ソードアート・オンライン 終わりなき世界   作:歌舞伎

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ソードアート・オンラインエンドワールドがサービス終了に感化され書き始めました。


世界の始まり

居場所がわからなくなった。

 

家族からの愛情は感じた。

 

でもそれが重く感じてしまう。

 

だからなのか距離を置いてしまった。

 

そして逃げるようにあの世界に逃げたのかもしれない。

 

「リンクスタート」

 

 

 

ゆっくりと目を開けると、そこは現実とは異なる世界

 

「やっときた。」

 

 

VRMMO。

仮想現実を作り出し、意識を飛ばすシステム。

現実の体では無いため多少の無理がきく。ゲームなど多くの利用が検討される。

そして今回発売されたゲームは開発者である茅場晶彦が開発したゲーム、『ソードアート・オンライン』

初のフルダイブゲームでβテストを得て、発売された。約一万人の販売で即日完売となり、手に入れた者は幸福である。かくいう俺も手に入れることができた。

ずっとやりたかった。いや、この世界に来たかったのかもしれない。

 

?「さてとまずはどうするか?」

 

?「お困りですか?」

 

声がする方を見ると、赤い髪の女性がいた。

 

エリス「私はエリスといいます。見たところおこまりのようですが?」

 

?「えーと。実はそうなんだ。VRMMOも初めてだし。」

 

エリス「ならよかったら私がレクチャーしましょうか?」

 

?「いいのか?悪いしな。」

 

エリス「はい。大丈夫ですよ。今までのゲームでも人に教えてましたし、困っている人は放っておけないですから。といっても私もこのゲームは初めてですから、説明書で教える感じですが。」

 

コウ「いや、それでも助かるよ。コウだ、よろしく頼む。」

 

 

二人はフィールドに出ていった。そこでイノシシのようなモンスター、ボアで戦いの流れを掴もうとしていた。

 

コウ「はっ!」

 

エリス「基本的な動きはこんな感じですね。」

 

コウ「普通に攻撃するくらいなら、現実で動くみたいでいけるな。」

 

エリス「見たところ剣の扱いに慣れてますが、リアルでの、恩恵でしょうかね?」

 

コウ「そうかも、ちょっとかじってたし。でもソードスキルってのはよくわからないな。」

 

エリス「貯めて放つらしいですが。おや?」

 

エリスが見つけたのは、二人のプレイヤーだった。見たところ同じ理由で戦闘をしている。

 

エリス「あの黒髪の人うまいですね。あの人に聞いてみましょうか。」

 

コウ「いいのかな?」

 

エリス「聞かないと始まりませんよ。あのー!」

 

?「ん?俺達に用かな?」

 

エリス「はい。実は」

 

?「お嬢さん。このあとご予定は・・・ぐは!」

 

バンダナをつけたプレイヤーがエリスを見て、見たことないスピードで口説こうとしたが黒髪のプレイヤーが腹パンして止めた。

 

キリト「すまない。多分悪い奴じゃないから。俺はキリト、でそっちがクラインだ。」

 

コウ「俺はコウだ。よろしく。」

 

エリス「私はエリスといいます。」

 

コウ「実はソードスキルについて教えて貰おうと思って。」

 

クライン「おぉ、俺と同じだな。」

 

エリス「あなたは見たところβテスターのようですが?」

 

キリト「あ、ああ。」

 

コウ「もしよかったらなんだけど、俺達にも教えてくれないか?」

 

キリト「え・・・わかった。構わない。」

 

エリス「ありがとうございます。いつか必ずお礼しますね。」

 

クライン「よっしゃ!だったら頑張ろうぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間は過ぎていき、あっという間に夕方になった。

 

クライン「いやー、遊んだ遊んだ。」

 

エリス「夢中になっちゃいましたね。でもおかげで戦い方はわかりました。」

 

コウ「ああ、これもキリトのお陰だな。」

 

キリト「俺はただ教えただけだよ。皆センスあるんだよ。特にコウが。」

 

クライン「そうだよな。戦い方がこなれてるし、実はβテスターなんじゃねぇ?」

 

