犬城「今回は千代田がいっぱいです。」
犬城「あとこれだけは。」
犬城《やっとR-15らしくなってきたな!》
犬城「ではどうぞー。」
~千代田と まえのひ~
犬城「休暇?俺がか?」
山城「ええ。たまには休むことも大切ですよ?」
大井「執務の方は私たち秘書艦sがやっとくから、来週一週間のんびりしてらっしゃい。」
犬城「いや、一週間も急な休暇は困る。やることない。」
那珂「じゃあカラオケでも行ってくればー?」
千代田「失礼しまーす。提督ー、休暇の申請に来たー。」
犬城「休暇か。いつからだ?」
千代田「来週いっぱい。ちょっと旅行にー。」
犬城「へぇ、いいな。俺も来週まるまる休暇にされてしまったからな。何をするか迷ってるんだわ。」
千代田「え、提督も来週休暇なの?」
犬城「ああ。」
千代田「なにするの?」
犬城「うーん、自室に引きこもって漫画読んだりゲームしたりかな。『よみきりもの』をまとめて読んだり、あとメタルマックス4もやるかねぇ。」
千代田「要するに未定?」
犬城「そういうこった。」
千代田「ふーん。あ!じゃあ一緒に旅行行かない?」
犬城「え、でも旅館とかもう遅いだろ?」
千代田「いやー、元々は千歳お姉と一緒にいくはずだったんだけど、なんかその期間の水曜日に好きな芸人さんの講演があるからって行けないって。だから、ちゃんと二人分あるから問題ないよ!」
犬城「ほう。…よし、ならその旅行にお供させてもらおうかな。」
千代田「やったー!提督と二人で旅行~♪」
犬城「んで、何処に行くんだ?」
千代田「首都圏!」
犬城「何てアバウトな。」
千代田「一週間かけて色々回るの。東京の方はすごいからね!」
犬城「わかった。じゃ、準備しておくよ。来週の月曜朝何時だ?」
千代田「えっと、朝の6時に家の飛行場。そっから9時に出るリムジンバスで福山駅まで行って、11時10分発の新幹線で東京まで行くわ。で、ホテルはなんと帝国ホテル!一週間ここを中心にいろんなところを適当に見ていくよ。」
犬城「よくとれたな。」
千代田「頑張ったからね。」
犬城「そか。」
千代田「ま、そんな感じ。にしても提督と一緒かー。楽しめそう!」
山城「…パルッ」
大井「まあ千代ちゃんだしあれなことは起きないわよ。落ち着きなさい山城。」
那珂「提督が楽しめるならいいじゃん?」
山城「そうね。…そういえば祥鳳さんはどうしたのかしら。」
千代田「え、祥鳳さんならさっき食堂にいたよ?トンカツほおばってた。」
山城「祥鳳さん…。」
犬城「あ、そういえば飛行機はとってあるのか?」
千代田「…あ。」
犬城「用意しておくから、安心しろ。ちょうどいいしな。千代田、飛行機の操縦経験は?」
千代田「一応複葉機も単葉機もターボプロップも操縦出来るよ。流石に正規パイロット並みではないけど。」
犬城「なら大丈夫か。んじゃ、当日はC-130で行くぞ。」
千代田「え?」
犬城「特殊仕様で操縦が2人のみのC-130が家の飛行場にあるから、それで行く。んで、一週間ほど荷物を積み込むために空港に置いておいて、最後は乗って帰る。どうだ、完璧だろ?」
千代田「まあ、うん?うん!」
犬城「よっしゃ。んじゃ、そういうことで。あ、山城。ちょっと散歩に行ってくる。」
山城「はいはい。暗くなる前に帰ってきてくださいね。」
犬城「うーい。」
ガチャパタン
犬城「さて、あれの整備でもしますかねぇ。」
~お風呂~
《鎮守府 お風呂 露天》
犬城「ヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤー♪」
ガラッ
大井「あら。やっぱり居たわね。」
千代田「あ、ほんとだ。提督ー♪」
犬城「大井に千代田…。おまえらな、俺が風呂入ってるのをわかってて入ってくるのはもういいにしても、せめて前ぐらい隠せよ…。」
大井「そんなの今更でしょうに。」
千代田「それにどうせすぐ取るんだから関係ないよ?」
犬城「もういいよ…。」
大井「というか、女性が風呂に入ってきて逃げも狼狽えもしない提督も十分あれよ。少しぐらい変な反応してくれてもいいのに。」
犬城「ここで山城が入ってくるとかだったらビビるが、おまえらとは何度も入ってるしなぁ。」
千代田「でも、あの空襲でお風呂が吹き飛ばなかったらこんな状況なかったわね。そう考えるとよかったかも。」
犬城「いや、 普通は混浴なんざしないだろ…。あの時は仕方なかったけど。」
大井「でも、いま二人の美女とお風呂に入っているのに。なーんもないの?」
犬城「流石になれた。」
千代田「えー。大井っちの素晴らしい体を見慣れるなんて他の人見れないよ?」
大井「見慣れられた…。なんか悲しいわね。」
千代田「あー。提督大井っちなかせたー。」
犬城「えぇー。」
大井「くそう!ならばいっそ体にも覚え込ませてやるー!」
千代田「えっ?」
犬城「ちょ、大井!?」
ギュウ
大井「…///」
千代田「抱き、ついた?」
犬城「なーー!?」
千代田「そして提督が顔真っ赤にしながら対岸へ逃げた!」
犬城「さ、流石にそれは無理!理性が持たんわ!」
大井「え、うそ?」
犬城「流石に直は無理だ。服を挟んでならよくされるが、それは、無理。」
千代田「あらー。」
大井「…なら、まあいいか。」
犬城「はぁ。俺は上がるわ。」
