side リアス・グレモリー
レーティングゲーム当日、オカルト部の部室を開いたけど・・・
やっばり・・・流は来ないか・・・
まぁ、あれだけのことを言ったものね
カチャ
ドアが開いた
「流!?」
来たのは、私の幼なじみであり、シトリー家の次期当主のソーナだった
流が来ると思うなんて、やっぱり彼が来ることを期待しているのね
私の最初の初めてのレーティングゲームということもあって彼女はこのゲームの中継役にわざわざ志願してくれた
そして、お兄様が今回のレーティングゲームを見ることを教えてくれた
サーゼクス・ルシファー
先の大戦で亡くなった魔王の名を継いだ、最強の魔王[紅髪の魔王]
それが私のお兄様
お兄様も見るのね・・・
妹として恥じないたたかいをしなきゃね・・・
魔法陣からグレイフィアが現れた
「そろそろ時間です。皆様、魔法陣の方へ」
「ちょっと待ってください。」
「どうかなされましたか?ソーナ様」
いったいどうしたというの?ソーナ
「魔力を最大まで回復させているのでそろそろかと。」
それってもしかして・・・
「すいません。遅れました。」
やっぱり・・・流!
「どういうこと?ソーナ?グレモリー家とフェニックス家の問題に、シトリー家の次期当主が関わるなんて。」
「あの方があなたに見あうとは思えないもので・・・。」
ありがとうソーナ
私の為に手助けしてくれて
ただ・・・
「流、なぜここに来たの?私、言ったわよね、来たら眷属から外すと」
流は、前よりは確実に強くなっているように見えるけど、劇的に強くなったようには見えない
このままでは、前言ったように犠牲か露ばらいしかできない
なのに・・・
「外すなら外してください。でも、このレーティングゲームが終わってからです。」
流・・・
私は、笑顔を我慢することができなかった
side out
今回のレーティングゲームでは駒王学園を模した異空間で戦うことになった
また、プロモーションする為には、ライザーの本陣である生徒会の周囲に行かなければならない
いよいよゲームが始まるか・・・
リアス部長を失うかの瀬戸際だ
負けるわけにはいかない
その為にも、会長から教わったことだけでなく、ありとあらゆる事をしなければ、ライザー達には勝てない・・・
俺は通信機を耳につけ、祐斗から借りた魔剣二十本を背負い、自分の役目を果たしに行った
部長とアーシアは本陣で待機
姫島先輩や小猫ちゃん、兵藤は体育館で敵を一網打尽に
そして、敵本陣の周りの敵を削っていくのが、俺と祐斗の役目だ
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あれから一時間が経った
体育館辺りで雷が鳴り、ライザーの[兵士]三名[戦車]一名の戦闘不能のアナウンスが流れたことから、姫島先輩達の作戦は上手く言ったようだ
ただ、作戦後に小猫ちゃんがやられてしまったらしい・・・
姫島先輩がいるから、小猫ちゃんの敵を討ってくれるだろう
ただ・・・約束は守れなかったな・・・
祐斗も[兵士]を三名倒したようだ
そして、俺は今・・・
「待て!!貴様それでも[騎士]か!?逃げるな!!」
逃げている・・・
相手は[カーラマイン]炎を剣に纏わせて戦うスピード重視の[騎士]だ
カーラマインは俺が剣を持っていることから[騎士]だと勘違いしているようだ
「貴様には誇りというものがないのか!?」
「誇り?そんなものより命の方が大事だね!!」
カーラマインは要注意人物の一人
実際に戦ったら、今の俺では時間稼ぎにしかならないだろう・・・
「あんただって、誇りより権力が好きなんだろうが!!」
「貴様ァァァー!!」
勝つためにも俺はあそこに行かなければならない
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ようやくこの場所に着いたか…
あとは、あれに気づくかどうかだが・・・
「なるほど、私を怒らせていたのはこういうことか・・・。だがな!!私は、どれだけ激怒しようとも冷静さは失わない!!」
魔方陣に気づいたか・・・
「死ねぇぇぇー!!」
気づいてしまったか・・・
カーラマインは魔方陣を避けて俺に襲いかかってきた・・・
・・・計画通り
「キャァァァー!?」
今だ!!重力魔法!!
「馬鹿な・・・。ここには魔力は感じなかったぞ・・・。」
「当たり前だ。この落とし穴は、俺の使い魔ナッツに魔法を使わせずに掘らせたものだ。」
俺の作戦はこういうことだ
カーラマインを引き付けている間に、ナッツに落とし穴を掘らせ、その落とし穴に祐斗から借りた魔剣を竹槍代わりに敷き詰めさせた
そして、落とし穴の周りに魔方陣を隠させ、落とし穴がある場所を安全な場所に見えるようにした
最後に、俺がカーラマインを落とし穴に誘導し、重力魔法を使い、魔剣で串刺しにした
「[騎士]が卑怯な真似を・・・」
「卑怯?誉め言葉どうもありがとう。それと、俺は[騎士]じゃない。ただの[兵士]だ」
そう・・・。勝つためならなんでもやる[兵士]だ