side 一誠
俺の周りにあるもの全てを半分にすると宣言したヴァーリを、白龍皇の力を無理やりに取り込む事によって発現させた白龍皇の籠手で、今一歩の所まで追い込むことができたが…
『ヴァーリ、この場でそれは良い選択ではない。無闇に覇龍になればドライグの呪縛が解けるかもしれないのだ。』
「願ったり叶ったりだ。アルビオン。ー『我、目覚めるは、覇の理にー』」
『自重しろ、ヴァーリ!!我が力に本能されるのがお前の本懐か!?』
やつは何か奥の手を隠しているらしく、しかも、それはアルビオンに使うのを躊躇わせる程のものらしい
「うるさい!!」
やつは相棒の言葉を無視し呪文を続け、やがて、光に放ち
そして、その光は俺の目前にまで近づいていった
俺は死ぬのか
ごめん…
アーシア、部長、朱乃さん、小猫ちゃん、ゼノヴィア…、ついでに流、木場、ギャスパー…
俺はもうここまでらしい…
俺の周りはやつの宣言通りに、ヴァーリによって半分にされるだろう
みんな、本当にごめんな…
「だから、俺の想いをお前に託すんだ・・・。頼んだぞ・・・一誠。」
「僕はみんなの仇を討たなくちゃいけない。」
「嫌なんです。みんなの時を奪うのも嫌われるのも。」
目を閉じるとみんなとの記憶が浮かんでくる
これって走馬灯なのかな…
「どんな形でもこうしてイッセーさんと一緒にいられるのが幸せです。」
アーシア(のおっぱい)ごめん…
君の成長を守る事ができなかった
「そうですね。どんな形であれ、好きな人と一緒にいたいのかもしれませんね?」
朱乃さん(のおっぱい)ごめんなさい
でも、部長のおっぱいに力を譲渡する事を否定したことから、やつはおそらく微乳派だから、喜ぶかもしれませんよ
「優しい赤龍帝になってくださいね。」
小猫ちゃん(のおっぱい)、わずかな膨らみすらなくなり、完全な絶壁になるだろう
「契約を一つ取ってみなさい。そうしたら…」
そういえば部長、そんな事言っておきながら、一度も揉ませてもらってないんですけど…
あーあ、部長の究極のおっぱい揉みたかったなぁー…
あれ?
なにか他にしなければならない事があったような
それはなにか思い出そうとする俺にある言葉が浮かんできた
「俺がパワーを溜める。そして、ギャスパーに譲渡して周囲の動きを停める。さらに、木場が流を学園外へ誘き出す。その間、俺は停止した女子を触り放題だ!」
そうだ…
思い出した
俺にはやらなくちゃいけないことがあるんだ!!
何のために、流の目を盗んで、学園中の美女を触るスケジュールを分単位で立てたと思っているんだ!!
触るためだろ!!
「ドライグ…、こっちも覇龍だ!!」
白龍皇のやつがなれるなら、同じく二天龍と称された赤龍帝である俺もなれるはずだ
『今のお前じゃ無理だ。それよりも…相棒、』
それよりも?
逃げろとでも言いたいのか!?
逃げたら、みんなのおっぱいが半分にされちゃうだろうが!!
「うるさい!!みんな(のおっぱい)を守るためにも俺は逃げない!!」
『はぁ…、(なにが相棒をおっぱい馬鹿にさせたんだ?とっとと見切りをつけて次代に賭けるか?)足下を見てみろ。』
足下?
言われた通り足下を見てみると…
「うお!!」
そこにはヴァーリが倒れていた
…何で?
覇龍とやらの力に耐えきれなかったのか?
『さっきの光だ。流に感謝するんだな。』
流に?
『おそらく、さっきの光はやつのアロンダイトだ。龍殺しの力も含んでいたし、お前も助けたことから間違いないだろう。』
「そうか…。」
そういえば、ライザーとのレーティングゲームの時も同じように助けられたっけ…
「なあ、ドライグ…、俺も流のように強くなれるか?」
『そうだな…、強くなることを諦めずに、そして、おっぱいの煩悩を捨てれば…』
「それは無理。」
『だよな…。はぁ…。(そもそも相棒の力の源は煩悩だからな…。そりゃ無理か…。)』
話の途中
「おい、ヴァーリ、しっかりしろ!!俺が分かるか!?」
いつの間にヴァーリの仲間が来ていた
「誰がお前をこんな目に!?」
そして、やつと俺の目が合い
「そうか…、お前か赤龍帝…。」
「いや、」
俺じゃなくて流がやった
と言おうとしたが話を聞かずに
「俺の名前は美猴。孫悟空の子孫だぜい。相方をこんな目にした仇は討ってやるからな。覚悟しろぃ。」
一方的にまくりたてて、ヴァーリを背負ってこの場から去っていった
え?俺、ヴァーリだけじゃなく、空孫悟のモデルになった孫悟空の子孫にもねらわれることになったの?
えーーー!?