『山城』と柱島な日々   作:タマモワンコ

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犬走山城「どうも、筆者の犬走山城です。この作品は艦隊これくしょんの二次創作です。文才はナッシングなので生暖かい目で見守ってくださると嬉しいです。では、どうぞ!」


本編
はじまりはじまり/第1話


20XX年。世界中の海は、ハワイを中心として発生した深海棲艦によって制圧され、人類は制海権を失った。

 

各国は沿岸部を占領され、内陸部へ撤退、又は他国へ脱出し、亡命政府を作り、国の名だけを残していた。(但しアメリカは除く。あいつらはおかしい。)

 

そんな中日本はというと、ゴジラが来なくなったことをいいことに各地に陸自の駐屯地を増やしゴジラがどこに来てもすぐに大規模の部隊を展開できるようにしたり、海自の港を各地に置いたり、レーダーを増やしたり、メカゴジラをガルーダとともに完全に修理したり、MOGERAをロマンの元量産したりしたあげく、なんか空から降ってきたマグロ食ってるようなやつを吹き飛ばしたり、銀座に開いたゲートから出てきた異世界人を難なく撃退したあげく異世界とのんびりと外交をしていたりと結構自由に過ごしていた。

 

が、やはり海洋国家故、深海棲艦の脅威にはさらされた。だが、日本ではほぼ日常茶飯事の襲撃。メーサーやメカゴジラ、MOGERAそして各地の自衛隊やスーパーX3を動員し迎撃を行った。通常兵器は効果のなかったものの、対G兵器は過剰と言えるほどの効果を発揮したため、陸地や人的な被害はほぼなく、領海までは守ることに成功した。しかし、シーレーンの封鎖は深刻な問題となり、空路による輸送が確立するまでは各地で物資不足が進んだ。

 

深海棲艦の登場から2年。日本、アメリカ、そしてアメリカにて亡命政府を構えていたイギリス、ドイツ、イタリアに、第二次世界大戦時の軍用艦の『記憶』を持つ者が出現した。深海棲艦への対抗策を喉から手が出るほど欲していた各国は、迷わずに『Fleet girls』を実戦へと投入した。しかし日本では、元々対抗策はあり、またその扱いや環境、法整備、『艦娘』を指揮する『提督』の育成、そして艦娘についての研究やその武装の更なる改良の余地の模索などで実戦への投入は遅れ、投入を開始したのは各国から遅れた二年後であった。

 

最初の鎮守府となったのは横須賀。ここには防衛大学校きっての天才が提督として着任した。ここには『初期艦』と呼ばれる五人も着任し、艦娘としての仕事を横須賀鎮守府提督とともに作り上げていった。

 

横須賀鎮守府での一年の試験運用の結果、艦娘の兵装の開発に必要な『工廠』、艦娘の装備の修理に特化した施設『入渠ドック』、艦娘の現地への移動に使う輸送艦及び高練度の部隊の空挺による高速展開に用いる輸送機などが必要と言うこと、また艦娘の疲労抜きや休息のために、ある程度の休暇や娯楽施設が必要なことがわかった。

 

その情報を元に各地にあった海自の港を利用して、海自から独立した艦娘部隊を指揮する『大本営』は鎮守府を作成し、艦娘部隊を各地に正式配備していった。

 

初期の頃には多少国民から反対はあったものの、それも物資の不足がひどくなるにつれて収まっていった。なお自衛隊は、ゴジラへの対応でかなり手一杯なのに、更に変なのの処理まではやってられないから代わってくれるのはうれしい、と初期から賛成していた。当時の防衛大臣が艦娘の電を見て一目惚れしたからだ、という噂はいまだにまことしやかにささやかれてはいるが。

 

そんなこんなで深海棲艦の襲撃から六年目。山口県に属する柱島に、新しい泊地を作った。それが柱島泊地である。

 

そこに、私、犬走山城は提督として着任した。

 

その頃各鎮守府では北方への迎撃作戦『礼号作戦』が行われており、そんな中での着任はかなり大変であった。

 

そんな中で着任し一年半。戦力も充実し、毎日をのんびりと過ごしている。

 

そんな日々を、色々と紹介しようと思う。

 

…台本形式で。

 

 

~戦力~

 

山城「提督、暇です。」

 

犬城「いや、そう言われても困るよ。もうすぐ大規模作戦なんだから我慢してくれ。」

 

山城「大規模作戦にしては育成が適当すぎませんか?うちでまともに戦力になる駆逐艦が少なすぎます。」

 

犬城「うーん、確かに駆逐艦は少ないねぇ。戦力に数えれそうなのは9隻しかいないね。」

 

山城「輸送作戦と札が来たらもう駄目ですよ。」

 

犬城「んー、でも、駆逐っ子育てる気が起きないんだよねぇ。」

 

山城「大潮ちゃんのときみたいに3-2-1ブートキャンプでいいじゃないですか。」

 

犬城「あれ結構ボーキ食うのよ。鉄しかないうちの鎮守府だときついんよ。」

 

山城「でも駆逐不足は問題です。」

 