大井「じゃあ私も。」
千代田「わたしもー。」
~千代田と さいしょのほう!~
千代田「ねぇ、提督。これさ。C-130じゃないよね?」
犬城「ああ。AC-130だな。」
千代田「いやいやいやいや。なんでこうなったのよ。」
犬城「色々あったのだよ。気にするな。」
千代田「えぇ…。」
犬城「ほら、荷物積め。行くぞ。」
千代田「はーい。」
バババババババババ
千代田「あ、そうだ提督。旅行の間は私は『星野 千代』だから、千代って呼んでね。」
犬城「偽名か?」
千代田「どちらかと言うと本名かな。艦娘になる前の名前。」
犬城「へえ。艦娘になる前の名前を教えてもらうのははじめてだな。」
千代「あれ、意外。全員のを把握してるのかと思ってた。」
犬城「そもそも俺が知りようが無い情報だからな。」
千代「へぇ。」
犬城「…じゃ、旅行の間は俺のことは初と呼べ。」
千代「はつ?それは偽名?」
犬城「…本名だ。他のやつには言うんじゃないぞ。」
千代「わかった!へー。犬走初が提督の本名なんだー。あれ?じゃあ『山城』ってどっから来たの?」
初「色々あったんだ。ま、旅の途中で話してやるよ。」
千代「やった♪よし!じゃ、レッツゴー!」
《柱島―広島間 上空》
千代「そういえば提督、このAC-130どうしたの?」
初「俺の所有物だ。空自の格納庫の中に隠してある。」
千代「なんで隠すの?」
初「下手に知られると延々と飛ばさせられるのが目に見えてるから。」
千代「あー、そういうこと。」
初「ちなみにAC-130だけじゃなくていろいろな機体が置いてある。」
千代「んー、なんか提督、」
初「初だ。」
千代「初、やけに色々と喋ってくれるね。いつもは教えてくれないのに。」
初「いまは答えても特に問題ないからな。鎮守府だとどこで聞かれるかわからん。」
千代「ああ、そういうことだったんだ。」
初「ああ。ここなら問題はないし、千代を信用しているからな。」
千代「勿論教えないわよ。」
初「ならばよし。」
《広島空港》
千代「広島だー!」
初「千代、うるさい。」
千代「だって初!鎮守府の外だよ!初めてだよ!」
初「そういえば千代は鎮守府から出ることがなかったもんな。出身は何処なんだ?」
千代「福井の山奥。」
初「あ、そうなんだ。にしちゃ関西弁は出ないな。」
千代「頑張って覚えたからね!初は何処の出身はなの?」
初「俺か?俺は福山だ。」
千代「ありゃ、じゃあ地元なんだ。」
初「まあな。ほれ荷物持て。さっさと行くぞ。」
千代「はーい!」
《福山駅》
千代「ふっくやまー!」
初「うるさい。んー、まだ時間はあるな。お弁当でも買いにいくか。」
千代「あれ?食べないの?」
初「そこまでの時間はないからな。多少余裕をもって動きたいし、新幹線で食べればいいしな。」
千代「わかった!じゃ、行こ?」
初「おう。」
初「んで、悩んだあげくカツ丼と。」
千代「うぅ…。やっぱあっちにしとけばよかったかな…?」
初「もう遅い。」
日向「おや、提督に千代田じゃないか。そんな大荷物で何処に行くんだ?」
初「ん、日向じゃん。ちょっと千代と一週間旅行に行ってくる。」
日向「ほう。二人きりでか?」
初「ああ。」
日向「ふーん。ふーん?」
初「なんだそのジト目は」
日向「いいや?やっと射止めたやつがでたのかぁ、と。ま、頑張ってこい。色々な。」
初「ああ。あ、なんか土産いるか?」
日向「ラーメン。」
初「わかった。」
日向「じゃあな。千代田、夜の営みはほどほどにな?」
千代「…へっ!?」
初「じゃなー。」
千代「…あ。」
初「千代どした?」
千代「たぶん、日向さん大きな勘違いをしているかも。」
初「どんな勘違いだ?」
千代「私たちが結婚したんだと。」
初「…oh…。」
千代「…行こっか。」
初「…だな。」
《新幹線》
千代「新幹線ー。」
初「三時間ほどかかるから、のんびりするかね。」
千代「ねーねー、初には特別な人っているのー?」
初「それは、そういうことについての質問でいいのか?」
千代「うん。」
初「んー、特に居ないな。」
千代「そっかー。」
初「ほら、飯食うぞ。カツ丼。」
千代「カッツドゥーン!」
初「ん、結構うまい。」
千代「さすが和幸。」
《東京駅》
初「東京だー。」
千代「先に言われたー!」
初「とりあえずホテルにチェックインするか?」
千代「うん。荷物おかないと辛いね。」
千代「ホテルきれいだった。」
初「そら帝国ホテルやし。さて、今日はどうする?」
千代「まずは皇居の周りを歩こ!その後は神宮球場に行ってカープの試合を見るよ!」
初「りょーかい。」
《流石にリアルで歩いてきたわけではないのでダイジェストなのです》
初「おお、あれが国会議事堂か。やっぱ映像で見るのとは違うなぁ。」
千代「おお!これが噂に聞く最高裁判所!」
千代「結構歩いたね。」
初「お、コンビニ。適当になんか買ってこうか?」
千代「うん!」
…
千代「おお!久しぶりにコンビニに入ったよ。」
初「俺もだ。お、午後ティー。」
千代「おにぎり一個…200円!?たっか!」
初「いくらだからな。 」
千代「やっぱ、食堂のやつは安いんだねぇ。」
初「そりゃな。」
《神宮球場》
キクチ!キクチ!キクチ!キクチ!キクチー!キクチー!イダテンキクーチー!カットバセーキクチ!
