モブな!?   作:ルル山

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覚悟

三大会談の朝、俺達は部室に集まることになっていた

 

今、部室にいるのは、俺、アーシア、ギャスパー、そして、一誠だった

 

「なあ、流。」

 

そして、今、一誠に話しかけられた

 

 

そういえば、最近ギャスパーと一誠の様子が妖しいんだよな・・・

 

ギャスパーの訓練については、アザゼルのヒントにより、上手くいっているらしいのだが・・・

 

おかしい・・・

 

一誠は男に対しては結構、いや、かなりおざなりにしているはずなのだが、ギャスパーについては、すごく親身な気がする・・・

 

実際、ギャスパーが女の子ではなく、男の娘だと知った時の怒りは半端ではなかったのだが・・・

 

 

まさか、気づいたのか?

 

性転換薬があるというのが!!

 

いや、二人が好き合っているというのなら、別に問題はないと思うが・・・

 

まぁ、ギャスパーの力を悪用して、女子の体を触ろうとしているという下種の考えを持っているというのなら、今度こそ俺がこいつをヤろう・・・

 

「堕天使って、どう思う?」

 

「堕天使か・・・、俺の知っている限りだが嫌いだな。」

 

知っているのが数人だけとはいえ、その全員が他の種族をゴミとしか考えていない奴等だ

 

コカビエルは自分達の種族こそが最強であるということを証明する為だけに大戦を起こそうとしたし

 

他の連中も、殺しあってきて恨みを持つ悪魔だけではなく、なんの恨みもない人間でさえ、強力な神器を持っているというだけで、殺し、奪う

 

それに、堕天使のトップであるアザゼルは神器マニアでかなりの神器を集めているということは、

 

他の堕天使も出世や保身の為に人間を殺してきたと考えてもおかしくない

 

実際、一誠の元カノであるレイナーレはアザゼルの為に一誠やアーシアを殺し、神器を奪おうとした

 

「えっと、じゃあ朱乃先輩は?」

 

姫島先輩か・・・

 

「大切な仲間だと思っている。」

 

「それだけか?他にないのか?」

 

大切な仲間だし、恩もある

 

だが・・・

 

「えっと、幼馴染みなんですよね?」

 

「そうなのか?アーシア?」

 

アルバムや様々な思い出を調べても、姫島朱乃という人物は俺の周りにいなかった

 

「本当に分からないんだ。あの人の過去に俺がいても、調べても俺の過去にあの人はいなかった。むしろ、知っているなら教えてくれ。」

 

「それは・・・、俺も詳しいことを教えてもらっていない。でも、あの人がどれだけお前を想っているかは分かっているつもりだ。だから、流、お前は先輩の事を思い出すんだ!」

 

一誠・・・

 

フッ、こいつは本当にいいやつなのか、駄目なやつなのか分からないな

 

そういえば、最近火事とか魔法使いになるとか、他にも、記憶に無いことがあったな

 

それを調べれば姫島先輩の事も思い出すかもな

 

とりあえずは、会談が終わった後でも母さんに電話してみるかな

 

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