犬城「なんだよねぇ。というか、そういうことを言い出したら足りないものだらけだしね。重巡は摩耶と衣笠だよりだし、低速戦艦は長門しか動けないんだよねぇ。」

 

山城「なら育てればいいじゃないですか。」

 

犬城「うちの低速戦艦役は山城と日向が担ってるからねぇ。」

 

山城「大和型いるのに。」

 

犬城「航宙戦艦になったら…。」

 

山城「ないですね。」

 

犬城「まあ、そうなるな。」

 

山城「でも空母は充分育ってますね。大鷹はまあ仕方ないとして、少し練度が劣るのはアクィラと葛城ですか。あと…」

 

犬城「赤城だな。空母唯一の40レベル代。」

 

山城「赤城さんって一人目の戦艦の長門さんと同期でしょう?なんでここまで練度が低いのですか?」

 

赤城「そうですよ提督!なぜこの一航戦、赤城を使ってくださらないのですか!」モグモグ

 

犬城「一つ目、出撃すると三分の二は大破して帰ってくるから。二つ目、当たり前のように銀蠅してるから。OK?」

 

赤城「いいえ、納得できません!私が出れば加賀さん並の戦果だって!」

 

犬城「却下。大人しく寝てろ。」

 

赤城「そんなぁぁぁ!」

 

バタン

 

犬城「…平和だな。」

 

山城「そうですか。」

 

 

~主砲~

 

大和「あの、質問なんですけど!」

 

長門「んー?なんだー?」

 

大和「主砲って、どれが一番いいんでしょうか。」

 

伊勢「そりゃあ貴女の46cm三連装砲でしょ?」

 

日向「いや、そうだろうか。」

 

伊勢「え、どういうことよ日向。」

 

日向「確かに46cm砲は火力においては最高の火力だろう。確かに『強い』。だが、弾丸の互換性等を考えると、正直現地では砲を統一してくれたほうが楽だ。わざわざ二種類の大きさの弾丸をもってくなんざ無駄だからな。そうなると、35.6cm砲が『良い』のではないだろうか。」

 

武蔵「ふむ。確かに当時ならそうかもしれんが、今の我々は艦娘だから、別に弾薬の規格なぞないぞ?全員同じだからな。」

 

日向「む、そういえばそうだったな。やはり当時のことを元に考えてしまうな。直さなければ。」

 

長門「しかし、そうなると最高火力の46cm砲でいいんじゃないか?」

 

扶桑「いいえ、違いますよ。」

 

長門「どう言うことだ?」

 

扶桑「確かに当時の我々の中では46cm砲が実戦に出た中ではおそらく一番でしょう。しかし、今の時代には更にでかい砲があるんです。」

 

武蔵「な、我々大和型よりもか!?」

 

扶桑「はい。『日本武尊』という戦艦です。初期及び第一次、第二次改装の時点では51cm三連装砲を積んでいました。初期と第二次改装後は二基、第一次改装後は三基も。」

 

大和「す、すごいですね。どれ程の大きさなのでしょうか。」

 

扶桑「それが大きさは初期の時点では大和さんより一回り小さいんです。」

 

大和「え?」

 

扶桑「ただ、なぜか第一次改装後は40mほど艦が伸びているんですよね。よくわかりません。なにせ秘匿艦でしたから。」

 

長門「そういえばその艦はいまどこに?」

 

扶桑「わかりません。公式では既に戦没しているはずなのですが、海自でも深海棲艦との戦いのときに目撃情報が相次いで出ていたりしています。」

 

長門「そうなのか。だが、その日本武尊の艤装があれば戦局も少しは良くなるかもな!」

 

大和「そうなんですかー。なら、私は提督に51cm三連装砲を積んでもらえるように話してみます!」

 

犬城「んー?呼んだか?」

 

大和「あ!提督!私の艤装の砲、話し合って決まりました!」

 

犬城「ん?あああれか。何になったんだ?」

 

大和「51cm三連装砲三基で!」

 

犬城「却下。そんな一品物の砲なんかうちにはありません。」

 

大和「えー。」

 

犬城「えー、じゃない。火力がほしいなら46cm三連装砲で我慢してくれ。」

 

大和「ぶー。はーい。」

 

 

犬城「51cm三連装砲か。日本武尊の艤装、どこ行ったんだろうなぁ。」

 

 

 

~カラオケ大会~

 

ナッカチャーン

キーヅーイテルワーアナターガーワータシーヲーハートノシセンデーミテールーコートニー

 

犬城「どうしてこうなった。」

 

山城「いつの間にかすごい大規模になってますね。海自の方もいますねこれ。呉から来られてましたものねぇ…。」

 

衣笠「え、なにこれ。なにこれ!」

 

犬城「カラオケ大会、らしい。完全に那珂のライブになってるが。」

 

加賀「…ふむ。彼女しか歌っていないカラオケ大会というのは気に入りませんね。ちょっと次に入れてきます。」

 

犬城「お、おう。」

 

ビスマルク「なによこれ…。」

 

犬城「大規模なカラオケです。」

 

ビスマルク「えぇ…?」

 

衣笠「んー、よし!次に入れてくる!」

 

犬城「…。」

 

山城「提督、歌いたいんですね?」

 

犬城「歌いたいけど…、ここまで人がいるとなぁ。俺みたいな下手な人間には厳しいです。」

 

デデン!

