生き残った男の子を殺すこと、それが私の生きる糧。   作:おぜうだよー

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ついにこの小説も7話目を迎えました。
ここまで来れたのも皆様のおかげです。
これからも応援、よろしくお願いします。


初めての授業

アデラ視点

 

「さぁ!今からホグワーツの最初の授業が始まるわよ!私についていらっしゃい。」

 

ファーレイ先輩が談話室を出て、階段を登る。

それに続いて、一年生も続いていった。

 

 

 

 

 

最初の授業は変身術だった。

変身術の教室に行くためには様々なところを通らないといけない。

動く階段はもちろん、お辞儀しないと開かないドア、安全というものを教えてやりたい突然一段抜ける階段など、様々なところを通り、ようやく変身術の教室に到着する。

 

「はぁ・・・やっとついたよぉ〜!」

 

ダフネがため息をつく。

談話室を出発して二十分、二十分歩き続け、ようやく変身術の教室に到着した。

 

「おや、スリザリンは寮全員で来たんですね。」

 

マクゴナガル先生は驚いたように言う。

そういえば、ここにグリフィンドール生は一人しかいない。

組み分けの時に一年生だけでなく、二年生の呪文までも唱えていたあの女の子だ。

 

「じゃあ、みんな席に座ってちょうだい。」

 

「ありがとうございました!ファーレイ先輩!」

 

スリザリン生一同でファーレイ先輩に礼を言う。

純血たるもの、礼儀は当然だ。

 

「アデラ!隣に座ろ〜!」

 

「えぇ、いいですよ、ダフネ。」

 

私はダフネとともに、一番前の席に座る。

私が一番前に座った時、一瞬ダフネが引きつった顔をしたが、仕方ないと言う顔で席に着いた。

一番前の何がいけないのかしら?

 

私たちが席に着くとすぐにチャイムがなり、授業が始まった。

現時点で教室にいるのは、スリザリン生一同と組み分けの女の子、あとグリフィンドール生が四名ほどだ。

今、グリフィンドール生はほとんどいない。

 

「まったく・・・初日の授業から遅刻するとは、何事ですか!自寮ながら情けない!」

 

そう怒鳴りながら、遅刻するものには学ぶ資格はないとばかりに、授業を始めていく。

まずは三十分ほど理論を板書する。そして、その理論を頭に入れながら変身術を唱えるものだった。

その間にグリフィンドール生は到着したが、ポッターともう一人の赤毛の少年は板書がやっと終わった時にやって来た。

マクゴナガル先生は呆れながらも減点しなかったが、スネイプ先生と同じで、自寮には甘いのかもしれない。

 

その日の変身術はマッチ棒を針に変えるというものだった。

より、輝き、美しく、鋭い針に変身させたものがいい成績をもらえる。

そう、思いながら私は呪文を唱える。

そうするとすぐにマッチ棒は針に変わった。

 

「アデラ、もう変わったの!?速くない!?」

 

「ヴァンジェーン家たるものこのくらいできて当たり前ですわ。」

 

すぐ変わったのでつまらなくなった私は装飾を施していくことにした。

針の頭に蛇の装飾を施して、眼には小さなルビーを。

そして、針全体に細かな蔦の装飾を施した。

うん、我ながらよく出来た。

 

「おや、ミス・ヴァンジェーン、速いですね。装飾まで施して・・ですが、これでは、実用性がありませんね。」

 

あ、考えてなかった。

割と蛇を大きくしてしまったので、針が布に通らないのだ。

ちゃんと、考えないと・・・・・

 

「ですが、その努力を認めて、スリザリンに15点を差し上げましょう。こんなに早く出来たのはあなたが初めてです。あなたは、まだ出来ていない生徒を手伝いなさい。」

 

「すごいじゃん!アデラ、あなた、初めての授業で得点をもらっちゃった!」

 

「ありがとうございます。マクゴナガル先生・・・ところで、ダフネ、あなたは手伝って欲しくありませんか?」

 

「いいの!?手伝って〜!」

 

私はダフネの手伝いをした。

その日、マッチ棒を針に変えることができたのは、私と、組み分けの女の子(グレンジャーと言うらしい)だけだった。

 

 

 

 

「すごいじゃないか!アデラ。」

 

「えぇ、ありがとうございます。ドラコ。・・・と、ノットはなぜここにいるのですか?」

 

「すまぬ・・・我は邪気眼があるからとドラコに伝えたのだが・・・。」

 

・・・ドラコはノットを好いているようですね。

ドラコのそういう所は嫌いなのですが・・・

次の授業は闇の魔術に対する防衛術でしたっけ。

私はため息をつくと、ダフネの手を引き、歩き出した。

 

 

 

 

 

闇の魔術に対する防衛術の授業が終わった。

あの、クィレル先生は精神科を受診した方がいいくらいに挙動不審で、とてもにんにく臭かった。

すごく、授業はつまらなかったし、割と楽しみにしていただけに残念だ。

ほかは、魔法史の授業だった。

魔法史は一言で言って、退屈だ。

グリフィンドール生はグレンジャー以外ほとんどがいねむりをし、スリザリン生もグリフィンドールほどではないが、眠っていた。・・・私も睡魔と戦った。

 

 

 

 

魔法史が終わった後、私は真っ先に教室を飛び出した。

あそこへ行こう、退屈な(・・・)時はあそこへ!

