彼女の兄
あれから何日が経ったのだろう
修行やケーキ屋のバイトが終わって、眠ったら空想世界みたいなところで地味な反復練習、ランスロットやランスロットが具現化したコカビエル達と試合をしていた
最近はケーキ屋ではテンパリング、ピエモンテを勉強させられ、来月にはオリジナルケーキをつくることになっていた
なんか跡取りにさせられそうな気がするんだが、気のせいだよな?
いくら、長男がケーキ屋に興味がなく、長女が壊滅的な料理の腕とはいえ、それはないよな?
修行の方は、身体に染み付くぐらい練習させられていた
ただ、朝昼晩と続けているので夢と現実の区別がつかなくなっていた
夢と現実の区別がつかなくなっていたせいで一誠をぶん殴ってしまったのは申し訳ない
そんなある日堕天使の総督アザゼルが一誠に接触した
アザゼルといえば、神器集めに熱心で
何より一誠をレイナーレに殺させたやつだよな
一誠を殺したのはレイナーレの暴走だとしても、赤龍帝の籠手を狙っているのは間違いないだろうな
「しかし、どうしたものかしら…。あちらの動きが分からない以上、こちらも動きづらいわ。相手は堕天使の総督。下手に接することもできないわね。」
まあ、そうでしょうね
大事な会談も近づいていることだし、下手に関わっては大戦が起きる可能性もある
「心配ないよ。リアス。アザゼルはコカビエルのようなことはしないよ。今回のような悪戯はするだろうけどね。」
そこに現れたのは、グレイフィアさんと、部長と同じ紅髪の男性がいた
その顔は映像で見たことがある顔だった
「お兄様!!」
そう、このお方は、部長のお兄様であり、魔王であり、俺が倒さなくてはならない[サーゼクス・ルシファー]様だ・・・
魔王様が言うにはアザゼルは神器マニアだが、戦争が嫌いらしい
それと、サーゼクス様は、会談の場所を駒王学園で行おうとしており下見に来たらしい
それと部長の授業参観に参加するために来たそうだ
授業参観か・・・家の親は忙しいし参加しないだろう・・・
戻ってこられて、同棲がばれても困るしな
何より・・・
うん
この話は置いておこう
・
・
・
「なあ、なんで俺がお前んちにいるんだ?」
「魔王様が望んだからだ。」
魔王様が俺の家に泊まりたいと言い、一誠も呼ばれていた
「そういえば、すまないね。リアスと結婚するのに私に勝つなんて条件を付けてしまって。」
しょうがないでしょうね
「個人的には君とリアスの関係を認めたいんだが、リアスは家を継がなくてはならない。その夫となる人物には実績、あるいは実力が求められるんだ。私達が認めても周りが納得しないだろう。」
「はい、魔王様。」
反乱を防ぐためにも、部長に相応しいと思われるなにかを示さなければならない
「そうか、リュウ君私の事は名前で呼んでくれないかな。なんなら、お義兄さんでもいいのだからね。」
「嬉しいんですけど遠慮しておきます。貴方に勝ってから呼ばせてもらいます。サーゼクス様。」
「君も言うね。そんなにリアスのことが好きかい?」
「ええ。彼女の為なら何でも出来ます。」
「そうか・・・、話は変わるが、イッセー君の赤龍帝の籠手でリアスの胸を強化したらどうなるんだろうね?まぁ、気にしないでくれたまえ。」
はあ・・・
「何だと!!部長の胸を強化するだと!!」
おい・・・馬鹿
「なに、なに馬鹿言ってやがる」
「何が馬鹿だ。部長の胸が更に素晴らしくなるんだぞ!!なんとも思わないのか!?」
はあ・・・
「別にどうでもいい。胸で部長を選んだ訳じゃないし。」
「お前に胸の拘りはないのか!?」
「極端じゃなければ別にいい。無乳とか、明らかに豊胸手術したって感じぐらいにバランスが悪くなければな。」
実際見たことがあるけどかなり、不自然だったぞ
「何だと!!胸は大きければ大きいほどいいに決まっている!!」
「小さいのにだって良さはある!!」
別に小さいのが特に好きだって訳ではないが小さいのにも良さはある
「一誠!!」
「流!!」
「やはり、君達は面白いね。」
サーゼクス様に笑われ、一誠と口論し夜がふけていった
親をあのキャラにしようと思っていますが、分かるか心配・・・