コウ「違うよ、リアルでちょっとかじってたんだ。」

 

エリス「リアルでの動きが反映されるのはVRMMOならではの利点ですね。」

 

キリト「うまくいけば俺なんかあっという間に追い越せるさ。」

 

クライン「お前、そうとうはまってるな。」

 

キリト「ああ。βテストの時は正直寝ても覚めてもこの世界のことでいっぱいだった。テスターの時は第八層までだったが、今度は完全にクリアしてやる。」

 

コウ「そっか。俺も目指してみるかな。」

 

キリト「ならまだ続けるか?」

 

クライン「あ!悪い俺は一回落ちるは、腹減ったし」

 

エリス「私も知り合いと会う約束がありまして。」

 

キリト「そうか。コウは?」

 

コウ「俺はまだ続けようかな。」

 

クライン「それじゃ一回ここでな。あ!そうだ、俺飯食った後に前のネットゲームど知り合った奴等と合流する予定なんだが、よかったらお前らもどうよ?」

 

エリス「いいですね。情報交換にいいですね。」

 

キリト「あ、いや、俺は・・・」

 

コウ「・・・」

 

クライン「・・・まぁ、無理にとは言わねぇよ。何かあったら連絡くれよ。」

 

エリス「そうです。折角知り合った中なんですから。」

 

キリト「すまん。」

 

コウ「恩に着るよ。」

 

クラインとエリスは二人が何か理由があってあまり人とつるまないと察しすぐに打開策を提示し、感謝する二人。

一度別れることとなり歩こうとしたその時。

 

クライン「あれ?」

 

コウ「どうした?」

 

突然クラインが呟き三人はすぐに振り向いた。

 

クライン「いや、ログアウトボタンがなくてよ。」

 

エリス「え!?」

 

キリト「そんなバカな。」

 

三人もすぐにウィンドウを操作し探してみるが、ログアウトボタンがなかった。

 

エリス「本当ですね。バグか何かですかね?」

 

コウ「いや、だったらおかしい。」

 

キリト「コウの言うとおりだ。ログアウトボタンがないなんて運営に関わる大問題だ。普通ならアナウンスをかけて強制ログアウトさせるんだが。」

 

クライン「だったら自分でナーヴギア外せば!」

 

キリト「無理だ。今の俺達は神経を完全に謝絶されてるから、指すら動かせない。」

 

コウ「後は家族が外してくれるか。」

 

クライン「でも俺一人暮らし。」

 

エリス「私もです」

 

コウ「俺は両親は仕事で遅いけど妹が」

 

キリト「俺も妹頼りだな。」

 

クライン「お前らの妹っていくつ!!ぐは!」

 

コウがいきなりクラインを殴り飛ばした。

 

コウ「手をだそうなんて考えない方がいいぞ。容赦できないから。」

 

エリス「人が変わったみたいですね。それに今はそんなこと気にしてる場合じゃないですよクラインさん。」

 

その時鐘の音が全体に響き渡った。

気がつくと全プレイヤーがはじまりの街の中央広場に強制転移してきた。

混乱するもの、イベントと思うもの、いろいろな考えが飛び交うなか、今度は空が赤くなり警告表示がでた。次に巨大なローブの人影が現れた。

 

「プレイヤーの諸君。私は茅場晶彦。ソードアート・オンラインの製作者にしてこの世界を管理できる唯一の存在。諸君らはログアウトボタンがなくなっていることに気がついた者もいることだろう。しかしそれは不具合ではない、繰り返す、それは不具合ではなくソードアート・オンライン本来の仕様である。」

 

コウ「仕様」

 

「しかし十分に気を付けてほしい。この先HPが全損した者はこの世界での死だけではなく、ナーヴギアで脳を焼ききられ、現実の死に繋がることとなる。蘇生の方法はない。」

 

クライン「現実の死?そんなことが。」

 

キリト「できる。ナーヴギアはマイクロ波を放てる質量をもってる。つまりは電子レンジと同じだ。」

 

コウ「可能ってことか」

 

