悪魔城を潰したヴァンパイアハンターの動きだとか。」

 

龍田「訳がわからないわ。というかアルバスってヴァンパイアハンターなのかしら…?」

 

山城「…まあ、そうなるな。」

 

龍田「…あなたは興味あるの?あれ。」

 

山城「…少しはあるかな?」

 

香取「ほう!ならば山城さんも鍛練に参加しなさい!ええ、それがいいですね!さあ!早く!」

ガシッ

 

山城「え!?ちょ、待って!?」

 

犬城「ふふふふ…死なばもろとも…おまえも一緒だ…山城もこっちへ引きずり込んでやる…ふふふふふふ…ふふふふふふふふふふ…!」

ガシイ

 

山城「ちょ!?提督まで!?た、龍田!助けて!龍田!?」

 

龍田「うふふ~。楽しんできてね~♪」

 

山城「龍田ぁぁぁぁ!?」

ズルズルズルズル…

 

龍田「頑張って~」

 

山城「呪ってやるカモノハシ…じゃない軽巡洋艦の龍田ぁぁぁぁ!」

 

 

この日を境に互いの名前を呼び合いながら高速で移動する提督と山城が見られるようになったとかなんとか。

 

 

 

…オチはない。

 

 

~捷号決戦!遊撃、レイテ沖海戦!(前編)~

 

大井「始まりましたね…。」

 

犬城「ああ。捷号作戦というと…前世における決戦作戦だったか。」

 

大井「ですね。捷一号作戦から捷四号作戦まであって、今回のは捷一号作戦です。」

 

犬城「捷一号…確か青葉が大破した作戦だったかな。」

 

大井「青葉大破はよくあることだったでしょ。」

 

犬城「まあ、そうなるな。…日本の機動艦隊が全滅した作戦…であってるのかな。」

 

大井「事実上壊滅ですね。今回は…台湾へ航空攻撃を掛ける空母艦隊を水雷戦隊で撃滅、ルソンへ陸戦勢力を輸送して上陸を防ぎ、比島北方の制海権を奪取、最後にパラワンに巣食う敵を叩き潰す!って感じですかね。」

 

犬城「まあ、そうなるな。あ、このだんご美味いな。」

 

大井「ですねー。さすが間宮さんです。…それで?提督はなにかこれに思うところはあるんですか?」

 

犬城「そだねぇ。これでも山城の端くれだから一応奴等を叩き潰したいっていう感情はあるけど…そこまででもないな。せいぜいトマホーク(BGM-109A)をぶっぱなせるだけぶっぱなしたくなる衝動に駆られるぐらいだ。なに?核だ?気にするな。些細なことよ。」

 

大井「些細な…こと…?」

 

犬城「ま、たぶん山城の方がつらいんじゃないか?…なあ、山城?」

 

山城「…。」

ドヨーン

 

犬城「山城?おーい?やましろー?」

 

山城「はっ!?な、なんですか?」

 

犬城「大丈夫か?顔色悪いぞ?」

 

山城「だ、大丈夫です。はい。大丈夫、ですから…。」

 

犬城「うん、大丈夫そうに見えないわ。…山城、お前は休んでおけ。まだ出番は先だろうし、バッドコンディションで挑んで勝てるような相手では無いだろう?」

 

山城「そう、ですね。」

 

犬城「それに、お前もそんな状態だ。扶桑や時雨、満潮なんかはもっときついんじゃないか?」

 

山城「それは…まあたぶん。」

 

犬城「なら、せめて出撃まで皆でのんびりと話しておけ。西村艦隊の旗艦はお前なんだから、ぐったりしていちゃ示しがつかん。もし俺にできることがあれば言ってくれ。」

 

山城「…じゃあ、その…えっと…」

 

大井「…ふふっ。提督、私はちょっと席を外しますね。きっと、二人きりの方が山城もやりやすいでしょうし。」

 

犬城「ん?おう、わかった。」

 

ガチャ パタン

 

 

山城「あの、提督…」

 

犬城「なんだ?」

 

山城「その…抱き締めてもらって、いいですか?」

 

犬城「…いいよ。俺の胸でいいのならいくらでも貸すさ。」

 

山城「ありがとう、ございます。」

 

 

 

 

大井「頑張りなさいよ、山城…。………にしても、この(前編)ってなんなのかしら。謎だわ。」




犬城「はい、お疲れさまでしたー。」

不知火「なんというか…だいたい波動砲じゃないですか。しかもどうでもいいことをたらたらと。」

犬城「あははは…。すまない…。」

不知火「全く。ま、セルフツッコミ行きましょうか。まず最初。香取は何者?」

犬城「ただの練習巡洋艦です。はい。ただちょっと変態な動きができるだけです。」

不知火「ただのとは一体…。まあいいです。次。互いの名前を~のやつって…」

犬城「はい、GoLのジョナサンとシャーロットです。本編のキャラでいくと『提督!』『山城!』『提督!』『山城!』って感じですね。うるさい。」

不知火「まあ、そうですよね。次。BGM-109Aって」

犬城「核トマホークです。まあほら、レイテ周辺を燃やし尽くしてしまえば万事オッケーですし。」

不知火「良くないです。ま、こんくらいですね。」

犬城「んじゃ、終わりにしようか。それではまた自害!」

不知火「自害ではなく次回です。さよならー。」

犬城「…令呪を持って命ず、自害せよ、ランサー。」

不知火「流れるようにランサーを殺さないでください。」

犬城「あーい。」
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