 

犬城「お、加賀さん始まったな。さすがだな。」

 

山城「…、勝手に入れてやろうかしら。」

 

青葉「ていとくぅー。がっさ知りませんかぁー?」

 

犬城「…おまえはなんでもう酔ってるんだ?」

 

青葉「びぃるが、美味しかったんですぅ。」

 

犬城「…そか。」

 

山城「あ、加賀さん終わりましたね。」

 

青葉「ていとくでもいいですぅ。いっしょにのみましょー?」

 

犬城「ほら、探してた衣笠が歌ってるぞ。」

 

青葉「…へ?」

 

キラッ☆

 

犬城「…上手いな。」

 

山城「そうね。加賀さん以上かしら。」

 

青葉「が、がっさってこんなに歌が上手かったのですか!?あとでインタビューしなければ!」

 

犬城「…すげえな。」

 

ビスマルク「…。」

 

犬城「ん?ビスマルクどした?」

 

ビスマルク「ちょっといってくるわ。」

 

犬城「お、おう。いってら。」

 

衣笠『みんな、ありがとー!衣笠で、星間飛行でした!じゃ、次の人に…』

 

ビスマルク『ちょっと待ったぁ!まだ舞台を降りるには早いわ、ガッサ!二人で歌うわよ!』

 

衣笠『え、ちょ、ビスマルク!?』

 

ビスマルク『衣笠とビスマルクで、ライオン、私たちの歌を聞けぇ!』

 

~♪

 

ワーワー

 

犬城「おお、あのコンビすげぇな。まるでランカとシェリルだ。」

 

山城「ほら提督、私たちも行きますよ。」

 

犬城「へ?何処に?」

 

山城「そりゃ、舞台にですよ。ほらほら!」

 

犬城「え、ちょい、まって、まってぇぇぇ!」

ズルズル

 

青葉「一人取り残されてしまいましたぁ。こうなりゃ一人で飲みますかねぇ。」

 

ウワァァァ!イイゾー!

 

衣笠『つ、疲れたわ。』

 

ビスマルク『お疲れさま!という訳で、衣笠とビスマルクでライオンでした!では、次の方、どうぞ!』

 

山城『どもどもー!柱島秘書官No.2の山城です!』

 

犬城『提督の山城ですー!』

 

『『二人会わせて山城です!』』

ケッキョクヤマシロジャネーカ!アッハッハ

 

山城『では早速歌わせてもらいます!W山城で、革命デュアリズム!レッツゴー!』

 

デンセツノアサニ

チカアタコトバ

ワカチアウコエニ

キセキヲテラセ

カクメイヲレッツシャウト!

カクメイヲレッツシャウト!

 

青葉「…結構提督と山城さんも上手いなぁ。今度特集でも組んでみますかね。」

 

この後海自の方々と一緒にJAMプロを歌い続けたそうな。

 

 

~ゴジラ~

 

霞「そういえば、よく海自の人がゴジラゴジラ言ってるけど、ゴジラってなんなの?」

 

犬城「んー、ゴジラはなぁ。ま、一言で言えば怪獣だ。最強クラスのな。」

 

霞「ふーん。強いの?」

 

犬城「ああ。正直日本中の自衛隊が集まっても勝てん。」

 

霞「…へ?深海棲艦を簡単に潰すあの自衛隊が!?」

 

犬城「ああ。そもそも、自衛隊が深海棲艦に対して使っている兵器は元々そのゴジラへの対抗兵器、対G兵器というものだからな。」

 

霞「それどんな化け物なのよ…。」

 

犬城「怪獣だ。一応、今までも迎撃はできているが、いつなにが起こるかわからないからな。最近は自衛隊イコール対G部隊みたいな扱いだからな。彼らも大変だよ。」

 

霞「私たちで何かできないかしら。」

 

犬城「んー、無理だな。艦娘の兵器じゃゴジラにゃ効かないし、チョロチョロされても自衛隊の邪魔だからな。あっても民間人の避難誘導程度だろうな。」

 

霞「自衛隊って、すごかったのね…。」

 

犬城「日本もおかしいがなぁ。」

 

霞「まあ、ねぇ。」

 

オチはない。




山城「なぜか後書きを任された山城よ。いくつか補足を。」

山城「まず、犬城は男よ。そこんところはわかっておいて。」

山城「そして、この世界では艦娘は複数人存在するわ。例えば横鎮の吹雪、呉鎮の吹雪みたいな感じで。ゲームでの複数隻所持については、艤装が複数個あるということになってるわ。ソフトは同じだけどハードが違う、といったところかしら。」

山城「練度は、本人の技量と、艤装との適合率を表した数字よ。これが高いと、反応が良くなったり恐ろしい速度での移動なんかもできるわ。」

山城「入渠は、お風呂よ。」

山城「ま、今回はこのくらいかしらね。ではまた次回ー。」
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