「なお外部から強制的にはずす行為があった場合も同じである。すでに何人かのプレイヤーがそういった行為で死を迎えている。メディアも大きく取り上げられ、そういったことは起こることはないから安心してほしい。諸君がログアウトする方法はただひとつゲームをクリアする事。現在第一層から続き各攻略フロアを攻略しフロアボスを倒していき、第100層にいる最終ボスを倒したらゲームクリアだ。最後に私からプレゼントがある。」

 

そう言われアイテムウィンドウを見てみると『手鏡』というアイテムがあった。出した瞬間プレイヤー達が光出した。光が収まると。

 

クライン「キリト、コウ、エリス。大丈夫か?」

 

キリト「ああ。」

 

コウ「こっちもなんとか・・・え?誰?」

 

目の前にいたのはキリトとクラインではなく、別の顔のプレイヤーだった。

 

クライン「お前達こそ誰だよ?」

 

改めて手鏡を見ると、写っていたのはゲーム用のアバターの顔ではなくリアルの顔だった。

 

クライン「まさかキリトとコウか!?」

 

コウ「エリスは!?」

 

先ほどから黙っているエリスを見ると、赤髪は変わらないが、やはり先ほどのエリスではないプレイヤーがいた。装備でエリスと判断出来るが、俯きながらただ立っていた。

 

コウ「エリス?」

 

キリト「コウ。」

 

コウ「! キリト、でいいんだよな?」

 

キリト「ああ。やっぱりリアルの顔になってるな。」

 

コウ「お互いにな。でも何でこんなことを?」

 

キリト「多分すぐに答えるさ。」

 

「諸君はなぜと思っているだろう。だが私の目的はなし得た。以上でチュートリアルを終了する。諸君の健闘をきたいする。」

 

その言葉を残し姿を消し、周りが元に戻った。

チュートリアルを聞く前にはバラバラだった考えも今は死の恐怖で支配された。混乱続く中キリトは三人を中央広場から移動させた。

 

キリト「いいか、こんなことになったらおそらくこの辺りは狩り尽くされる。だからその前に次の街に移動する。幸い俺は安全な道を知ってる。だから。」

 

クライン「あ、だがよ、俺はこのゲームを前のゲームのギルドの奴等と買ったんだ。あいつらまだ広場にいる。放っておけねぇよ。だからお前らで行ってくれ。」

 

キリト「クライン・・・」

 

クライン「気にするな。お前に教えてもらったことで生き抜いてやるさ。それじゃ、お互い頑張ろうぜ!」

 

クラインは中央広場に戻ろうとしたが、立ち止まり。

 

クライン「キリト、コウ、エリス。エリスは思ったとおり美人だし、コウはムカつくくらいイケメンだがいい奴だし、キリトは結構可愛い顔してるな。お前ら結構好みだぜ。」

 

それはクラインなりの気遣い。負い目を感じさせないように冗談をいった。

 

キリト「お前こそ、その野武士顔の方が何倍も似合ってるぜ!」

 

クラインは笑って去っていった。

 

キリト「それじゃ」

 

エリス「あの! すみません、私はいけません。」

 

コウ「エリス?」

 

エリス「無理です。ただのゲームじゃないんです。死ぬです。私は無理です。」

 

コウ「・・・キリト。行ってくれ。」

 

キリト「コウ・・・」

 

コウ「今のエリスを放っておけない。大丈夫、すぐに追い付くから。」

 

キリト「・・・すまない。何かあったら連絡くれ。」

 

負い目を感じながらキリトは次の街に向かった。

 

 

コウはエリスを宿屋に移動させ落ち着かせた。

 

エリス「すみません。」

 

コウ「気にしないで、エリスは無理しなくていいから。でも、俺は行く。」

 

エリス「怖くないんですか?」

 

コウ「怖い、すごく怖い。でも動かなくちゃ始まらないから。」

 

そういい残しコウは宿屋を後にした。そのままフィールドにでて歩き出した。

 

コウ「死んでたまるか!」

 

 

デスゲームと化した終わりなき世界で何があるのか

 

 




主人公の容姿は閃の軌跡のリィン・シュバルツァー似で
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