モブな!?   作:ルル山

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やるべきこと

「おいおい、マイハニー、早いだけな早漏かい?」

 

くそ、あのエクスカリバー相手じゃ避けるのが精一杯だ

 

それぞれ、単体での能力なら対策は取れるんだが、全ての能力が合わさっては対策がとれない・・・

 

 

 

破壊の聖剣と天閃の聖剣でスピードと破壊力の基本的な力が増しているし、擬態の聖剣の能力では紙一重に避けてカウンターを狙うこともできない

 

何より幻覚を生み出す夢幻の聖剣と、持ち主と剣の姿を透明にする透明の聖剣相手では、視覚をあてにすることすらできない

 

今は自分の魔力を薄く円状に放出し止めることで、その円の中にある全ての物や形や動きを感じとることが出来る、いわゆる[円]でどうにかしている

 

以前の俺は30CMが限界だったが、今の俺は4Mは普通に出来るし、無理をすれば300Mは出来るが視覚を封印されては戦いにくい

 

こんなことなら[円]だけで戦えるように修行するべきだった

 

俺が避け続けていると、

 

「かわしてばっかじゃなくて、僕ちんの思いを受け取ってよ」

 

そう言うとフリードは大きくエクスカリバーを振り上げた

 

まさか!?

 

「みんな!!逃げろ!!

 

俺はフリードの攻撃の斜線上に入らない場所に向かった

 

しかし、やつの向きは部長のもとへと向かっていた

 

「エクス[約束された]」

 

あの攻撃は間違いなく、魔力を込めただけの単純にして究極の斬撃

 

「カリバー[勝利の剣]」

 

人ではない星が鍛え上げた究極の聖剣のそのものの名を冠した必殺技

 

[約束された勝利の剣]だ・・・

 

 

 

部長の下に向かうにも、あまりにも距離が離れていたため俺は飛んでいた部長を重力魔法で押し潰しかわさせた

 

「部長大丈夫ですか!?」

 

「ええ。おかげさまで。でも・・・。」

 

「馬鹿な!?デュランダルとは比べ物にすらならない!?」

 

当たらなかった[約束された勝利の剣]の一撃はソーナ会長達の結界を破り、空を割った

 

もし、あの一撃が部長に当たっていたら、間違いなく消滅していただろう・・・

 

「おい、どういうつもりだ。一対一でやりたかったんじゃないのか。」

 

「避けてばっかで僕ちんの思い受け取ってくんないし。仲間がピンチにならないと力がでないっていうなら、仲間の首チョンパしちゃうけど?」

 

なん・・・だと・・・

 

「おい、もう一回言ってみろ。」

 

「うんうん。その目だよ。まさに悪魔って感じたね。色男もよかったけどやっぱりマイハニーだね」

 

俺の殺気に満足したのかそんなことをほざきやがった

 

「なぁひとつ聞きたいことがある。大戦を起こしてどうする気だ?」

 

「決まってんじゃん。もちろん悪魔どもをぶっ殺し。」

 

「民間人はどうなる?」

 

「そんなもんどうでもいいに決まってんじゃん。僕ちんは悪魔さえ殺すことが出来ればどうでもいいのさぁ。それに大切な人なんてもういないし。」

 

俺は決めた・・・

 

あの力を無くすことを・・・

 

「なぁランスロット力を貸してくれ。」

 

(・・・)

 

「俺はあのときどうすれば良かったなんか分からない・・・。でも、今のお前が間違っていることは分かるし、やるべきことは分かる。」

 

(・・・)

 

「主の名が汚れようとしている。お前はそれでいいのか?主の剣が大戦の切っ掛けになろうとしているんだぞ。お前はそれでいいのか。」

 

(・・・だが私は!)

 

「そんなに破壊されたかったら、俺が破壊したエクスカリバーの欠片で破壊してやる。」

 

(・・・お前はそれでいいのか?あの女性を手に入れる為にアロンダイトが必要ではなかったのか?あきらめるのか?)

