アーシアがオカルト部に入って数日後・・・
最近、部長の様子がたまになにかを考えているんだが、どうしたんだろうか?
あと、アーシアが兵藤の家にホームステイすることになっていた・・・
アーシアが望んだこととはいえ、大丈夫なのか?
あの性欲の権化と一緒だなんて、妊娠してもおかしくないよな・・・
命を救ったことを盾に迫ったりは・・・しないよな?
それとアーシアが初めての悪魔の仕事にいくことになったんだが・・・
「部長!駄目です!アーシア一人じゃ不安です!アーシアが!アーシアが!変なやつにいかがわしい注文されたら・・・俺は我慢できません・・・」
兵藤(ばか)がわざわざ神器を出して部長を説得し、アーシア一人で行かせないようにしている
「たくっ、お前はどこまで過保護なんだ!」
「んだと!じゃあ、お前は、例えば小猫ちゃんが契約者に迫られても平気だっていうのか!」
「小猫ちゃんだと・・・」
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俺の頭の中では兵藤が小猫ちゃんに迫っていた
「小猫ちゃん!俺の子を産んでください!」
「嫌です・・・。」
「嫌と言っても、これは契約だからねぇー。」
「いや・・・。助けて・・・流先輩。兄さん・・・。兄さーん!!。」
そして・・・
「お願い・・・兄さん・・・。結婚を認めて・・・。こんな人でも赤ちゃんにはお父さんが必要なの・・・。」
「いやぁ、よろしくお願いしますね。お・義・兄・さ・ん。」
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み、み、認められるか!!
「祐斗!!、剣を貸せ!」
「い、いいけど・・・」
祐斗は俺の気迫におされ、魔剣を貸してくれた
そして、俺はその剣を兵藤に振るったが、兵藤は必死で避けている
「避けるな!!」
「避けなきゃ死んじまうだろうが!」
「お前は死ぬべきだ!!」
「なんで俺を殺そうとする!!」
「気づいたんだ!!お前なら命を代価にいやらしいことを要求すると!!」
「俺がそんなこと・・・、いや、小猫ちゃんとなら・・・。」
「やっぱりか!誰が貴様なんぞの嫁にやるか!」
「流先輩・・・嬉しいけど 恥ずかしいです・・・。」
小猫ちゃんが恥ずかしそうに真っ赤になっている
やっぱり可愛いな・・・
小猫ちゃんの為にも・・・
「お前は俺が討つんだ!!今日!ここで!!」
「なぜだ!なぜ俺達が殺しあわなければならない!」
「それはお前が変態で!!ハーレムを望むからよ!!」
「俺達・・・分かりあってた!!」
「お互い苦労していることでね!!」
苦労しているからって、好き勝手やっていい訳じゃない!!
「ハーレム、それは男の夢だ!だからこそ俺は作らなければならない!!」
「愛するものは誰にだって一人だ!!だから、それはお前の欲望だ!!男の夢じゃない!!」
俺の夢は部長と・・・
「ハーレムを作ればたくさんの女性を幸せに出来るんだぞ!!なぜそれがわからない!!」
「お前は所詮自分しか見ていない!!結局は自分の欲望を叶えたいだけだ!!お前は!!」
「常識に囚われたまま戦うのはもうやめるんだ!!そんなことでは一人しか幸せにできない!!なのに男の夢まで殺す気か!!お前は!!」
「でもぉ!でもぉぉぉー!!一人だからこそぉー!!誰かを本当に幸せにできるんだぁー!!」
やはり俺達は戦いあう運命だった・・・
「あんたって人はー!!」
「らんぺいぃぃぃじぃぃぃー!!」
[boost!]
「ひょぉぉぉうどぉぉぉー!!」
兵藤の一撃を頬すれすれの紙一重で避け、
「むぉぉぉらったぁぁぁー!!」
俺が重力魔法で兵藤の動きをとめ、止めを刺そうとした瞬間
「いい加減にしなさい!!」
「「あべしっ!!」」
俺と兵藤は、部長の魔法で吹っ飛ばされた・・・
あぁ・・・時が見えるよ・・・部長・・・
「いい!!いやらしい依頼はその手の専門悪魔が引き受けてくれるから大丈夫だから安心なさい!!」
結局、しばらくアーシアは小猫ちゃんと一緒に行動することになった
だが・・・小猫ちゃんを狙っている変態がいるなら俺は・・・
クイクイ
袖を引っ張られているので下を向くと小猫ちゃんがいた
「流先輩・・・」
「なに?小猫ちゃん?」
「流先輩は・・・私が・・・変態に襲われそうになったら・・・助けに来てくれますか・・・。」
兵藤(へんたい)にだと!?
そんなのは決まっている!!
「いつだって、どんなときだって助けにいくさ。」
そして、兵藤(へんたい)を殺りにいくさ
「そうですか・・・。」
小猫ちゃん達を兵藤(へんたい)から守ると決めた一日だった