1985年…今から12年前…金木達はこの頃10歳だった…洋平はこの頃学校で違うクラスで、金木のことをあまり知らなかった…だが1985年4月…新しく学年が上がる時に金木はクラス替えで洋平と出会った…この頃は喰種の習慣のある宗教は浸透しておらず、技術的にも低かったため、魔法という概念はなかった…金木はこの頃半人半獣の子に憧れを持っていた…もちろん同じクラスの子でも半人半獣はいたが…馴れ初めがなかった…前作でも言ったように、半人半獣のいじめが多発していた。洋平もそのひとりだ。
洋平「やめろよ!痛い痛い!」どうやらいじめを受けている様子の洋平
いじめっ子「オラオラ!白い毛をまとった怪物め!!!」半人半獣は珍しく、力は強いがメンタルは強いとは限らない…
金木「やめろお前ら!」初めて出会った洋平、初めて見た洋平の顔、憧れの半人半獣が目の前にいる…その条件反射でいじめっ子を止めずにはいられなかった…
洋平「どうして…俺なんかを…」この時洋平は自分を止めてくれるだなんて思ってもいなかった…
いじめっ子「あ?なんだ貴様…こんなヘンなのの味方なんかすんな!」
金木「ヘンなのってなんだよ…まるで差別じゃねえか!俺は君らみたいな差別するいじめっ子が大っ嫌いだ!」
いじめっ子「なんだ逆らう気か?拳で語り合おうじゃねえか…」
金木「いいよ!どんとかかって来い!」
洋平「やめてくれ!暴力なんざ見たくない!」自分以外を巻き込むのが嫌な様子…
いじめっ子「なんだ?暴力を止めるなんざ生意気だぞお前…」
金木「おいお前ら…次こいつをいじめたらただじゃおかねえからな…行こう。君…」
洋平「わかった…」これが洋平と金木の初めての出会いだった…金木は前にいじめられていて止めずにはいられなかったらしい…
〜教室〜
金木「大丈夫か?気にすんなあんな奴ら…」
洋平「こっちは全然大丈夫!気にしてなんかいないから。」そういい無理をする洋平、
金木「なあ…俺さ、半人半獣に憧れてるんだよね…一人でもいいから半人半獣の友達が欲しいんだ!」金木は昔から力の強い半人半獣に憧れていた…そして自分もなりたいと思っていた。
洋平「友達?全然いいけど…なぜ僕みたいな半人半獣に憧れてるの?」憧れることを疑問に思う洋平
金木「僕、小説が好きで、必ず半人半獣がベースとなって小説になるんだよね…それに憧れて半人半獣になりたかったんだ。」と色々説明…
洋平「そういうことか…君なら仲良くやっていけそうだ。よろしく!
金木「うん!」
こうしてまた新たな咲き誇る出会いがあったのでした…その後の話は次回しましょう…その後10年後は…おわかりですね?別れは突然やってきます…そして覚悟してのお別れもあります…出会って仲良くするのは簡単です。だけど現実を受け止められないことだって沢山あります。その後のことで言葉を失うこともあります。それで失うこともあるのです…