数日後、俺達、グレモリー眷属の悪魔達は部室に集合するように言われた
教会の関係者が部長と交渉したいらしい・・・
関係者の一人は、一誠の幼馴染みらしいんだが大丈夫なのか?
教会の関係者なんて、変態神父と祐斗を殺そうとしたやつしか知らないしな・・・
さっきから、アロンダイトが反応しまくっているし、あの変態神父と組んで不意打ちとかされないか心配だ
ドアを開けると、そこには姫島先輩だけがいた
「あら、いらっしゃい。」
少なくとも、罠とかは仕掛けられていないようだ
「心配ですか?」
「当たり前です。天使側が何してくるか分からない以上、少しでも用心しないと・・・」
「ふふふ。あなたはだいぶ変わりましたわね。昔は公務員を目指していた平和主義者だったのに。」
平和主義者か・・・たしかにそうだな
公務員になって、暖かい家族を造って波風たてずに過ごすのが夢だったしな
「今では、上級悪魔であるライザーすら倒すまでになりましたし、かなりきつい修行でも耐えていますしね。平和主義者だったあなたがよく耐えられますわね。」
そうだよなぁ
昔とは考えられないくらい変わってきているな
でも・・・
「リアス部長と結婚するにしても、駆け落ちするにしても、魔王を倒せる力を得ないといけませんし。」
「魔王を倒す?あなたは何を言っているか分かっていますの?」
「サーゼクス様とは、会ったことがないから分かりませんが、もし、ライザーのように、部長の幸せを考えないような人だったら俺は・・・。」
また、別の貴族と結婚させられそうになったら、みんなには悪いけど・・・
「ふふふ。よっぽどリアスが好きなのですね。安心してください。サーゼクス様はリアスを溺愛なさっているお方ですし、あなたがサーゼクス様を倒せるぐらい強くなれば約束通り結婚出来るでしょう。」
ふう、安心した
もし、戦いを挑むことになったらあらゆるものを巻き込んだ大戦争になりかねないしな・・・
「それにしても、不純異性行為の禁止だなんて、可哀想ですわね。」
そうなんだよなぁ
部長と同棲しているなんてかなり嬉しいし、まるで新婚夫婦って感じだけど
あの人、シャワー浴びてると平気で入ってくるし、裸で俺のベッドに入ってくるし・・・
いつ、俺の欲望が暴発するか分からない・・・
「他の人に手を出そうとは思いませんの?例えば私とか。」
そう言うと、俺の腕に胸を押しつけてきた
「俺も男だから、そういうのに興味はあります。でも、俺だって部長が一誠に手を出していたら嫌なのに、俺が他の女性に手を出すわけにはいかないでしょう。」
そんな場面に遭遇したら、二人を殺して、俺も死ぬんじゃないか?
とりあえず、姫島先輩と少し距離をとった
「そうですか。リアスを大切にしていると分かって安心しました。さっきのは冗談ですわ。」
冗談か・・・
そう思いたいけど、話している時に、何回か悲しそうにしていたのは、何故なんだろう・・・
何度思い出そうとしても、姫島朱乃という人物に心当たりはないんだが・・・