艦名:伊58
年齢:
0
五艦会の潜水艦代表。
五艦会の中では今のところ最も桐ケ崎との接触が少なく、その活動内容もよく分かっていない。
「・・・暇だ」
『暇じゃねえよ働け』
「いーやーだー!もう資源の数とか見飽きたわ!相談来いよ相談!」
「司令官さん、そう言わずもうちょっと頑張りましょ?」
「そうですよ提督さん、ほら、もう少しでお昼の時間ですから」
「いうて俺の仕事そんなにないじゃん!艦隊の指揮とかは五艦会がしてくれてるから資料仕事ぐらいしかねえしそれも妖精さんがやるから何もすることがないんだよ!」
『このヒモめ』
「誰がヒモだ!」
『大体だな、ここはこの前までブラック鎮守府だったんだぞ、いくらお前の立場が確立できたからってまだまだ艦娘たちがお前に疑いをかけるのは仕方ないことだろ、むしろ三人もお前を信頼してくれるやつがいることに対し感謝してもいいと思うがな』
「いや感謝はしてるけどよ・・・」
「でも妖精さんの言うとおり提督さんのことをまだ疑ってる子たちはたくさんいると思います・・・こんなに優しい人なのに」
「ていうか古鷹さん、あなたはどうしてここにいるんですか?五艦会の仕事がお忙しいでしょうからここは如月に任せてどうぞ出て行ってください」
「そっちこそ出てったら?駆逐艦の子にこの仕事量はちょっときつすぎると思うんだよね」
「そんなことないですよー?」
「そんなことあると思うけどなー」
「ふふふ」
「あはは」
「胃がいてえ・・・」
『モテモテだな』
「うるせえ!」
着任初日から一週間経った、二日目はとりあえず執務室の掃除をし、三日目からやっと仕事を始めた、それに加え、一つ分かったことがあった、どうやら妖精さんの声を聞ける艦娘はどうやら俺のことを信用していてくれる子たちだけのようだ、実際、如月、古鷹、加賀は妖精さんの声を聞くことができる、ここらへんの仕組みはよくわからんがまあ多分そんな大したことじゃないだろう。
後、古鷹のもう一つの人格、通称裏鷹(俺命名)と話した。
「なあ裏鷹」
「誰だ裏鷹って」
「お前の名前」
「・・・適当すぎないか?」
「そうか?俺はいい名前だと思うんだが、それともネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲略してネオ子のほうが良かったか?」
「裏鷹でいいよ・・・ていうか私を呼び出してどうしたんだよ、何か入れ替わる瞬間古鷹から恨みの感情ぶつけられたんだけど・・・」
「それに関してはちょっとこっちとしてもなんとかしたいんだけどな・・・まあ、要件は単純だ、これからも古鷹をよろしく頼むよ、裏鷹」
「・・・そんだけか?」
「そんだけ」
「なんでわざわざそんなことを言うんだよ・・・ていうか普通こう言うもう一つの人格とかって消したほうがいいんじゃないのか?」
「そもそも多重人格者にあったのが初めてだから分かんねえよ、まあ、別にいいんじゃない?これまでお前は古鷹のことを守ってきてくれたんだ、そんないい子を褒める通りはあれど否定するってことはできないよ」
「・・・そうかよ」
「あ、照れたろ今」
「殺す!」
「お前短気すぎんだろ!?」
裏鷹はあの時はなるべく古鷹の口調を真似してただけで本来の口調はこんな感じだそうだ、ちなみにこいつに関しては艦娘ではないと思うので普通に桐ケ崎と呼ばせてる、何故か古鷹から睨まれた。
『っと、そんなこと話してたらもう昼か、おら、食いに行くぞ食いに』
「へいへい、ていうか今日は食べ過ぎんなよ?なんでお前そんな体小さいのに空母並に食えるんだよ・・・」
『私は要領がいいからな、食いすぎてもその栄養を溜め込んでおいて残ったカスはすぐに消化しちまうから別に太ったりもしない』
((羨ましい・・・!))
