夢から覚めると、強烈なプレッシャーを感じとり、窓を開けると、そこには・・・
「ヤッホー。マーイハニー。僕ちんずっと会いたがったんだよ。だ・か・ら・今日こそ君のハートもらっちゃうね。」
変態神父と、十枚もの黒い翼が生えた堕天使がいた
どこかで聞いたことがあるが、たしか翼が多いほど強力な力を持ち、偉いと・・・
つまり、あいつはかなりの実力者ということになるな・・・
その堕天使の名前はコカビエル
堕天使の幹部であり、聖剣エクスカリバー強奪の主犯だった
奴等は傷だらけのイリナを放り投げてきた
木場やゼノヴィアは無事逃げられたらしいが、エクスカリバーは二本とも奴等に奪われてしまったらしい・・・
奴等の目的は堕天使、悪魔、そして、神を巻き込んだ大戦を再び起こすことだそうだ
その為に魔王の妹である部長と会長が通う駒王学園でなにかことを起こす気らしい
俺達は学園に急いで向かい、そこには堕天使達の儀式の余波が学園外に出るのを防ぐ為に結界を張っている会長達と、姫島先輩達と合流した
姫島先輩が部長の兄であるサーゼクス様を呼んだがあと一時間ぐらいかかるそうだ
会長達は堕天使達を一時間外に出さないために結界を張り続けることになり
俺達、部長眷属は堕天使達を倒しに行くことと時間稼ぎをすることになった
校庭では、コカビエルとバルパーが五本のエクスカリバーを一つにしようとしていた
奴等は時間を稼ぐために数体の地獄の番犬ケルベロスを召喚した
ケルベロス自体は俺達と、一誠の他人を強化する[赤龍帝からの贈り物]と、ゼノヴィアが隠し持っていた伝説の聖剣デュランダルで倒すことが出来たのだが・・・
「完成だ。」
エクスカリバーは一本になり
「フリード。エクスカリバーを使え。」
「はいな、ボス。」
変態神父がアーサー王の武器であるエクスカリバーを使うことになってしまった
「リアス・グレモリーの[騎士]、共同戦線が生きているのならば、あのエクスカリバーを共に破壊しようじゃないか。」
「いいのかい?」
「最悪、私はあのエクスカリバーの核になっている[かけら]を回収できれば問題ない。」
ランスロットへの答えを見付けられていない俺より、復讐を果たさせる為に祐斗がエクスカリバーと戦う方がいいだろう
となると、俺の相手は堕天使の幹部のコカビエルか・・・
「色男達と戦うのもいいんだけどね。その前にマイハニーと決着をつけないと。ほら、愛し合う二人の新婚初夜ってやつ!」
「貴様、何を言っている?何のために聖剣を渡したと思っている。」
「黙れよ。おっさん。俺はあいつに負けた借りを返さなくちゃ行けねぇ。誰にも邪魔はさせねぇよ。」
いつも、おちゃらけていたフリードが真面目になるなんて・・・
そんなに俺と決着をつけたいのか?
「お前、あのクソ神父にナニしたんだ?」
何って・・・
「あいつを倒して・・・腕とか切り落としてダルマにしようとしたな・・・」
「お前っていうやつは・・・」
シリアスなときでも変態行動に走るお前には言われたくたいんだけど!!
フリードはおかしな行動してたし、実際大戦を起こそうとしてたし尋問はするべきだった
「クックックッ。いいだろう。一対一で戦うがいい。ただし、三十分で決着を着けろ。グレモリー家の娘よ、一対一で戦うなら、バルパーとフリードがやられるまで私は手を出さないでやろう。」
「コカビエル様!?」
「聖剣エクスカリバーと聖剣アロンダイトの有り得なかった戦いが起こる。再び大戦が起きる余興にはピッタリだ。」
俺がアロンダイトを持っていることを知っているのか?
どうやら俺とフリードが戦うことになるらしい・・・
「祐斗悪いな。エクスカリバーの相手は俺がやることになるらしい。お前はお前の仲間を殺したバルパーを討て。お前達は失敗作じゃないってところを仇に見せてやれ。」
「流・・・。」
「流、あなたこそ大丈夫だの?アロンダイトの力を出せないんでしょ?」
部長が心配そうにこちらを見つめてくる
「心配いらないですよ。俺は、もう簡単には死にませんよ。部長の方こそコカビエルを倒す方法でも考えてください」
そう言うと、フリードと向かいあい、アロンダイトを出した
「おいおい、マイハニー。そんな駄剣ちゃんがアロンダイトかいな?大丈夫でちゅかー?」
たしかに力は出ていない
だが・・・
「そう馬鹿にするなよ。この剣には主と愛した女性を真剣に思い続けた騎士の魂が宿っているんだからな。」
大戦は起こさせない