 

馬鹿言うんじゃねえよ

 

「誰が諦めるかよ!!例えアロンダイトを失おうと魔王より強くなってやる!!今!!俺がやるべきことは全力でみんなを守ることだ!!」

 

だから・・・

 

「力を貸せ!!ランスロット!!」

 

(そうだったな・・・私の役目も全力で主や民を守ることだった・・・。今、私がやるべきは・・・)

 

剣から魔力が溢れてくる

 

魔剣の時とは違い、禍々しい魔力ではなく、神聖な魔力が溢れてくる

 

今・・・アロンダイトは聖剣に戻った

 

「行くぜ。ランスロット」

 

(ああ、相棒。)

 

「それが本当のアロンダイトか。じゃあ全力全開で向かおっかな。」

 

フリードは剣を振り上げ[約束された勝利の剣]の準備に入った

 

俺達も剣を振り上げ準備に入った

 

(分かっているな相棒。)

 

「ああ、言われなくても分かってるよ。あいつは・・・。」

 

「エクス[約束された]・・・」

 

「アロン[無毀なる]・・・」

 

「カリバー[勝利の剣]!!」

 

「ダイト[湖光]!!」

 

同じく神造兵器の名前を冠した黄金と銀色の魔力がぶつかり合う

 

その魔力は周りの物を破壊し、張り直されたはずの結界を再び破壊しよいとしている

 

本来なら所有者の魔力を喰らい増幅させるのは、エクスカリバーの方が上だ

 

しかし

 

銀色の魔力が黄金の魔力をフリードごと喰らった

 

その魔力の跡には、折れたエクスカリバーと手足が無くなっていたフリードがいた

 

「なぜ、僕ちんは負けた?」

 

簡単なことだ・・・

 

それは・・・

 

「エクスカリバーに頼りすぎなんだよ。」

 

そう、前回と同じ武器に頼りすぎていたことだ

 

聖剣や魔剣は強力であればあるほど魔力を消耗する

 

最初にあれだけ能力を使い続け、終いには[約束された勝利の剣]を使ってしまった

 

[約束された勝利の剣]は強力だが、何より魔力の消費が半端ではない

 

だから、二度目では大した威力がでなかった

 

「あーあ、もっとマイハニーと遊びたかったな。」

 

「それだけしかないのか?」

 

「強いていうなら・・・と会いたかったな・・・。」

 

フリードは気になる最後の言葉を残し、この世から去っていった

 

 

 




設定

強い思いや怨念を持ったまま死ぬと持っていた聖剣や魔剣に魂が宿る可能性がある

その場合、とある条件を持った人の体に受け継がれ

条件を満たしていなかった場合そのばに残り続けます

また、宿った魂のテンションによって力が上がったり下がったり

言わば、擬似神器のようになります。

アロンダイト設定

アロンダイトに宿っているランスロットの心境によって聖剣になったり魔剣になったりする

魔剣アロンダイトの特性

狂化

能力を限界以上に強化する代わりに、闘争心を無理矢理引き出され、複雑な思考が出来なくなり言語能力を失う

聖剣アロンダイトとしての特性

対魔力

持ち主への攻撃魔法を軽減する

精霊の加護

武勲を立てうる戦場限定で、危機的状況に追い込まれた時幸運を手繰り寄せられる

共通する特性

魔力放出

持ち主の魔力を喰らうことで魔力を増幅し放つことが出きる

収束

大気中の魔力を収束し、剣、もしくは持ち主に還元する

強化

デメリットが少なく、全ての能力が強化されるが狂化程ではない

魔剣状態では両方とも発動されるので、かなり強化されるが、代わりに持ち主へのダメージは計り知れない・・・

龍殺し

敵が龍、もしくは龍の血を継ぐなど龍属性を持っている敵に対し、敵の龍の能力をある程度まで無効化し、大ダメージを与えることが出来る

龍喰らい

龍の血を浴びることで、剣が強化される

また、一定以上の血を浴びることで、その龍の特性を得られる

全ての能力は、流自身が未熟ゆえ、力を完全に発揮できてはいない

みなさんすいませんでした。

アロンダイト魔改造してしまいました。

本来なら、放出の能力だけ足そうと思っていましたが・・・

原作を見ているうちに原作の一誠ってチート過ぎて、


対抗するならこれぐらいやんないと・・・って感じでつけてしまいました。

本当にすいませんでした。
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