「嫌だ嫌だ嫌だ。殺さないでくださーい。」
俺の前ではリアス部長の[僧侶]であるギャスパーヴラディが俺に怯えている・・・
どうしてこうなった?
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「それにしても、親父さんの剣を異空間に放り込んじゃっていいのか?二刀流にするっていう手もあるんじゃないか?」
「ああ。大体、どっちも馬鹿でかいんだ。二刀流なんかにしたらでっかい隙ができちまう。アロンダイトが使えないときにでも使わせてもらうさ。」
本来、二刀流は、片方が脇差しなど短い刀を持ち、受け流したり防御の役割を担当し、もう片方で攻撃するものだ
どっかのハーレム剣士みたく両方で攻撃したら、軽くて防御のある鎧でも着てない限り、俺がやられる
いっそ、親父の剣の刀身、半分ぐらい折るか?
で、俺達はある教室の前に来た
ギャスパー・ヴラディ
強力な神器を持っていたため、変異の駒で転生したハーフヴァンパイア男の娘だ
俺が一番欲しがっていた[停止世界の邪眼]を持っているが、神器を制御できないため、周りを勝手に止めてしまうことで封印されていた
また、変異の駒とは、駒が複数必要な場合でも一つで転生させる現象を起こす駒である
side ギャスパー
リアス様達が新しい眷属達を引き連れて、僕をこの部屋から出そうとしてきた
嫌だ
僕がこの部屋から出てもみんなに迷惑かけるだけなんだ
新しい兵士が嫌がる僕をつかまえようとしたので、咄嗟に停止世界の邪眼を使ってしまった
「はぁ、また使ってしまった。僕は・・・」
リアス様達から離れようとした瞬間・・・
あれ?体が重くて動かない?
吸血鬼
時を止める
誰かに自分の時を止められる
このシチュエーションどこかで・・・
「俺が君をを止めた。君が後ろを振り向いた時点でな・・・。やれやれだよ・・・。」
これって・・・
まさか・・・?
ジョジョ?
side out
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。僕、逃げようとしただけなんです。それに、血だって輸血用のパックで飲むのが殆どなんです。だから、僕の血を抜き出したり、オラオラしないでくださーい。」
オラオラって・・・
確かに、吸血鬼やセリフや似通っていたけどさ
これは俺が悪いのか?
部長達の時を止めるなど、怪しかったから、後ろを向いた瞬間、重力魔法で動きを止めただけなんだが・・・
ちなみに、この世界にジョジョはあった
流石は永遠の時を生きる妖精と謳われたA先生だ
平行世界でも実在しているとは・・・
そういえば、なんで俺は無事だったんだ?
(私がアロンダイトを出したからだ。)
ランスロット?
(神器かどうかは知らないが、以前、時を止められたことがあった。その感覚を覚えていたのでな。だから、アロンダイトの力で時を止められるのを防いだのだ)
流石は伝説に謳われた英雄といったところか
経験が違うな
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ギャスパーの封印を解くに辺り、俺や一誠達がギャスパーの力をコントロール出来るようにすることになっていたのだが、俺はギャスパーに怯えられてしまっているので、俺は新技を完成することにした
それにしても、あの怯え具合、俺の使い魔ナッツに匹敵するよな
ナッツはライオンぽかったから、リボーンにあやかってナッツってつけたんだが、他の使い魔にも虐められるし
終いには、他の使い魔とは違い、元の世界に還らずに、指輪に化けて俺とずっといるなど、リボーンのナッツと殆ど同じだ
しかし修行か・・・
「アーシア、また帰ってきたら治療頼むよ。」
「はい、分かりました」
アーシアって本当にいい子だよな
「それにしても、こんな時期に修行とは、お前って戦うの好きなのか?」
別に好きじゃない
強くならないと守りたいものも、この世界では守れないし
こんな時期だからこそ、強くならなければならない
お互い殺しあってきた天使、堕天使や悪魔の会談が始まるんだ
和平にせよ、開戦にせよ
戦争が始まってもおかしくない
そのためにも完成させないとな
絶望の槍を・・・