 

 

 

 

 

私は息を切らしながら、四回の右側の廊下へたどりつく。

この娯楽のないホグワーツで少しくらいスリルがあってもいいじゃない!

私はニヤリと笑うと廊下の一番奥にあった扉を開けた。

 

「グル・・・・」

 

中には、とてつもなく大きな三頭犬が寝ていた。

よく見ると、下に隠し扉がある。

よし、行ってみよう。

 

私は隠し扉を開け、中に飛び込む。

すると、下になにか蔦のような植物があった。

 

「これは・・・悪魔の罠でしょうか?」

 

悪魔の罠。それは石ころや草、小動物、人間までも食べて栄養に変えるという恐ろしい植物だ。弱点は熱と光である。

 

「チッ・・・巻きついて来ましたね。『インセンディオ!炎よ!』」

 

私は魔法で炎を出し、悪魔の罠を燃やす。

悪魔の罠だって植物だ。

炎に強いわけがない。

 

次の部屋を開けると、中には箒と羽の生えた鍵が飛んでいた。

ドアがあるが、鍵がかかっている。

これは、おそらく箒で飛んで、鍵を捕まえてこいという事でしょう。

 

「これは・・・面倒ですね。夕食までに間に合うといいのですが。」

 

そう思いながら箒に乗り、飛び立つ。

あのドアの形状から見て、大きく、古い鍵でしょう。

 

 

 

 

しばらくすると、私は大きくて古く、錆びていたカギを捕まえて、ドアを開いた。

そこには大きなチェスがあった。

これをクリアせよとのことだろうが、私にそんな時間はない。

 

「ごめんなさいね・・・『ボンバーダ・マキシマ!爆破せよ!』

 

私はドアを爆破し、次へと進む。

なんというか、ちょろい。

このまま次のドアも爆破しようと次に進んだ所、炎が行く手を阻んだ。

見ると、来た方にも炎があるではないか。

すると、とある机が目に入る。

 

 

 

 前には危険 後ろは安全

  君が見つけさえすれば 二つが君を救うだろう

  七つのうちの一つだけ君を前進させるだろう

  別の一つで退却の 道が開ける その人に

  二つのは イラクサ酒

  残る三つは殺人者 列にまぎれて隠れてる

  長々居たくないならば どれかを選んでみるがよい

  君が選ぶのに役に立つ 四つのヒントを差し上げよう

  まず第一のヒントだが どんなにずるく隠れても

  イラクサ酒の左には かならず毒入り瓶がある

  第二のヒントは両端の 二つの瓶は種類が違う

  君が前進したいなら 二つのどちらも友ではない

  第三のヒントは見たとおり 七つの瓶は大きさが違う

  小人も巨人もどちらにも 死の毒薬は入ってない

  第四のヒントは双子の薬 ちょっと見た目は違っても

  左端から二番目と 右の端から二番目の 瓶の中身は同じ味

 

 

うーん・・・まず、ここまで来たら前へ進もう。

テーブルには、七つの瓶が置いてある。

イラクサ酒の左には かならず毒入り瓶がある、これだと

 

◯毒イ毒イ毒◯

 

◯◯毒イ毒イ毒

 

毒イ毒イ毒◯◯

 

毒イ毒イ◯◯毒

 

など、様々なパターンがあり、絞りきれない。

 

次は、両端の 二つの瓶は種類が違うだ。

 

これだと、両端は選ばない方がいいという事だろう。

 

毒イ前毒イ毒イ後

 

というパターンとか、これでも、まだ絞りきれない。

 

次に、小人も巨人もどちらにも 死の毒薬は入ってない。

 

これは、

 

◯毒イ毒イ◯毒

 

とかのパターンもある?

 

うーん・・・ますますわからなくなって来たぞ?

 

次は・・・双子の薬 ちょっと見た目は違っても、左端から二番目と 右の端から二番目の 瓶の中身は同じ味か。

 

なるほど!わかってきた気がする。

 

つまり、

 

双子の薬は、二つあるイラクサ酒のこと。

 

◯イ◯◯◯イ◯だ!

 

そしてイラクサ酒の左には毒だから・・・

 

毒イ毒◯毒イ◯

 

かな?

 

うん、そして、小人は右から4番目の丸。つまりこれは毒じゃないから、前か後ろのどっちかの薬だろう。

 

まあ、一番右と右から4番目を両方飲んでしまえばいい。

私は、両方飲むと、次へと続く炎へと進んだ。

 

 

 

 

「これはどういうことでしょう?」

 

そこには無造作に置かれた、綺麗なルビーのような石があった。

 

「綺麗ですね、持って帰ってしまいましょう。」

 

私は石をポケットに入れ、部屋を去った。

 

 

 

 

「あっ!アデラ、どこに行ってたの〜?」

 

「少し用がありまして・・・」

 

「そっか、じゃあ、夕食、食べよう?」

 

私は、ダフネの言葉に頷き、夕食をとった。

 

 

その時、私は知るよしもなかった。

 

この時の私の行動で、様々な人を巻き込む、大騒動となることをーーー。

 

 

 

 




すごくどうでもいいことですが、USJのハリポタ行ってきました。
スネイプとダンブルドアの杖を買ってきました。
アトラクションもとても楽しかったです。
みなさんも、暇があったら行ってみてください!

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