転生者はやる気のないチート野郎   作:名前?何でも良いよ

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file3 出会い

とある都でゴブリンに襲われて魔法うってめんどくさいしお腹すいたからテレポートで町まで逃げてきたが....さて問題が起きました。

 

金がない。この世界の流通の通貨なんて俺が持っているはずもなく町を歩いていると良い匂いが漂ってくる。体がふらふらと吸い寄せられると誰かにぶつかって倒してしまった。

 

「きゃっ....痛たた....」

 

俺が謝ると気にしないでこっちも不注意だったからと笑顔で言ってくれたので起き上がらそうと手をかすと苦笑いになり「ごめんね...今ので足くじいちゃったみたいで」と言ってきた。罪悪感に襲われるなか俺は思い付いた。

 

そうだ治してしまおうと。この行為が後々俺の人生を狂わせることになるなんて今の俺は想像もしてなかった。

 

俺は倒れてしまった女の子のくるぶし辺りに手をかざし詠唱した。

 

「我は求める。大地の加護を受けこの者に癒しを。ヒーリング」

 

「っ!?き、傷が!も、もしかして回復の魔法ですか!?」

 

傷を治し終わると女の子は俺の魔法について聞いてくる。うん、取り合えず落ち着こうか。疲れるから。

 

「落ち着けって、確かにそうだけどそれがどうかしたのか?」

 

「どうかしたじゃないですよ!回復魔法なんて古の魔法!古代魔法じゃないですか!」

 

あーそう言えば古代魔法って使える人いないんだっけ...忘れてた。てか周りにいた人達も声で集まってきてるし逃げるか....。

 

「あーと....それじゃ。テレ「待って!」ポート。...あっ」

 

テレポートで逃げようとしたら腕捕まれて女の子と知らない町に...あれ?俺もしかして犯罪おかしてる?いやおかしてないよな?....ないよね?

 

「今のはテレポートですよね...」

 

「ああ」

 

「無属性の上級魔法である、テレポートを詠唱破棄で発動するなんて...」

 

どうやら上級魔法使っても注目を集めるようだ。これからはなるべく中級魔法以上は使わないようにしよう。

 

「さっきのはたまたまだ。いつもは失敗するよ」

 

「そう...ですか」

 

なんかまだ納得してない顔してるな、これ以上は本当に勘弁してもらいたいんだが。

 

「それよりここは何処ですか?」

 

そもそもテレポートはいきたい場所に行けるお手軽便利魔法ではない、緊急う回避魔法なのだ。そんな魔法でどこにいるか?そんなの分かる筈が無いのだが俺の知識がこの町にある建物で分かってしまう。

 

「ここはクリスティン王国の東町らしいな」

 

「らしいって何ですからしいって....」

 

目を細目ながら聞いてくる。どうやら信頼は無いようだ。ま、当然だが。

 

「俺はこれで」

 

「ま、待ってください!」

 

まだ何か用があるようで呼び止められる。俺暇じゃないんだけどな....ご飯調達して今夜の寝る場所探して、ほらやっぱり多忙じゃん。

 

「俺今忙しくてさ。お金無いから仕事探してるんだよ」

 

「仕事をですか?学歴はお持ちですか?」

 

「え?」

 

「知らないんですか?殆どの就職先では推薦状があるか魔法学校を卒業していないと就職は出来ませんよ?」

 

俺そんな知識知らないんだけど?知識与えたって一般常識の知識が欠落してないか?

魔法に関しての知識ばっかりって何処の戦闘狂だよ....。

 

「あの...私名前をクリスと言います。ギルドの受付をやっているのですが...ギルドに所属するのは唯一学歴や推薦が要らないのですが宜しければギルドで働いてみませんか?」

 

成る程....ギルドに所属してお金を稼ぐのか。

 

「じゃあお願いしようかな」

 

「はい!あ、でもですね...」

 

女の子...見た目が小学生にしか見えなかったので女の子と勝手に言っていたが年はいくつなんだ?働いているってことは成人越えてるのか?

 

俺がそんなことを思っていると女の子は言いずらそうに俺に言ってくる。

 

「ギルドは町や国。または都により多数存在しております。ですが私が担当しているギルドは...その....御世辞にも強くないと言いますか...ランクも最高でCランクしかおりません...ギルドも小さいですし。出世したいのなら大きなギルドに入ることをお勧めします....」

 

つまり大きなギルドに所属してしまうと有名になる確率が上がる上に社畜の用に働かせられる、と?なら答えは一つじゃないか。

 

「あんたの...いやクリスのギルドにいれてくれ。別に俺は有名になりたいわけでもなければ出世したいわけでもないからな」

 

「そうですか!では!...ところで....エリンギルの町は何処でしょうか?」

 

ああ、そう言えば知らない町だったな...。

 

俺は知識の中にある魔法を探る。....あった。どんな場所か分かっていればその場所に移動できる魔法が。町の情報なら知識から探れる。問題なく行けるだろう。だけどこの魔法....最上級魔法なんだよなぁ...。困ったような顔でこっち見てるし..上級魔法であんな騒がれるし古代魔法も見せてるし....あーー...めんどくせぇ。

 

眠らせるか。

 

「スリープ」

 

「!どうし...て...」

 

パタリと俺に向かって倒れてくるクリスを抱き止め魔法を詠唱する。

 

「我が求めるは力にあらず。我が求めるは居場所也。ワープ」

 

さてエリンギルの町の近くの森の中に到着...と。起こしてからがめんどくさそうだな...。

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