薬で治療していますが全然治りません
癌とかではないんですが、腹が痛くて集中できません
そのせいで明日以降の投稿も、かなり不定期になり、感想の返信もしばらく控えさせてもらいます
申し訳ありません
俺には大切なものがあって
それは俺の命と殆ど同じ価値だった
でも、その大切な…を守るためには…を傷つけるか…を諦めるしかなかった
俺は悩んだ…
でも、結局、俺が選んだのは…を傷つけることだった
俺は俺が許せなかった
大切な…を守るためには…を傷つけるしかない力しかないことを…
side 朱乃
りっくん
弱いから私が守ってあげなきゃいけない人
でも、代わりに頭がよくて優しい
そして、ずっと神社で暮らしてきた私にとって初めての友達
それに、未来のお婿さん
きゃっ
でも、最近、りっくんの様子がおかしい
いつも一緒だったのに気づかないうちに起きて滝に打たれていたり、一人で魔法の訓練をしている
それに元気がない
私の告白に戸惑っているのかな…
あ…
気づいちゃった
もうすぐ夏休みが終わっちゃうから会えないと思っているんだ
しょうがないな
りっくんは休みになったらいつでも遊びに来ていいのに
それに、ずっとここで住んでもいいのに
あ、りっくんだ
「ねえ、りっくん?」
「…なに?」
本当に元気がないなあ
「夏休みが終わっても、祝日とかになったら来ていいんだからね。」
「…いや、もう来ないよ。」
え?
今なんて言ったの?
「夏休みも終わるしな。もう、ここには来ない。」
なんで
なんで
なんで
「なんで、ここには来ないって言うの!?母様のようになったら、結婚して神社を継いでくれるって言ったじゃない!?」
「そこまでは言ってないけど…。そうだね、結婚については初めから約束を守る気がなかった。」
嘘だ嘘だ嘘だ
「嘘だ!!」
「嘘じゃない。前にも言ったけど俺にとって一番大切なものは自分の命なんだ。悪いけどその為に君の気持ちを利用させてもらった。」
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
「君のことは…初めから…どうでもよか…」
りっくんの本当のりっくんじゃない言葉を聞きたくなくて私は言葉の途中で離れた
「ご……な。」
彼の最後の言葉を聞かずに
side out
はぁ…
心が三十のおっさんになろうと誰かをふるってのは心が痛むな
ましてや自分が…♪♪♪
考えていた最中に携帯がなり着信名を見ると
姫島朱璃
うわ…でたくねえ…
でも、出なかったら出なかったで直接来そうだしな
転移で…
俺は顔を見て話すよりは電話で話した方が気が楽だと思い出ることにした
「もしもし。欄平寺ですけど。」
「朱璃です。」
はぁ、やっぱり出たくなかったな
「話は全部朱乃から聞いたわ。やっぱり私達の秘密を知って怖くなっちゃった?」
朱璃さん達の秘密か…
俺はあーちゃんに告白された夜に知った
それは…
・
・
・
朱璃さんに呼び出されたけどなんだろう
告白のことでからかうんじゃないよな?
「流です。」
俺は朱璃さんに声をかけて彼女の部屋に入った
「こんばんは。婿殿。」
やっぱりからかうつもりだったか…
「失礼しました。」
俺は部屋から出ようとしたが…
結界に阻まれでることができなかった
なに?からかうためだけに結界張るんですか?
「ごめんなさいね。今のは冗談よ。」
そう言うと、いつも浮かべている笑顔が消え真面目な顔付きとなった
「ねえ、流君。朱乃についてどう思う。」
「そうですね。たまにおかしなことするけどいい娘ですよね。」
「おかしなこと?」
「ええ。どこかで見つけたかは知りませんが鞭を振り回したりとかですね。」
マジでどこで見つけたんだろう?
まさか、清楚な朱璃さんが持っているはずなんてないしな
「…他には?」
「凄い純粋ですよね。」
このぐらいの年だと少しぐらいすれているはずなのにそれがない
まあ、純粋というか世間知らずな感じだけど
「ねえ、流君、朱乃の事は好き?」
はぁ、やっぱり聞くんですね
答えは決まってますよ
「好きじゃなきゃ結婚の約束なんてしませんよ。」
それに俺の好みを聞いて料理を教わったりしている姿を見てキュンとしたのも事実だしな…
「そう。」
その言葉と一緒に朱璃さんはいつもの笑顔となった
「流君に私達の秘密を聞いてほしいの。」
朱璃さん達の秘密…
それは…
朱璃さんの旦那、つまりはあーちゃんのお父さんが堕天使の幹部であることだった
そして、あーちゃんが堕天使と人間のハーフである為に両方に居場所がない事
更に、堕天使の恨みを持つ人間が彼女の存在を知った場合殺される可能性がある事を知った
「その為に、朱乃には旦那がたまに帰ってくる時だけしか神社の外には出たことがないの。」
なるほど…
だから世間知ら…ゴホンゴホン
純粋なのか
あれ?
たまにって事は…
「まさか学校にも行ってないんですか!?」
「ええ。だから、流君が正真正銘初めてのお友達なの。」
それで俺に依存気味なのか…
「お父さんはずっとこっちにいる事はできないんですか?」
「ええ。幹部だし、何より…旦那が堕天使を抜けたら、おそらく天使との戦争が始まり、人間も巻き込まれるわ。」
ナンダッテ?
「堕天使の役目の一つは危険な神器を悪用する人物から抜き取り世界を守るはずたったの。」
神器って確か、人間の一部に宿っている強力な装備品の事だったよな
残念ながら俺には無いみたいだったが…
「でもね、どこを履き違えたかは知らないけど、堕天使の殆どが何も考えずに人間から強力な神器を殺して奪うのが役目だと勘違いしているわ。旦那はその思想を止めようとしている一人なの。だから、抜けてしまったら、人間の味方である天界との戦争が始まるかもしれないわ。」
なに堕天使ってそんな危険なの?
「その為に朱乃には寂しい思いをさせてきたわ。」
まあ、そうだよな
普通なら、父親に会えないなんて子供には辛いことだし、何より友達とかもいないなんてな
俺は父親いないけど、見た目通りの精神年齢じゃないしな
「それと、流君には謝らなければならないことがあるの。」
謝る事?
「朱乃が友達を欲しがっている事を知って、流君を危険に巻き込む事を知っていて弟子入りを了承したの。ごめんなさいね。」
朱璃さんは頭を下げた
え?つまり?俺も誰かに狙われる可能性があるの?
「流君が望むなら今からでも記憶を消して平穏な生活に戻すわ。
確かに記憶を消した方が平穏に生きられそうだけど…
でも
「いいですよ。そんなの。」
「いいの?本当に?」
「ええ。」
だって大切な人との記憶を失いたくないもんな…
しょうがないけど…
はぁ…