千代「おお!やっぱ生は違うねぇ!」
初「だな!」
カキーン!
千代「お?」
初「おお!?」
ワアァァァァァ!
初千代「「入ったー!」」
カープサヨナラガチデス!
《帝国ホテル》
初「いやー、疲れた疲れた。」
千代「あ、お風呂先入っておいてー。」
初「うーい。」
………
初「いい湯だなぁ、いい湯だなぁ♪」
ガラッ
千代「入るわねー。」
初「…へっ!?」
千代「ありゃ、変な反応。この前も大井っちと三人で入ったのに。」
初「いや、提督スイッチ入ってないときはただの男だから。というかまて。この風呂は触れずに入れるほど広くは…」
千代「うん、知ってる。」
初「えー?」
千代「ふふふふ。初、私は貴方とひとつになるためにこの風呂に来たのよ…。」
初「あ、あの千代?落ち着こう?な?」
千代「ふふふふ。もう遅い!脱出不可能よ!諦めなさい!」
初「だー!もう!受けてたとうじゃねぇか!」
ヤー!
ナー!
《何があったかは皆さんの想像にお任せするのです。ただの肌が触れ合うだけの混浴でもよし、ピーでもよしなのです。》
初「…。」
千代「あははは…。ごめん初、頼むから機嫌直してよぅ…。」
初「…はぁ。ま、若気の至りってやつだな。仕掛けた千代も、受けた俺も悪い。取り敢えず、旅行中は言ってからにしてくれ。突然はきつい。」
千代「…へ?」
初「帰ってからは…、うーん。無理だな。たまに二人で旅行にでも行くかね。」
《あ、これはもうピーやっちゃったみたいなのです。救いようがないのです。爆発しろなのです。》
千代「まっ、待って!?じゃあ、私と?」
初「…ああ、そうか。こういうのは俺から言わなきゃな。『星野千代さん。私と付き合ってほしい。』」
千代「…急に、なんで?」」
初「そもそも好きでなきゃ二人きりの旅行も混浴もせんよ。」
千代「…や、やったぁぁぁぁ!」
初「お、おう、そこまでか?」
千代「うん…うん!」
初「そっか。ま、明日もあるんだから、寝ようか。」
千代「一緒のベッドで寝ていい?」
初「んー。ま、いいか。いいぞ。」
千代「わーい!」
ギュウ
初「ははは。ま、ゆっくり、ゆっくりな。」
こうして一日が終わった。
犬城「はい、という訳で第5話、千代田編!まだまだ続く、かも。」
祥鳳「少なくともあと1話は続きますね。そしてヒロインは居ない発言は何処へ。」
犬城「まさかの千代田でした。ただ、このカップルは『初と千代』であって『犬城と千代田』の関係は変わらないと言うややこしさ」
祥鳳「えっと、つまり?」
犬城「二人は付き合って入るけど、基本的に表には出さないから他の人からは普通の関係に見えるってだけ。なので、これ以降ももうないポジションを取るための戦いは続きます。」
祥鳳「えぇ…。」
犬城「あと、筆者とこれの提督はこれ以降完全に別人です。はい。なんで同じ名前にしたんだろうね。」
祥鳳「考えるのが面倒だったからとかでしょう。どうせ。」
犬城「それに合わせて、前書き後書きの艦娘も本編とは別次元の艦娘となります。」
祥鳳「ま、それでいいでしょ。で、初の『なー!』って」
犬城「はい。パワプロの六道聖からですね。」
祥鳳「ま、本編はフィクションですから、難しいことを考えてはいけません。ok?」
犬城「ok!(ズドン)」
祥鳳「グアァ」
犬城「…例えば柱島の飛行場とかな。ま、読んでくださり、ありがとうございました。また次回、お会いしましょう。それではー!」