俺の名前は多岡長野にある高校に通う高校1年だ高校にもだいぶ慣れてそれなりに高校生活を楽しんでいるのだが、俺は今気になっている事がある、気になっている事と言うのは同じクラスの晴天目と言う女の事、気になっていると言うのは好きとかそういうものじゃ無い、何故彼女が気になるかと言うと彼女は入学当時から何故か怪我が絶えないのである、それもほぼ毎日、何故だろうなどと考えていると前方に晴天目の姿が見える、どうやら松葉杖をついて階段を登ろうとしているらしいが上手くいかず立ち往生している様だ、彼女は気さくな方では無い、なので助けようとする人も居ない、可哀想なので声をかけてやることにした。
「晴天目、大丈夫か?」
なるべく気さくに話かけたが彼女驚いた様だった
「えっと多岡、君、えっと大丈夫です」
名前を覚えていてくれたとは驚いた。
「どう見ても大丈夫そうには見えないね、おぶってやるから乗りな」
「え、でも…」
「いいから、早くしないと授業始まるぞ」
「それじゃあ、お願いします」
半ば無理やり彼女をおぶった、彼女は軽すぎるほど軽かったのでスイスイと階段を登って行った、目的地手前彼女をおぶり直そうとした、その時俺の手が柔らかな物に触れたその瞬間、晴天目が「キャッ!」と声をあげて小さく叫んだその瞬間俺は理解した、俺は晴天目の尻を無意識のうちに触っていたのだ、そして理解したその瞬間俺は「わ、悪い!そんなつもりじゃ」と、咄嗟に手を離した、その時俺は忘れていた彼女が自立不可能な事を、気づいた時にはもう遅かった、彼女は唖然とした表情で階段を転げ落ちて行った。
俺は急いで階段を駆け下りた、彼女は階段下の廊下に倒れていた。
意識は無いものの出血はしていなっかったので保健室に運ぶ事にした。
意識が無いのでおんぶは出来ず恥ずかしいがお姫様抱っこの様になってしまうが授業開始直前ということもあり、人がいないのがせめてもの救いだった。
保健室に彼女を届けると保険医はやれやれ、またかといった具合に処置を始めた、不思議に思い保険医に事情を聞くと、彼女は保健室の常連らしい、なんでもこの保健室にある松葉杖や車椅子は彼女の私物なのだそうだ。
授業に行ってももう間に合わないので保健室でサボる事にした俺は寝ている彼女を観察する事にした、よく見ると彼女は傷だらけだった、その傷は首にもあった。
「なんでこんなに傷が」
思わずそう口にした瞬間彼女の目が開いた、俺は驚きのあまりこんな事を口にしでいた。
「お、おはよう…」
彼女は一瞬キョトンとして「おはようございます?」と返した。
彼女が目覚めた事を保険医に伝えるとすぐに事情聴取が始まった。
彼女を階段から落としたので停学もしくは退学を覚悟したが彼女の口から出たのは予想と全く違う言葉であった。
「松葉杖で階段を登ろうとして足を滑らせたんです」
俺はキョトンとしていたら彼女は続けてこう言った。
「多岡君保健室まで運んでいただいてありがとうございます」
俺はさらにキョトンとしたがその言葉を聞くと保険医は「そうかならお前は帰っていいぞ」と告げた。
俺は真実を話そうとしたがその時俺は得体の知れない恐怖を感じて声が出なっかたまるで刃物を首に当てられている様な恐怖だった、冷や汗をかきながら保健室を出るとその恐怖はすっと消えた。
俺は不思議に思いながらもその場を後にした。
廊下を歩きながら俺はこんな事を考えていた、彼女、晴天目香夜の事をもっと知りたい。