喰種の魔術師狩り   作:デミグラようた

5 / 16
咲き誇る出会いと散りゆく別れ『出会い』

1985年…今から12年前…金木達はこの頃10歳だった…洋平はこの頃学校で違うクラスで、金木のことをあまり知らなかった…だが1985年4月…新しく学年が上がる時に金木はクラス替えで洋平と出会った…この頃は喰種の習慣のある宗教は浸透しておらず、技術的にも低かったため、魔法という概念はなかった…金木はこの頃半人半獣の子に憧れを持っていた…もちろん同じクラスの子でも半人半獣はいたが…馴れ初めがなかった…前作でも言ったように、半人半獣のいじめが多発していた。洋平もそのひとりだ。

 

洋平「やめろよ!痛い痛い!」どうやらいじめを受けている様子の洋平

 

いじめっ子「オラオラ!白い毛をまとった怪物め!!!」半人半獣は珍しく、力は強いがメンタルは強いとは限らない…

 

金木「やめろお前ら!」初めて出会った洋平、初めて見た洋平の顔、憧れの半人半獣が目の前にいる…その条件反射でいじめっ子を止めずにはいられなかった…

 

洋平「どうして…俺なんかを…」この時洋平は自分を止めてくれるだなんて思ってもいなかった…

 

いじめっ子「あ?なんだ貴様…こんなヘンなのの味方なんかすんな!」

 

金木「ヘンなのってなんだよ…まるで差別じゃねえか!俺は君らみたいな差別するいじめっ子が大っ嫌いだ!」

 

いじめっ子「なんだ逆らう気か?拳で語り合おうじゃねえか…」

 

金木「いいよ!どんとかかって来い!」

 

洋平「やめてくれ!暴力なんざ見たくない!」自分以外を巻き込むのが嫌な様子…

 

いじめっ子「なんだ?暴力を止めるなんざ生意気だぞお前…」

 

金木「おいお前ら…次こいつをいじめたらただじゃおかねえからな…行こう。君…」

 

洋平「わかった…」これが洋平と金木の初めての出会いだった…金木は前にいじめられていて止めずにはいられなかったらしい…

 

 

〜教室〜

 

金木「大丈夫か?気にすんなあんな奴ら…」

 

洋平「こっちは全然大丈夫!気にしてなんかいないから。」そういい無理をする洋平、

 

金木「なあ…俺さ、半人半獣に憧れてるんだよね…一人でもいいから半人半獣の友達が欲しいんだ!」金木は昔から力の強い半人半獣に憧れていた…そして自分もなりたいと思っていた。

 

洋平「友達?全然いいけど…なぜ僕みたいな半人半獣に憧れてるの?」憧れることを疑問に思う洋平

 

金木「僕、小説が好きで、必ず半人半獣がベースとなって小説になるんだよね…それに憧れて半人半獣になりたかったんだ。」と色々説明…

 

洋平「そういうことか…君なら仲良くやっていけそうだ。よろしく!

 

金木「うん!」

 

こうしてまた新たな咲き誇る出会いがあったのでした…その後の話は次回しましょう…その後10年後は…おわかりですね?別れは突然やってきます…そして覚悟してのお別れもあります…出会って仲良くするのは簡単です。だけど現実を受け止められないことだって沢山あります。その後のことで言葉を失うこともあります。それで失うこともあるのです…

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。