『はっはっは女子からの嫉妬の目線が心地いいわ!』
「だ、だけど胸なら如月が勝ってるし・・・」
「なんで妖精と胸で張り合ってるんだよ・・・」
悩み事といえば、艦娘についてもそうだがこいつらについてもだよなあ・・・ぶっちゃけ俺は結婚するにしてもどうせ合法だと思うので如月はまだわからんが将来有望そうな美人さんになりそうだし古鷹はそもそも合法じゃないし・・・はぁ、こんなことで悩むぐらいならハーレム主人公みたいな鈍感みたいになりたかった・・・
「提督、食堂に着きましたよ?」
「っと、すまんな」
「司令官さん、考え事するのはいいですけどほどほどにしてくださいね?・・・」
「オヤジから人間考えることをやめた時が死だ!だから常に何か考えてろ!もし無心になったとき俺がお前を殺す!とか無茶苦茶言われてな、それ以来どうでもいいことでも考えるのが癖になってんだよ・・・」
「いくら教育に厳しくてもそこまでは・・・」
「実際小学生の頃なんかは毎日のように二階の窓から、受身を取れるようになれば三階から、四階、五階と投げ飛ばされ続けてるからな、七階ぐらいまでならちゃんとした体勢ならば無傷で降りることができるぞ」
「なんとなく提督さんの身体能力の高さがわかったような気がしました・・・」
「うちのオヤジスパルタ通り越してもはや虐待だったからな・・・よく訴えられなかったもんだ、まあオヤジの話なんかどうでもいいしさっさと飯食っちまおうぜ」
そう言って俺は食堂の扉を開ける、食堂の中には艦娘が百人近くいる、遠征に行っているやつはともかくとしても、出撃してるやつも十二時から昼、十三時までは自由時間と割と自由な時間割になっていると思う(他の鎮守府がどうかとかは知らねえけど)
そして、俺が入ってくると同時に賑やかだった食堂は一気に静まり返る、まあ提督生活二日目などはそのプレッシャーに死にたくなったけど今はもう慣れた、これもオヤジに冬に湖に毎日のように突っ込まれ夏は公園で縄跳びの前飛び連続千回するまで帰ってくるなとか毎日言われてたせいだろう、まあ感謝はしないけど、むしろ死ね、あ、もう死んでるんだった。そんな空気の中、俺は間宮さんの方に近づく、食堂は間宮さんがいる受付(?)に行き間宮さんに注文し作ってもらったら呼ばれるという、フードコートを想像してくれればわかりやすいかも知れない、勿論それだけでは間宮さんの負担がやばいので伊良湖や日替わりで三人の艦娘が交代で料理を作っている。
「間宮さーん、激辛海軍カレーの七味唐辛子とソース増し増しお願いしまーす」
「提督さん、いつも思ってるんですけどそれ舌がおかしくならないんですか?」
「?」
(あっ、もうダメなんだな・・・)
「なんか知らないけど多分間宮さんの中で諦められたような気がする」
ちなみに間宮さんとの仲は割とよかったりする、というのも何を隠そう俺の趣味の一つに料理があるため間宮さんとの話題は割とある、勿論最初のうちは警戒されていたがカレーの作り方などのアドバイスしているうちにいつの間にか仲良くなっていた。
「わ、私も司令官さんと同じものを・・・!」
「わ、私も!」
「はいはい無理しないで普通のカレー食べましょうね~」
「むー・・・ていうか司令官さん毎日三食カレーでよく飽きませんね・・・私なら一日目でもう飽きそうなんですけど・・・」
「朝は間宮さんのピリ辛カレーで眠気を覚まし昼は激辛で気合を入れ直す、そして夜はこの鎮守府最高の辛さを誇る消し炭カレーで明日への気合を注入して寝るのさ、間宮さんのカレーは美味しいからな、毎日食べても飽きねえよ」
「多分提督さんがカレー好きすぎるだけだと思いますよ?・・・」
「そうかな・・・普通だと思うけど」
「たまに夜食として激辛カレー頼んでくる癖によく言えますね・・・」
「まあ夜食と言ってるけど間宮さんのカレー食いたいだけだから、あ、勿論迷惑なら注文頻度減らすけど」
「減らすだけなんだ・・・」
「だって美味しいもん」
「そんなに褒めないでくださいよ、はい、提督さん、こっちは如月ちゃんと古鷹さんの分ね」
「わー・・・今日の海軍カレーの旗は唐揚げなんですね!」
「もうそろそろ駆逐艦用の子のために作った旗のネタが切れてきてるのよね・・・」
「あの・・・何で駆逐艦専用の旗が私のカレーにもついているんでしょうか・・・」
「あ、ま、間違えちゃった!、ごめんね古鷹さん!」
「いえ、大丈夫です、よく子供っぽいと言われるので・・・」
ちなみにドジっ娘属性も持ってる間宮さんは割と一般人時代の頃は割と男性からの受けは良さそうである。しょんぼりしてる古鷹と如月を連れて座れる場所を探す、と言っても座れる場所は限られてるんだがな・・・
「おっす、加賀、長門」
「こんにちはおに・・・提督」
「また貴様は駆逐艦を二人も連れて・・・どう・・・桐ケ崎」
「あの・・・私古鷹です・・・」
「あ、そ、そうだった、すまんな古鷹どうにも最近陸奥の機嫌が悪く駆逐艦との接触が少なくちょっと駆逐艦っぽい子は駆逐艦に見えてしまうのだ・・・」
「重症だな、長門、ていうかお前もいい加減提督って呼べよ」
「断る」
「お前なあ・・・まあいいんだけどさ、よっこいせと」
「年寄りくさいですよ、おに・・・提督」
「お前もお前でお兄様か提督どっちかにしよろ・・・それだと鬼提督って言われてるみたいでなんか嫌なんだよ・・・」
「実際食ってるものは鬼みたいなものだろう、相変わらず食ってるものから瘴気が漂っているな・・・頼むから近づくなよ、私はカレーは甘口しかくえんのだ」
「それはそれでどうかと思うけど・・・」
加賀、長門が三席開けて座り、そこの真ん中に俺、加賀の隣に如月、長門の隣には古鷹というのが俺の食堂の定位置だ、というのも、駆逐艦たちにできるだけ近づきたいのだが吹雪がいて怖いしそもそも俺に怯える子がいて近づけない、他の艦娘も駆逐艦の子達ほどでもないがやはり恐怖感があるのか結果的にこうして挟まれないと他の艦娘が安心して飯を食えないのだ。
「うまいんだけどなあ、これ・・・あむ、んー美味しい!
「なあんでそんなに美味しそうに食えるのか・・・」
「だってうまいもん」
「あ、そういえばもうそろそろ食事当番は如月の番なんです!だから楽しみにしててくださいね!」
「お、それは楽しみだな」
「私の食事当番はちょうど提督さんが来た日だったからなあ・・・後一日ずれていれば・・・!」
「・・・」
「あの、加賀さん、せめて何か文句言ってもらったほうが俺としても楽なんですけど・・・」
「・・・羨ましい」
妖精さんの声が聞こえる基準俺に依存してるかどうかとかではないよね?ちなみに加賀は超高層ビルカレー、長門は駆逐艦カレーを食っている、何故こんなにカレーが充実しているのかというと、海軍ということもあるのかもしれないが間宮さんの得意料理がカレーなのでうちの半分のメニューはカレーである。そして俺たちは適当に話しながら食事を終え、食器を片付け午後からは加賀と長門に執務を付き合ってもらい、夕食を食いそのあとは俺と妖精さんだけで執務を行なっている。少しぐらいは一人になる時間も欲しいのよね、妖精さんがいるけどいていないようなもんだから、ちなみに妖精さんは昼は超高層ビルカレー、夜は地球カレー食ってました、大きさは多分想像してるもので大体合ってると思う。
「んー・・・もうそろそろ寝るかー」
『ん、そうか、私はもうちょっと仕事があるから寝てていいぞ』
「そう言われると寝づらくなるんだけど・・・」
『私のことは放っておいていいぞ?提督の仕事も放棄して妖精である私に仕事を押し付けそのまま罪悪感も覚えずにぐっすり熟睡していいんだぞ?』
「てめえ寝かす気ねえだろ・・・はぁ、分かったよ、もうちょっと頑張るよ・・・」
もうちょっと仕事しようと机と向き合った瞬間、執務室の扉が叩かれる。
「どうぞー?」
「失礼します、提督さん」
そこには、間宮さんが立っていた。
「間宮さん?どうしたのこんな時間に、カレー頼んでないと思うんだけど・・・頼んでないよね?」
「あ、カレーのことじゃないんですけど・・・いや、カレーのことなんですけども・・・」
「?、まあいいや、とりあえず座りな、菓子はねえけどお茶はあるからさ」
「あ、ありがとうございます提督さん」
間宮さんをソファに案内し、執務室に備え付けてある冷蔵庫からお茶のペットボトルを取り出し、食器棚からコップを取り出しお茶を注ぎ、俺も向かいのソファに座る。
「で、なんのよう?」
「えっと、提督さん」
「はいな」
「相談・・・してもいいですか?」
それが、俺が提督になってから、初めての
本名:
艦名:間宮
年齢:
0
鎮守府の料理担当、一応大体の料理は作れるが得意料理はカレー、美味しかったです。